自衛隊情報
2009.6. 9 榊枝閣下の動画(改訂版)
2009.2.21 田母神問題が87分でスッキリわかるヒミツの方法
2009.2. 3 ソマリア沖派遣部隊にしっかりとした武器使用権限を与えよ
2008.11.14 田母神さんをもっと知りたい方へ
2008.11. 9 軍事情報 (田母神氏論文処分に対する意見)
2008.11. 8 田母神退役空将更迭事件に関する佐藤退役空将の見識
2008.11. 7 軍事情報 (空幕長・田母神空将クビに関連する投稿(4))
2008.11. 5 軍事情報 (田母神さんの件に関連する投稿(3))
2008.11. 4 軍事情報 (辞表提出を拒否した田母神氏)
2008.11. 2 空幕長・田母神空将クビに関連する投稿(2)
2008.11. 1 軍事情報 (空幕長・田母神空将クビに関連する投稿)
2008.11. 1 Re:軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)
2008.11. 1 軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)
2008.6.29 「さざなみ」派遣に関する重要情報
2008.6.24 「さざなみ」シナへ
2008.6.18 日本の常識は世界の非常識だった(荒木肇)
2008.6.17 Re:深夜タクシー問題と自衛官(イーグルに~さん)
2008.6.16 大変に腹立たしいです
2008.6. 7 深夜タクシー問題と自衛官
2008.6. 4 自衛官=軍人、自衛隊員=軍人+官僚その他
2008.6. 4 「北鮮核放棄協定成立後の経済支援」という課題が顕在化してきた可能性
2008.6. 3 対特殊武器衛生隊が治療隊訓練を行なう
2008.5.26 第4施設団の創立記念祭
2008.5.22 防衛省の改革論議の内容がまとまったようですね
2008.5.20 ペトリオットPAC-3の浜松配備
2008.5. 8 砕氷艦は軍艦で、政府専用機は軍用機
2008.5. 6 防衛省改革について
2008.5. 3 防衛省設置法第12条
2008.5. 3 ゴルフ場に関する投稿
2008.5. 2 統幕と各幕の訓練の線引き
2008.5. 1 「防衛省幹部」の語には本当に辟易です。
2008.4.30 海を渡った自衛官─異文化との出会い─
2008.4.28 メールセミナーへの感想
2008.4.26 軍事情報記事(080421) 自衛隊:領空侵犯対処行動は極めて特殊な例外
2008.4.25 軍事情報記事(080421) 自衛隊:大臣補佐と助言
2008.4.24 軍事情報記事(080421) 自衛隊:「幕僚長=参謀総長・軍令部総長」という誤解
2008.4.20 改革会議中間報告の方向には・・・
2008.4.17 Re:幕僚長から権限を奪う方向へ
2008.4.13 幕僚長から権限を奪う方向へ
2008.4.12 オタク大臣の見識を発揮せよ
2008.4. 9 幕改編を提案する
2008.3.30 DSI 日米国防組織情報
2008.3.28 総合改革推進PTが報告書
2008.3.21 徴兵制度の話ですが・・・
2008.2.28 防衛省改革会議に思うこと
2008.2.27 防衛省の組織改革のこと
2008.2.25 軍事組織は、できるだけ簡明な方がよい
2008.1. 3 民主党のアフガン復興支援案を斬る
2007.12.30 防衛汚職を生んだ過度の武器輸出禁止政策
2007.12.18 護衛艦「こんごう」SM-3発射試験の結果について(12/18 防衛省)
2007.12.18 将軍と佐官が同格?
2007.12.16 指揮権とその継承とは
2007.12.15 自衛隊将校の養成課程
2007.12.11 軍の神聖な重責と防衛省キャリアの宿命
2007.12. 1 官邸主導の防衛省改革有識者会議に期待する
榊枝閣下の動画(改訂版)
090519の自衛隊ニュースで、
小平学校長兼ねる小平駐屯地司令 榊枝宗男陸将補[陸軍少将]の
将官として初の海外派遣をお伝えしました。(下に添付してます)
記事にもありますとおり、PKOの世界で榊枝閣下は高名な方です。
派遣は先週終了しましたが、
閣下の現地での活動を紹介したTV番組が
ネットで公開されてます。(日テレの24時間ニュースです)
http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/dw/ng.html?m_url=090601005&n_url=136649
>>続きを読む:榊枝閣下の動画(改訂版)
ソマリア沖派遣部隊にしっかりとした武器使用権限を与えよ
配信解除は以下から可能です。お役にたてれば幸いです
→ http://www.mag2.com/m/0000049253.html
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軍事情報 (ソマリア沖派遣部隊にしっかりとした武器使用権限を与えよ)
11,524部
平成21年(2009年)2月3日
┏【目次】─────────────────────────────☆
┃ ☆「ソマリア沖派遣部隊にしっかりとした武器使用権限を与えよ」
┃
┃ ☆発行:おきらく軍事研究会
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■配信解除は以下から可能です。お役にたてれば幸いです
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ついて執筆活動を展開しております。 ライター・平藤清刀
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なのに、書かねばならないことがある」というあなたの力強いアドバイザーで
す。できないこと、不得手なことはプロに頼める時代です。(エンリケ)
こんにちは!!
おき軍事のエンリケ航海王子です。
ソマリア沖海自派遣に関し、一読者さんから頂いた投稿をご紹介します。
ぜひお読みください。
(エンリケ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
◎◎◎ しっかりとした武器使用権限を与えよ(一読者) ◎◎◎
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ソマリアへの海上警備行動準備が始まりました。
>>続きを読む:ソマリア沖派遣部隊にしっかりとした武器使用権限を与えよ
田母神さんをもっと知りたい方へ
立派な方だとあらためて思います。
読者さんからのメールです。
<下記ホーム・ページを読んで感服しましたので、
ご参考に供します。
http://15b-nakama.hp.infoseek.co.jp/Tamogami/2003_07Tamogami01_frame.html
http://15b-nakama.hp.infoseek.co.jp/Tamogami/2004_03Tamogami02_frame.html
http://15b-nakama.hp.infoseek.co.jp/Tamogami/2004_07Tamogami03_frame.html
内局の茶坊主役人達が早く彼を馘首して統幕長就任を阻止したかった理由が分か
るような気がします。
これは来栖さんの寝首掻きと詰まるところ同根ですね。>
軍事情報 (田母神氏論文処分に対する意見)
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軍事情報 (田母神氏論文処分に対する意見) 11,762部
平成20年(2008年)11月8日
┏【目次】─────────────────────────────☆
┃ ☆ 田母神氏論文処分に対する意見 (一国民)
┃ ☆ 発行 おきらく軍事研究会
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
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平藤さんは、私エンリケがもっとも信頼するプロのライターです。
年間三十日の訓練に出頭する、即応予備自衛官でもいらっしゃいます。
ライター経験はすでに十六年を超え、雑誌「サピオ」への寄稿やご著作
『予備自衛官になる本』、弊メルマガ連載『ひらやんのブツクサ独り言』
など、さまざまな媒体での実績をお持ちです。(エンリケ)
こんにちは! エンリケ航海王子です。
一国民さんから、
「今回の「田母神氏の論文に対する処分」について、
意見を「自民党本部」「民主党本部」に送信して参りました」
とのメールを頂きましたのでご紹介します。
それにしても思いますが、
ネットを徘徊すればわかるとおり、ひとつの話題に対しこれほど多種多様な言
論を誰もが出せる我が国は、本当に自由で素晴らしい国ですね。
この国に生まれて幸せだなあ、とあらためて感じています。
(エンリケ航海王子)
前空幕長・田母神さんの論文「日本は侵略国家であったのか」
以下でDLできます。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
>>続きを読む:軍事情報 (田母神氏論文処分に対する意見)
田母神退役空将更迭事件に関する佐藤退役空将の見識
弊マガジンの読者のあなたには言わずもがなのことでしょうが、
「軍事評論家=佐藤守のブログ日記」というブログがあります。
我が国でもっとも視聴率が高いWEB軍事メディアのひとつです。
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/
書き手の佐藤守退役空将は戦闘機パイロットご出身で、南西航空混成団司令
を最後に退役されました。ご著書『国際軍事関係論』(かや書房)は、プロの
手になる一般向け軍事啓蒙書がほとんど出ていなかった創刊当初の二〇〇〇年
代初期、私が一番参考にしエキスを多々吸収させていただいた本です。
その意味からも佐藤さんには、大いなる感謝を覚えています。
佐藤さんは、防大の学生当時からサムライとして有名だったとお聞きしています。
空幕広報室長時代の日航機御巣鷹山墜落事故の際、A新聞の自称軍事記者との
間で展開された戦いも有名です。
以下、Youtubeにあった「チャンネル桜」の番組です。
空幕長更迭に関して佐藤退役空将が語っています。ぜひご覧ください。
(エンリケ航海王子)
【その1】
>>続きを読む:田母神退役空将更迭事件に関する佐藤退役空将の見識
軍事情報 (空幕長・田母神空将クビに関連する投稿(4))
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軍事情報 (空幕長・田母神空将クビに関連する投稿(4)) 11,754部
平成20年(2008年)11月7日
┏【目次】─────────────────────────────☆
┃ ☆ いかにも野暮 (べー)
┃ ☆ 発行 おきらく軍事研究会
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
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こんにちは! エンリケ航海王子です。
べーさんから頂いたご投稿を紹介します。
(エンリケ航海王子)
わが空幕長・田母神空将の論文「日本は侵略国家であったのか」
以下でDLできます。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
>>続きを読む:軍事情報 (空幕長・田母神空将クビに関連する投稿(4))
軍事情報 (田母神さんの件に関連する投稿(3))
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軍事情報 (田母神さんの件に関連する投稿(3)) 11,751部
平成20年(2008年)11月5日
┏【目次】─────────────────────────────☆
┃ ☆ 田母神さんの件に関連する投稿(3)
┃ ☆ 発行 おきらく軍事研究会
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
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こんにちは! エンリケ航海王子です。
オバマ大統領誕生で、早くも人々の記憶からフェードアウトしつつある田母神退役空将
の件ですが、読者の方から届いたメールを紹介します。
同時代を生きる人の証言を、一万を超える人に配信するのは、
時代と国境を超えて共有できるであろう、おきらく分散型デジタルデータベースづくりの意味
からも有意義なことかと思います。
(おきらくとつけたのは、「残してくれ」という強制ではないという意味です。念のため。笑)
2030年ごろにこれらを読む人がどういう感想を持つか。
生きていたら聞いてみたいものです。
さて、紹介するお便りにもありますが、与党の一部には「軍人教育」に
干渉しようとする非常識な発言も出ているようですね。
わが国には言論の自由はあるので、誰が何を言うおうと自由(なはず)ですが、
あまりに非常識なことを、日の丸を背負う立場にいる代議士が選挙対策目的で
あれやこれやプレスにリークする風潮は困ったものですね。笑
そこまでして外国に媚びたいのかなとも思います。
ご意見をお寄せいただいた皆様に、深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。
(エンリケ航海王子)
前空幕長・田母神退役空将の論文「日本は侵略国家であったのか」
以下でDLできます。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
>>続きを読む:軍事情報 (田母神さんの件に関連する投稿(3))
軍事情報 (辞表提出を拒否した田母神氏)
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軍事情報 (辞表提出を拒否した田母神氏) 11,751部
平成20年(2008年)11月4日
┏【目次】─────────────────────────────☆
┃ ☆ 「辞表提出を拒否した田母神氏」(花岡信昭メールマガジンより)
┃ ☆ 発行 おきらく軍事研究会
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こんにちは! エンリケ航海王子です。
本日配信の「花岡信昭メールマガジン645号」で、田母神退役空将の件が
記者会見の内容とともに紹介されてました。
http://www.melma.com/backnumber_142868_4278431/
国家中枢部の実像をよくご存知の花岡さんの視点も、非常に参考になります。
以下、花岡さんのメルマガから転載しますので、ぜひお読みください。
田母神さんには、こころからねぎらいの言葉を差し上げたいと存じます。
長い間、ありがとうございました。
(エンリケ航海王子)
前空幕長・田母神退役空将の論文「日本は侵略国家であったのか」
以下でDLできます。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
>>続きを読む:軍事情報 (辞表提出を拒否した田母神氏)
空幕長・田母神空将クビに関連する投稿(2)
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軍事情報 (空幕長・田母神空将クビに関連する投稿(2)) 11,751部
平成20年(2008年)11月2日
┏【目次】─────────────────────────────☆
┃ ☆ 空幕長・田母神空将クビに関連する投稿(2)
┃ ☆ 発行 おきらく軍事研究会
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こんにちは! エンリケ航海王子です。
読者の方からのご投稿を紹介します。
(エンリケ航海王子)
わが空幕長・田母神空将の論文「日本は侵略国家であったのか」
以下でDLできます。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
>>続きを読む:空幕長・田母神空将クビに関連する投稿(2)
軍事情報 (空幕長・田母神空将クビに関連する投稿)
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軍事情報 (空幕長・田母神空将クビに関連する投稿) 11,751部
平成20年(2008年)11月1日
┏【目次】─────────────────────────────☆
┃ ☆ 空幕長・田母神空将クビに関連する投稿(三件)
┃ ☆ 発行 おきらく軍事研究会
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こんにちは! エンリケ航海王子です。
読者の方からのご投稿を紹介します。
わが空幕長・田母神空将の論文
「日本は侵略国家であったのか」
は以下でDLできます。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
(エンリケ航海王子)
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◎◎◎ Re:軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)◎◎◎
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■いつも有益な情報をありがとうございます。
事前に「軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)」を配信
いただいていてよかったです。
うちは朝日新聞を購読しているのですが、一面TOPと漫画面に記事
が載っていました。
案の定というか、朝日新聞と意見を同一にする秦●彦に「事実誤
認だらけ」と非難させています。
試しに「秦●彦」で検索してみました。出るわ出るわ(笑)。
今度は「●石隆」。
この方「インドネシア政治」の専門家じゃないですか。今回の件で、
有用な意見を発言できる人材とはとても思えません。
一番問題だと思ったのは、肝心の田母神空将の論文に一切リンクあ
るいは引用していない点です。これで読者にどう客観的な判断を
下せと・・・。「民は由らしむべし知らしむべからず」ですかね?(笑)
私は一番肝心な視点が抜けているように思えます。
自衛隊=日本軍は、戦後専守防衛のための戦力となりました。
しかし、兵は兵です。
万一他国からの侵略を受けた場合、銃弾の前に立ちふさがるのは
彼ら自衛隊員の皆さんです。
「死守せよ」の命令が出れば、全滅を厭わず踏みとどまらねば
なりません。
「市民を守れ」と言われれば、必死の防衛戦を張ることでしょう。
守ってもらうことだけは当たり前と考え、彼らに犠牲が出る事には
目をつぶります。
お金を出しただけじゃ世界の受けが悪いと妄想し、ロクな武器も
持たせず紛争地帯に出動させます。
田母神空将は、そんな現場の隊員達の長です。
しかるべく敬意を払うのに何の躊躇がいるのでしょう。
あまりの腹立たしさに感想をお送りしてしまいました。
(N)
■田母神空将の論文を受信しました。
貴重な情報をありがとうございます。
>>続きを読む:軍事情報 (空幕長・田母神空将クビに関連する投稿)
Re:軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)
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軍事情報(Re:軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)) 11,751部
平成20年(2008年)10月30日
┏【目次】─────────────────────────────☆
┃ ☆ Re:軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)(一読者)
┃ ☆ 発行 おきらく軍事研究会
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
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など、さまざまな媒体での実績をお持ちです。(エンリケ)
田母神空将の論文
「日本は侵略国家であったのか」
が話題です。
以下でDLできます。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
◎◎◎ Re:軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)◎◎◎
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>>続きを読む:Re:軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)
軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)
わが空幕長・田母神空将の論文
「日本は侵略国家であったのか」
が話題です。
以下でDLできます。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf
>>続きを読む:軍事情報(空幕長・田母神空将が論文でクビ)
「さざなみ」派遣に関する重要情報
「戦争映画音楽コンサート 「男たちへ」」
昨年、マガジンでご紹介した<伝説のコンサート>の続編開催が決定しました!
[日時]8月3日(日)15:00開場
(16:00~「不肖・宮嶋」氏のプレトーク)
(16:30~演奏)
[会場]C.C.Lemonホール(渋谷)
詳細、チケットのお求めはこちらでどうぞ
⇒ http://www.classic1st.net/information/info_otokotachihe.html
━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
軍事情報 (「さざなみ」派遣に関する重要情報)
11,422部
平成20年(2008年) 6月29日
┏【目次】─────────────────────────────☆
┃ ☆ 「さざなみ」派遣に関する重要情報
┃ ☆ 広告に関するご案内
┃ ☆発行:おきらく軍事研究会
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⇒平藤さんはわが国唯一の即自ライターです。ライター歴十六年を数えます。
文章作りでお困りのあなた、迫力と簡潔さとわかりやすさであなたの思いを
形にしてくれる「即自ライター」平藤さんに、伝えたいこと・どうしても
書き残しておきたいことを委ねてみてはいかがでしょう?(エンリケ)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
◎◎ 「さざなみ」派遣に関する重要情報 ◎◎
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二十四日にわが「さざなみ」はシナを訪問しました。
C130で運べなかった四川地震の救援物資を運んで先方に贈呈しています。
(毛布約三〇〇枚、非常食約二六〇〇食)入港歓迎行事は湛江軍港内で行なわ
れ、宮本駐中共大使、中共海軍南海艦隊司令官の蘇士亮海軍中将などが列席し
ています。予定されていたわが音楽隊による演奏会はドタキャンになっています。
「さざなみ」訪シについては、中共内新聞では一面で報じたのもあります。
ある新聞は「自衛艦旗を艦尾に掲げ、控えめな態度で入港した」と報じています。
しかし、軍艦旗を艦尾に掲げるのは常識です。控えめではありません。
マストに掲げると「戦闘旗」を意味することが多く、誤解の元です。
(停泊中に艦尾旗竿の修理などでマストに掲げることもありますし、空母や潜水
艦などのように艦型の制約で航行中でも艦尾に掲げられない場合もあります)
韓国艦が我が国を訪問して出港時に巨大国旗(軍艦旗と同一)を掲げて顰蹙を買
った例もあります。(その直後にエンジン爆発か何かで面目丸潰れでしたが・・
・)。
読み手の無知に付け込んで、メディアは平気でウソを報じて世論作りをするわ
けです。これは中共の新聞ですが、わが国の新聞も同じことです。
宣伝謀略手法の典型です。
ちなみに海自艦旗という造語を伝えている国内メディアが一部あります。
そのようなものはこの世に存在しません。あるのは自衛艦旗(軍艦旗)のみです。
いまだにこんなレベルでは「非常に」困ったことです。
二十七日、中共軍副総参謀長の馬暁天空軍中将は派遣艦「さざなみ」指揮官・
徳丸将補と北京で会談しました。
馬中将は「両国の軍事部門がPKO、災害時の救難活動で何か協力できないか
考えている」と述べています。「この方針は胡主席が五月に訪問したときの共同
記者発表に盛り込まれており、中共軍側の実行姿勢を伝えたものだ」と国内メデ
ィアは伝えています。
おき軍事は、国内メディアの「さざなみ訪シ」に関する報道には、奥歯に物が
挟まったような違和感を持っておりました。例の、何かを隠そうとするいやな
雰囲気です。
新聞情報だけでも、出迎えが南海艦隊司令官であったことなど、様々おかしな
点が見受けられます。その後の過程で、信頼できる情報筋から入手した情報を
まとめましたので、以下に紹介します。
どうも、わが国政府は取り返しのつかないことをやってしまったようです。
亡国という言葉が現実化してきました。
(おき軍事)
■軍艦と国旗
今回の軍艦派遣の問題は相手国の国旗を掲げて入港することです。こんな先例
を知りません。行先国の国旗を掲げるのは商船のやることで、直接には入港国
の法に服することを意味します。(根拠文書を探しているのですが未だ見付か
りません。知っている方がいれば教えてください)
軍艦の場合は所属国の領土がエンジンを付けて動いているのですから、相手国の
主権下に入ることは決してありません。自国の軍艦旗だけを掲げるのが常識です。
反対に、例えば複数の艦艇が同一海域に停泊しているときにその内の一国の祝日
等が有る際には在泊全艦がその国の国旗を掲げて祝います。オーストラリア海軍
艦艇が広島県呉港に入港しているときにオーストラリアの祝日(英女王の誕生
日?)には呉在泊の全海自艦艇もオーストラリア国旗を掲げて祝いました。
■相互主義が大原則
また、国際的なプロトコルは相互主義が大原則です。
晴海入港や海上幕僚長の出迎えを要求されて応じたのなら、こちらも上海なり何
処なりの表玄関入港と海軍トップの出迎えを要求すべきです。
それが実現出来ないなら、今回の訪シは拒否すべきでした。
これではまるで属国扱いです。
これだけバカにされながら政府や外務省はなぜ断固とした態度が取れないのでし
ょうか?
少なくとも防衛省や外務省はバカにされていることを充分に認識しているはずで
すが、首相や大臣が鈍感なのでしょうか?
独立国としての気概はまるで感じられず、とても悔しい思いで一杯です。
指揮官として派遣された徳丸将補の屈辱的心中を思うと同情を禁じ得ません。
■艦艇外交プロトコルの実態
国旗及び軍艦旗(軍艦旗と国旗は主権国家の象徴として同等の権威が認められて
います)への対応は外交において極めて厳密、厳粛なものです。
1986年、日本の練習艦隊はカナダ(バンクーバーだったと思います)に入港の
際、カナダ国旗に対して21発の礼砲を打ちました。それに対してカナダ側が
ウッカリミスで20発しか答礼しなかったのです。
当然カナダ側は平謝りしましたが練習艦隊司令官小西将補は「これは日本国に
対する欠礼であるから私の一存で諒とできることではない。」として謝罪を受け
入れず(しかし訪問自体は極めて友好的に推移し)、ことは外交問題に上げられ
ました。結局この件は同艦隊がパナマ運河を超えて大西洋側に出て再度カナダ
(オタワでしたか)に入港した際に、まずカナダ側が自衛艦旗に対して前回の
答礼21発を打ち、次いで再度相互に21発の礼砲を交換することで決着しました。
実はこの話にも先例があります。
昭和7年ごろに、日本の巡洋艦(艦名不詳)が太平洋(だったと思います)上
でフランスの艦隊(2隻で少将座乗だったかな)に出会い、海軍の伝統に従って
日本側から礼砲を打ったのですが、フランス側が欠礼したのです。
日本は直ちに抗議し、翌年の同月同日同時刻に同一海域で同一の指揮官麾下の同
一艦相互で、まずフランス側が昨年分の答礼を打ち、その後改めて礼砲を交換し
た事件がありました。
これが艦艇外交プロトコルの実態です。再三繰り返しますがヤクザの世界の仁義
を切る話と全く同様で、基本的にコワモテな話なのです。そうしなければ国際社
会では侮蔑・哄笑の対象になるのです。
■平和ボケ
外務省も日本政府も全く平和ボケしています。
軍事はビロードに包んだ拳骨であって自分の政策上のオプションの一つである、
という信念がありません。
国家の威信や尊厳は相手と共通の認識基盤でなければなりません。
国内で通用する謙譲の美徳が対外的に通用することは皆無です。
一度譲った立場を元に戻すには極めて多大のエネルギーを要します。
下手な妥協やへりくだりは何等利益を生まないばかりか、長い将来に亘って国益
を損ないます。
竹島の話を教科書に載せることに再び慎重論がでていると聞きます。
かつて尖閣列島に民間有志の建てた灯台を宥和政策で無視したツケが今の東シナ
海のガス田問題に到っていることを何故学習しないのでしょうか?
その慎重姿勢自身が将来万一、国際司法裁判所で審理の対象になった場合にどの
ような心証を裁判官達に与えるか、想いを致さないのでしょうか?
「私の心情は最近荒れ狂っています。」(元海自将校)
エンリケはじめ、おき軍事一同も同じ気持ちです。
(おき軍事情報部)
参考
(080623配信分)
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防衛省・海自発表によれば、二十四日から二十八日にかけてシナ訪問を行な
うため、わが海自の「さざなみ」(呉、艦長:溝江2佐 四護衛隊群八護衛隊所
属)が十九日、呉を出航しました。出航にあたっては、派遣部隊指揮官の徳丸将
補(四護衛隊群司令)が、呉総監部幕僚長の福本将補に出航報告を行なってい
ます。
「さざなみ」は中共海軍南海艦隊司令部がある広東省湛江に向かいます。
昨年わが国にきた中共艦隊(「深セン」など)の指揮官は南海艦隊副司令
官の肖新年少将でした。
ヨーソロさまは以下のようなご高見を示されています。
<「さざなみ」の中国訪問ですが、両国政府は緊張緩和をシンボリックに描こうと
していますね。国際社会は警察力の及ばないヤクザ社会と同じですから、緊張関
係にある国同士では艦艇の領海通過だけでも無害航行とはみなされないわけで、
波風が立ちかねません。これまでも潜水艦が南西諸島の列島線を横切ったことが
大問題になりました。一方、友好国艦艇ならこんなことは問題にもならないわけ
です。
そのことから逆に、艦艇の相互訪問は緊張関係を解く象徴的オプションとして良
く使われます。この前の中国艦艇日本訪問も今度の中国訪問もそうですね。
海軍は陸軍や空軍に比べて目立つ割には印象が柔らかい、ということもあるでし
ょう。米国が世界中の大使館などに海兵隊員を警備のために派遣しているのも陸
軍兵士よりも相手国側の反発が少ないからですね。
1962年と1966年に海上自衛隊練習艦隊はオーストラリアを訪問しました。
それまで第二次大戦の影響でオーストラリアの対日感情は最悪でした。しかし、
この二回の訪問を契機にそれは180度好転しました。オーストラリア政府も歓
迎の大キャンペーンを事前にやったようですし、日本艦隊乗員の規律や態度の良
さが驚きをもって迎えられたことも大きかったようでした。
2002年の海上自衛隊創設50周年記念では諸外国11カ国からも軍艦が参加
しましたが、象徴的だったのは何と言ってもロシア海軍の参加でした。
海上自衛隊はソ連崩壊までの40年間、ひたすらソ連海軍を仮想敵として成長し
てきたのです。
「一生のうちにこんなことが見られるなんて!」が率直な感想でした。
同時に「現役時代の大半を励んだことは一体何だったんだろう?」との感慨も少
しありましたけれど・・・、今は懐かしい思い出です。
以上、ヨーソロの管見でした。>
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[以下、まぐまぐさんからのお知らせです]
「さざなみ」シナへ
防衛省・海自発表によれば、二十四日から二十八日にかけてシナ訪問を行な
うため、わが海自の「さざなみ」(呉、艦長:溝江2佐 四護衛隊群八護衛隊所
属)が十九日、呉を出航しました。出航にあたっては、派遣部隊指揮官の徳丸将
補(四護衛隊群司令)が、呉総監部幕僚長の福本将補に出航報告を行なってい
ます。
「さざなみ」は中共海軍南海艦隊司令部がある広東省湛江に向かいます。
昨年わが国にきた中共艦隊(「深セン」など)の指揮官は南海艦隊副司令
官の肖新年少将でした。
ヨーソロさまは以下のようなご高見を示されています。
<「さざなみ」の中国訪問ですが、両国政府は緊張緩和をシンボリックに描こうと
していますね。国際社会は警察力の及ばないヤクザ社会と同じですから、緊張関
係にある国同士では艦艇の領海通過だけでも無害航行とはみなされないわけで、
波風が立ちかねません。これまでも潜水艦が南西諸島の列島線を横切ったことが
大問題になりました。一方、友好国艦艇ならこんなことは問題にもならないわけ
です。
そのことから逆に、艦艇の相互訪問は緊張関係を解く象徴的オプションとして良
く使われます。この前の中国艦艇日本訪問も今度の中国訪問もそうですね。
海軍は陸軍や空軍に比べて目立つ割には印象が柔らかい、ということもあるでし
ょう。米国が世界中の大使館などに海兵隊員を警備のために派遣しているのも陸
軍兵士よりも相手国側の反発が少ないからですね。
1962年と1966年に海上自衛隊練習艦隊はオーストラリアを訪問しました。
それまで第二次大戦の影響でオーストラリアの対日感情は最悪でした。しかし、
この二回の訪問を契機にそれは180度好転しました。オーストラリア政府も歓
迎の大キャンペーンを事前にやったようですし、日本艦隊乗員の規律や態度の良
さが驚きをもって迎えられたことも大きかったようでした。
2002年の海上自衛隊創設50周年記念では諸外国11カ国からも軍艦が参加
しましたが、象徴的だったのは何と言ってもロシア海軍の参加でした。
海上自衛隊はソ連崩壊までの40年間、ひたすらソ連海軍を仮想敵として成長し
てきたのです。
「一生のうちにこんなことが見られるなんて!」が率直な感想でした。
同時に「現役時代の大半を励んだことは一体何だったんだろう?」との感慨も少
しありましたけれど・・・、今は懐かしい思い出です。
以上、ヨーソロの管見でした。>
日本の常識は世界の非常識だった(荒木肇)
以下は、海外派遣された自衛官に直接取材を行った記事を配信しておられる
荒木肇さんのメルマガ「海を渡った自衛官─異文化との出会い─」vol.6(080
611配信)です。
荒木さんのマガジンを広く国民が熟読し、自衛官の言葉を通じて自らの見識と
胆識を養っていただきたいです。このマガジンは、知識を追うためのマガジン
ではありません。己の心を磨くためのマガジンです。
-------------------------------------
自分たちの信条を通すためには手段を選ばない、あるいは、無意図的であれ嘘
をついてしまう人が世の中には存在するということは、よく見られるところです。
このルワンダ難民支援のときにも、ありました。マスコミの論調や、有識者と
いわれる方々の主張の中には、何か、ためにするためではないか、あるいは自
衛官への悪意すら感じたものでした。
危険な場所へ行くのに、人道支援だから自衛官は丸腰で行けという意見などは、
明らかに何か狙いがあってのことだったのでしょう。
ある社会党の代議士の女性などは、テレビのワイドショーで機関銃の模型を
指して、「こんなもの、名前も知らないけど人を殺す道具でしょ。なんで持っ
ていく必要があるのよ」と言い放ちました。
当時のゴマ市周辺の治安はひどく悪いものでした。日本から出かけた医療支援
のNGOの人たちなどは、現地の武装集団から襲われたこともありました。
その救援、輸送を現地で判断したのは、現場の指揮官神本1佐でした。
このことが、任務を逸脱し、「軍隊」の暴走行為につながると批判を受けました。
神本氏は、後日、NHKの番組で『自国民を救って、批判されたのが一番辛か
った』と心中を吐露されました。(荒木 肇)
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◆「海を渡った自衛官─異文化との出会い─」vol.06
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「メンバーはみんな戦友だった」 荒木肇
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メンバーはみんな戦友だった
難民救援隊本部渉外幹部 M2佐
▼日本の常識は、NGOから理解されなかった
難民を支援しようとキャンプに行った。敵意の目に囲まれてしまった。日本の
自衛隊も、他の国の軍隊と同じに、自分たちを無理矢理にルワンダに帰そうと
するのではないかと疑っていたのだ。
こうした事態を解決するには、目に見える支援が有効だったという。ねばり強
く人道支援活動を続けるほかに、学校の補修や、文房具、古着を配るといった
ことが効き目があった。この方式は、良い経験として生かされ、イラクでも同
じようなことが行われた。
現地の混乱、治安の悪さの理由の一つはザイール(現在はコンゴ共和国)軍の
存在だった。ザイール軍の兵士たちには、ろくに給与がわたされていなかった。
規律は低下しているし、士気もあがっていない。難民たちに金品を要求する。
平気で発砲もした。治安のことなど自分たちは知ったことではないという態度
だった。
諸外国からやってきているNGOの人たちも危険を感じることがしょっちゅう
だった。
対立する勢力の抗争に巻きこまれたり、金品や物資をねらう集団に襲われたり
ということもよく起こった。
わが国の国内事情を知らない彼ら、彼女らは、自衛隊に安心して働けるために
安全な環境づくりを依頼してきた。
こうした海外の、無法がまかり通る現場では、どこの国の軍隊も、まず、始め
ることがある。自分自身の安全を確保し、支援活動を円滑に行うために治安維
持の行動をとる。
それが、世界中の常識なのだ。しかし、どれだけそれを望まれようと、M2佐
はじめ自衛官はだれ一人、「やりましょう」などと言えなかった。
「私たちが、自衛隊の任務や権限を具体的に説明しても、日本の常識、つま
り世界での非常識が、外国のNGOから理解されることは、まったくありま
せんでした」
そこで、M2佐たちは考えた。記念品交換のために用意した、小さな日の丸の
ピンバッジをNGOの人たちに配り、目立つところに着けてもらうようにした。
「すると、無法なザイール兵たちも、ああ、あれは日本と関係があるのかと
思います。彼らも、私たち自衛隊とトラブルは起こしたくはない。それで、
NGOの人たちも身の安全が図れたというわけでした」
同じ軍隊同士、軍人同士ということで、現地のザイール軍との関係は悪くなか
った。
ザイール軍は、ふつうの国防機能だけではなく、治安維持のための警察機能も
果たしていた。行政に対しても、絶大な影響力もあった。各種の許認可権もも
っていたのだ。
同じ軍人同士という親しみから、空港の使用許可なども、ふつうは2カ月かか
るところをわずか数日でおりるということもあった。
日本国陸上自衛隊2等陸佐の身分・階級は、外国軍では陸軍中佐にあたるから、
ザイール軍少佐はM中佐の言うことをきく。
「要人の警護、警備の依頼をしたこともありました。その時を利用して、ザ
イール軍兵士に対する教育もしました。市民にむやみに暴力をふるわないこと、
射撃は私の統制下で行うことなどです。英語を話せるザイール軍の軍曹が3人、
いつも私についていてくれて、手助けをしてくれました」
▼現地での活動要領の変更
M2佐は当時、陸上幕僚監部の防衛部運用課運用第1班で勤務していた。防衛
部とか、運用課などとは、自衛隊独特の言葉づかいだが、要するに作戦課、作
戦1班ということだ。
当時の運用課長が、誰か参加しないかということでM2佐に白羽の矢が立った。
8月の下旬には参加の意思表示をし、旭川で準備訓練をほぼ1カ月受けた。
「現地に行ってみると、すでに世界中からさまざまなNGOが活動していま
した。国連関係機関の方々もたくさんおられた。そこで、他の機関や組織と
の連絡調整がたいへん大事にされました」
自衛隊の活動範囲はもともと、難民キャンプへの医療支援だった。ところが、
自衛隊がそれをしたら、すでに活動中のNGOへ影響が起きる。NGOにして
みれば、自分たちの活動範囲が狭くなり、実績もあがらなくなる。結果的に、
スポンサーに組織の活動をPRできないということになってしまうのだ。スポ
ンサーからの寄付や支援がなければ、活動も続けられない。
自衛隊の医官や看護官、衛生隊員たちが、難民キャンプの中ではなく、ゴマ病
院で医療活動を行った裏には、そうした事情もあった。
時間をかけたM2佐たちの話し合いが良い結果をもたらした。お互いにゆずり
合ったNGOとは、いい関係が築けた。自衛隊がキブ湖の水を浄化すると、
NGOの水タンク車が難民キャンプまで運んでくれた。
防衛庁の担当者、各国と交渉したり、支援事業を担当したりしてくれた外務省
の人たち、全般状況をこまめに提供してくれたWHO(世界保健機構)の日本
人職員たちの連携は素晴らしかったとM2佐はふりかえる。
「その原点というのは、何とか、毎日、目の前で多くの難民たちが死んでい
くという悲惨な状況を改善したいという使命感をもっていたことでしょう。
また、誰もが、現地部隊の指揮官を尊重してくれたことです」
現地の人に比べて、日本人の貧弱さも感じた。自衛隊は逆浸透型浄水装置とい
う最新型の精度の高い機械をもっていった。どんな汚染された水も、無味無臭
の、衛生面では最高の水にできる。
ところが、現地の人は、塩素の錠剤をぶちこんでかき回した水で十分だった。
手早く、目の前で、塩素を入れる。NGOの水タンク車が悪路をドカンドカン
と揺れながら走った。
ちょうど、うまくシェイクされて、とても良かった・・・というのが、現場第
一線の給水隊の若い陸曹から聞かされた話である。
▼自衛隊はこれからも「即応」
なんで、アフリカなの?そういった気分が、派遣前の隊員たちには確かにあっ
たという。人道援助の大切さは分かっている、でも、詳しい様子が分からない。
現地では毎日2000人の難民がコレラや赤痢で死んでいる、治安も乱れているそ
うだ。でも、なんでアフリカなんだろう。マスコミの言うことや新聞の論調も、
反対意見ばかりのようにみえた。武装するな、丸腰で行けという人もいた。
でも、現地に着いたら、隊員の表情からは、そうした迷いや疑問は完全に消え
た。隊員たちは現地の苦しんでいる人たちのために、とにかく一生懸命がんば
った。休める日もろくになかったといっていい。給水は24時間態勢で動き、衛
生救護も待ったなしだった。
「日本人の国民性もあると思いますが、隊員たちはどんな時でも、笑顔を絶
やしませんでした。真面目に質の高い仕事をこなしてくれたのです。これは
国家の宝物だと思います。災害派遣や人道支援、こういった分野の実任務を
十分に経験しているのが自衛官です。他国の軍隊とは比較にならないほどの
練度をもっています。だからこそ、ふだんから隊員を大切にしながら、しっ
かりと厳しい訓練をする。これが将来にわたっても、大切なことだと思いま
す。これからも自衛隊は国内外を問わず、すぐに動く。即応ということです」
最後に、この派遣で得た物は何かという問いをしてみた。M2佐はすぐに、そ
れは戦友ですと答えてくれた。社会学者によれば、軍隊やそれに似た組織では、
ある時、家族やふつうの友人たちよりも強い絆で結ばれる集団が現れるという。
互いに、それぞれの役割=立場ごとの任務=を果たしきったことを認め合う人
間集団がルワンダにあった。
それがM2佐のいう「戦友」の意味するところであろうと思った。
-------------------------------
「海を渡った自衛官─異文化との出会い─」vol.6(080611配信)より
http://www.melma.com/backnumber_174026_4125014/
Re:深夜タクシー問題と自衛官(イーグルに~さん)
深夜タクシー問題については、まさにメールで記載されていたとおりです。(*)
確かに自衛官には、入隊以来培われてきた使命感やモラルが高い人物が多いこ
とは、事実だと思います。しかし、それだけではない側面もありますので、少
し補足しておきたいと思います。
(*)http://okigunnji.com/cat18/200/post_501.html
数年前の私の経験では、各幕でタクシーチケットが使用できるのは、基本的に
は1佐の班長クラス以上で、それも予算業務が最盛期に入り、財務省対応の待
機等で深夜まで拘束される場合等年数回程度です(統幕は、内局並びというこ
とで枠も少し多く配分されるようですが・・)。2佐以下の小幕僚は、深夜同
じ方向に帰る場合、同乗させてもらうことはありますが、翌朝早く満員電車で
登庁することを考えると、泊まった方が楽な面もあります。(将に深夜中心で
朝10時以降に登庁する財務省の役人や内局の部員への対応と8時には課業が
開始される部隊の両方に対応する必要があるためです。)
※ 床に毛布を敷いて寝るのは、自衛官にとってはそんなに抵抗はないですし、
六本木時代と違って市ヶ谷の職場の床は、適度な固さなので快適ですよ(笑)。
また、深夜仕事が一段落してから?同僚や先輩、上司等と軽いつまみで一献酌
み交わして(部隊だと当然指定場所・指定時間以外の飲酒は禁止されています
が、・・)、様々な経験談等を聴くのは、将来指揮官として現場に立つ場合の
良き勉強にもなり、楽しいものです。そして部隊にいても演習、当直、海外勤
務等で家を留守にすることは家族にとっても慣れているので、抵抗感も薄いの
が現状です。更に自衛官の場合、2,3年も中央で勤務すれば、一度部隊や機
関に戻れたり入校の機会があるというように勤務にメリハリがあるから、我慢
できる面があると思います。
逆に悲惨なのは、若い頃はボロ雑巾のように使われ、基本的には定年まで中央
中心に勤務させられるキャリアのシビリアンです。何人かのシビリアンと酒を
飲む機会もあるので、彼等の気持ちを聴くこともありますが、東大卒のキャリ
アでも、同期の民間企業で勤務するもの比較すると、年収(+民間では自由に
使える交際費)が若い頃では著しく低く、優秀な人材が確保できないというの
が最近の傾向らしいです。例えば、つい最近まで、内局の部員は自衛官と同様
に俸給表の中に21.5時間分の超過勤務相当分が組み込まれ、いかに勤務時
間が長くても超過勤務手当は支給されませんでした(事務官は別です。)が、
2年前から部員クラスの人材確保のために超過勤務分は実態に即したものにな
ったようです。
例え、防衛行政に対する使命感をもってキャリアで入省しても、二種採用の事
務官が地方で比較的楽な勤務に就いているのに、同じような給料でボロ雑巾の
ように使われる自分達の存在は何だ、何等かの特権がないとやっていられない
というという気持ちが、深夜タクシー問題の背景にあるのではないでしょうか。
(これは、他省庁の中央勤務者にも言えるかもしれません。)無論それが道徳
的に良いとは思いませんが、・・。また、便宜供与は別として、我々自衛官と
は文化も違うため、ほぼ早朝になっても数時間でも家に帰らないと精神的なメ
リハリが付けられないこともあるようです。
ついでに一言。よく内局と各幕が対立しているようなイメージが強いと思いま
すが、昔は兎も角、最近はそうでもないというのが私の感想です。各幕で勤務
する自衛官は、当然部隊が任務遂行する上での軍事的合理性を追求し、阻害要
因がない環境作りや任務の特殊性に応じた隊員の処遇改善のための予算要求等
の仕事をしています。しかし、その要求を通す上で、政治的配慮や予算要求上
の理由付けとのギャップが存在します。そのギャップを埋めてくれるのが内局
のシビリアンであり、部隊の実情がわからないシビリアンにとっても制服自衛
官がいないと仕事になりません。ギャップを埋める上で、当然意見の対立があ
りますが、レベルを上げての調整等で結果的に落ち着くところに落ち着いてい
ます。逆に自衛官が、部隊や軍事的合理性を忘れ、国会対応といったドロドロ
とした政治の世界や予算要求の屁理屈の世界に浸かってしまえば、国を危うく
すると思います。そして我々に代わって、それをしてくれるのが、シビリアン
であるという見方を私はしています。
昔、学生時代に海上自衛官のある教官から聴いた言葉で、締めくくります。
「サイレント・ネイビーという言葉を知っているか。英国のネルソン提督以来
の伝統で、国内の政治的なことに関心を向けず、ただひたすら遠く海上にあっ
て祖国のために黙々と自分の職務を果たす、これがサイレント・ネイビーの真
の意味であり、我々自衛官のあるべき姿だ!」
(イーグルに~さん)
大変に腹立たしいです
エンリケ航海王子様
靖国神社と国立追悼施設のニュースを遠くアメリカで、インターネットなど
の情報で読んでいますが、大変に腹立たしいです。わたくしの祖母は、大東亜
戦争で兄弟を、ビルマとサイパンで亡くしています。祖父の兄も、南方で。
父方の祖父は、満州で陸軍軍医だったようです。
「靖国で会おう」と行って、兵隊が散華していったのではないでしょうか?
私も、サイパン島に一昨年、亡き祖母の兄の追悼旅行をしました。靖国は、駄
目だから新しい国立追悼施設を作りますので、そこでお休み下さいとは、口が
裂けても言えません。蜂の巣の様になった、旧日本陸軍の戦車やトーチカなど
を目の前に、そんな事が言えますでしょうか?
戦争を全く体験していない世代が、あれこれ言うのは非常に耳障りだと思っ
たのでしょう、「やっぱり靖国神社だよ。」と、ニュースを見ていた祖父母が
言っていました。普段はめったに戦争や政治に関する話を口にしない祖父母が、
そのような事を言うのはよほどの事なのでしょう。
元々、靖国神社は天皇陛下に尽くし殉じた兵を祀る神社だったはず。最近の
ニュース報道では、あたかも靖国神社には、大東亜戦争当時の英霊しか祀られ
ていないように捉えられます。明らかに、履き違えた報道です。
元々、この靖国問題が浮上したのは、中国、朝鮮、韓国の反日トライアング
ルが騒ぐ為なのでしょうが、これは、立派な内政干渉です。それを、日中友好
関係重視と考える日本の現政権は、明らかに国家の主権を放棄し、反日トライ
アングルに屈したと考えてもおかしくないのでしょうか?中国は共産、韓国は
非常に凝固した愛国、北朝鮮は言うまでも無く独裁政権です、そのような国々
と友好関係を促進と呼びかける日本政府の目と思考回路に私は、深く疑念を抱
かざるえません。
(一匹若造)
深夜タクシー問題と自衛官
中央省庁関係者が、深夜タクシーで帰宅する際、金券などをもらったとする
話題が報道されています。
これに関連し、信頼できる情報筋からいただいたはなしをご紹介します。
<深夜タクシー関係者より
報道によれば、防衛省でも深夜タクシー利用の見返りに、便宜供与を受けて
いた者が10名いたそうです。
私は、防衛省でそのようなことをしたのはシビリアンだけだろうと思ってい
ます。私は、制服でこのような卑しいことをする人を一度も見たことがありま
せん。防衛省改革でシビリアンと制服の関係を見直そうとしている今こそ、こ
の問題について詳しく調べて頂ければと思います。
夜間タクシーを利用する者の多くはシビリアンです。各幕僚監部よりも内局
の職員数が圧倒的に少ないにもかかわらず、タクシー券の配分数は、内局の方
が各幕僚監部よりも圧倒的に多いはずです。(もっとも、省全体としての配分
数は、財務省が一番多いはずですが・・・・・)
タクシー券の配分を十分に受けることのできない多くの自衛官は、終電の時
間を超えると事務所内の床で寝るそうです。(内局には、仮眠室というベット
完備の部屋があるそうですが、使っている人はほとんどいないようです。)
シビリアンがタクシーを利用する見返りに金券やビールを受けとっている間、
自衛官が床に寝ながら頑張っているという構図にやりきれなさを覚えるのは私
だけではないと思います。
報道の皆様には、各省庁が発表した表面的な数字だけではなく、もっと深い
部分に迫った取材を行って頂くことを希望します。
最後に、各幕僚監部は、朝早くに業務が開始される地方部隊との連絡調整を
行うため、内局職員がまだ通勤していない時間から業務を開始しており、業務
の終了は内局職員がタクシーで帰った後であると言うことも知っておいて良い
でしょう。ちなみに、自衛官がいくら早く出勤しても、また、遅くまで残業し
ても、彼らには超過勤務手当て(残業代)の制度そのものがない(ただ働き)
そうです・・・・・。>
≪080607 0800配信 メールマガジン「軍事情報」より≫
自衛官=軍人、自衛隊員=軍人+官僚その他
6/3の防衛省発表によれば、防衛省地方協力局防音対策課 防衛技官 行(一)1級
の27歳の官僚が、所属課内の同僚が管理する同課親睦会会費14万円を窃取
した疑いで、6月3日(火)1814、本部付警務隊に逮捕されたとのことです。
⇒見出しはいつもの如く「自衛隊員逮捕」でした。見る人は「軍人が捕まったのか?」
と思います。いつになれば「防衛官僚逮捕」という見出しになるのでしょうか。
今のわが国での呼称は、
軍人=自衛官
軍人+軍人以外の背広官僚その他=自衛隊員
となっています。
便利な言葉「自衛隊員」には、十分ご注意ください。
「北鮮核放棄協定成立後の経済支援」という課題が顕在化してきた可能性
情報筋からいただいたはなしをご紹介します。
<自衛隊機派遣については、何やらチグハグな応酬を私も奇異には感じています
が、裏の事情は分かりません。
ただ......米国もここに来て北鮮との直接交渉の場に拉致問題を持ち出しましたね
。
北鮮の核放棄協定成立後の経済支援に対して、金蔓の日本がそっぽを向いていて
は極めて困る、という現実的な問題がボツボツ顕在化してきた可能性は大いにあ
り得るでしょうね。
なお、自衛隊の補給関係部隊は支援物資の集積を本格的に始めているようです。
「小松(空自基地)へ運ぶ予定でしたが......」と担当者は言葉を濁していました。>
対特殊武器衛生隊が治療隊訓練を行なう
中央即応集団によれば、対特殊武器衛生隊が5/19~21にかけて朝霞駐屯地訓練
場で治療隊訓練を実施し、治療隊の行動要領を演練したそうです。
同部隊は朝霞駐屯地に所在し、英語名をNBC Countermeasure Medical Unit
(NBCCBMed)といいます。集団司令官に「隷属」し、国内任務では各方面隊
を支援、中央特殊武器防護隊(*)と連携し、特殊武器(NBC兵器)の同定や傷
病者の診断・治療を実施するとされる医療部隊で、指揮官は1佐の医官です。
本年三月二十六日に編成が完結しており、現在101、102の対特殊武器治療隊を
隷下に持ちます
「隷属」についていまいちよくわからなかったので、専門家の方に伺いました
ところ、以下のお返事を頂きました。
<「隷属」とは、本来の指揮関係上は上位とはならない部隊の指揮下に恒常的に
入ることを言います。(一方、もとから指揮下に入っている状態のことを、
「隷下」と言います。)
従って、対特殊武器衛生隊は、もともと大臣直轄部隊か、方面直轄部隊として
編成された部隊であるところを、別命により中央即応集団に隷属することを定
められた部隊であるということになります。
●もし、方面直轄部隊として編成されたのであれば、この部隊は各方面隊に必
要な部隊として編成された可能性が強くなるので、今後は東部方面隊以外の部
隊にも同様の部隊が新編されることになるかもしれません。更に言うと、財政
事情等の観点から、この部隊を東部方面隊と中央即応集団にそれぞれ編成する
ことは、非効率であるとの判断をしたと言うことになるでしょう。
●もし、大臣直轄部隊として編成されたのであれば、この部隊を単独で大臣が
運用するよりも、中央即応集団の指揮下で運用する方が効率的であると判断し
たと言うことになるでしょう。(ただし、大臣直轄部隊として編成する理由は、
余りないような気もします・・・・・強いて言えば、これまでにない非常に特
殊な機能なので大臣(←内局衛生監)が直接関与したがっていると言ったとこ
ろでしょうか。)>
⇒あるサイトに記載されていた情報に、同部隊は今年の三月二十六日に大臣直
轄部隊として編成されたあと、集団司令官指揮下に置かれたというのがありま
した。事実かどうかはわかりません。(当該URLはいつの間にか接続不能になっ
てました)
事実であるとするとこの「隷属」は、大臣(背広官僚)が持つ「軍部隊への直
接介入志向」が図らずも顕れたもの、といって差し支えないかもしれません。
専門家の方もおっしゃるとおり、方面隊直轄なら軍事医療部隊としての意義も
分かりますが、大臣直轄というのはよくわかりません。
救世軍のような組織を軍内に作ろうとしているのでしょうか。
(*)中央特殊武器防護隊
前身は地下鉄サリン事件や東海村JCO臨界事故で出動した101化学防護隊。国内
任務では方面隊を増援し、特殊武器(NBC兵器)によって汚染された地域の偵
察および除染を行うとされる。本部中隊と2個特殊武器防護隊で編成。大宮駐
屯地に所在している。本年三月二十六日に改編。
防衛省の改革論議の内容がまとまったようですね
しかし、残念ながら中身は一見革新的なようで、結局は背広組によるコントロ
ール維持を強く意識した内容になっているようですね。
特に、統合幕僚長が担っていた職責を、運用局長に負わせるなどという案は、
空恐ろしい気さえします。(それとも、防衛省、特に背広組?は単に馬鹿なだ
けなのでしょうか。)
●なぜなら、どこの国の参謀本部議長も、国政上も外交上も重大な職責を担っ
ており、そのカウンターパートである統合幕僚長がいなくなれば、我が国の外
交・防衛上、極めて重要なアクターを失ってしまうからです。
統合幕僚長のプレゼンスは、次官のそれをはるかに越えているのが国際社会の
現実で、以前も統合幕僚長と次官がほぼ同時期に中国を訪問した際、統合幕僚
長に対する待遇が次官に対する待遇よりも格段に勝っていたことが話題になり
ました。
にもかかわらず、統合幕僚長という影響力の強いアクターを、なぜみすみす消
し去ってしまおうとするのでしょうか?他国との防衛交流により、国際社会の
平和と安定を強固なものにする上で、影響力の強いアクターは必要不可欠です
し、我が国防衛の強い意志を周辺諸国に発信する上でも、同じことが言えるの
です。
●なお、仮に自衛官主体の運用局により、なんらかの部隊運用案が作成された
としても、それを決済するのが次官なのですから、その部隊運用案は、運用の
素人である背広組の責任者によるものになってしまい、運用面で大臣に適切な
補佐ができる体制であるとは言えません。
他国では、次官が複数存在するというのは特に珍しいものではありません。
従って、「統合幕僚長」→「統合幕僚長 兼 次官(運用担当)」とし、
「次官」→ 「次官(防衛政策等担当)」とするなどして、部隊運用は純粋に
自衛官が大臣を補佐するように組織を整備することが重要です。
我が国でも、外務省は、国外での業務(運用)を「大使」が、国内での業務
(政策等)を「次官」が分担しており、「大使」と「次官」は同列の職務(例
えば、次官経験者が大使となるのは一般的)であることから、上記のような組
織形態にすることは決して難しいものではないのではないでしょうか。
(一読者)
【参考】
防衛省改革会議< http://www.kantei.go.jp/jp/singi/bouei/index.html >
産経新聞(5/21)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080521/plc0805212119013-n1.htm
「軍事情報」過去の関連記事など
http://tinyurl.com/4x9hk6
ペトリオットPAC-3の浜松配備
防衛省発表によれば、航空自衛隊浜松基地へのペトリオットPAC-3の配備
が5月14日に開始されました。配備完了は11月頃が目途になるそうです。
PACー3配備とは、「迎撃ミサイル発射装置(発射機)」「レーダー装置」
「射撃管制装置」の配備を意味します。
浜松基地へのペトリオットPAC-3の配備は、本年3月末までに完了した首
都圏所在の一高射群各高射隊(入間、習志野、武山、霞ヶ浦)への配備に続く
ものです。
昨年3月に四高射隊(入間)への配備がはじまってから、一高射隊(習志野・今
年1月に配備完了)、二高射隊(武山:今年3月に配備完了)、三高射隊
(霞ヶ浦:今年3月に配備完了)という形で首都圏のPACー3配備は完了して
います。わがイージスDDGへのSM-3システム配備とあわせ、BMD整備は着実
に進んでいます。
⇒首都圏の次は浜松に対しPACー3が配備されます。
浜松には高射教導隊という部隊があり、ここでは、防空運用の研究、また各部
隊への教育指導を行っています。いってみれば運用を各部隊に教える存在です。
ちなみに空自の防空部隊である高射群は、一高射群(入間)、二高射群(福岡・
春日)、三高射群(千歳)、四高射群(岐阜)、五高射群(那覇)、六高射群
(三沢)とあり、各高射群隷下にはそれぞれ四つの高射隊があります。
浜松への配備、および新兵器導入に関する質問をbigeaglejpさんに伺いました
ところ、以下の回答を得ました。
【質問】
1.浜松への配備は、高射教導隊への配備を通じて運用研究し、各部隊への教
育をすることが理由と考えて差し支えないでしょうか?
1.新兵器を導入する場合、「まず部隊に配備してその後教導隊へ配備」とい
う順番は普通なのでしょうか?
【回答】
Q-1への返答;
浜松への配備ですが、全くその通りです。
Q-2への返答;
答えはYes or No です。
新兵器導入を円滑に実施するためには、教導部隊にまず配備し、運用及び後方
の基幹となる要員の教育を実施した後、部隊に装備するのが理想的です。
陸自の場合は、その形態を重視しているようです。平時から警戒待機についてい
る空自の場合は、少し事情が違います。実在する脅威へ対応が大前提ですから、
部隊配備を最優先せざるを得ない場合もあります。
通常、新兵器の配備にあたっては、脅威の実態、抑止力の維持、防衛装備全般
のバランス、経済事情、国民感情の変化等が考慮されて、意思決定がなされます。
特に今回のPACー3への移行は、北朝鮮のミサイル発射の脅威への対応という
ことで、実際の計画を前倒しで進めました。
首都圏防空の実任務最優先での配備をしたわけです。
今回の場合は、国民の心理的動揺を排除し、脅威対象国に毅然とした態度を示
すことが大事であったわけで、この選択は正しかったと考えています。
bigeaglejpの独断と偏見でした。
砕氷艦は軍艦で、政府専用機は軍用機
エンリケ航海王子殿下
自衛隊の存在を可能な限り無視するというマスコミの姿勢(洗脳作戦?)は際
立っています。
南極観測船「しらせ」(最近、除籍になりましたが)が実は「砕氷艦」という
れっきとした軍艦(海上自衛隊の艦船)であることを知っている国民は意外に
少数です。
同じく政府専用機が所属する組織の正式名称(航空自衛隊特別航空輸送隊)
を知っている国民は皆無に近いでしょう。
何故か?マスコミが報道しない(たぶん意図的に)からです。
軍というものを徹底的に忌避しこれを貶めようというものたちの執念が感じら
れます。一日も早い「日本国軍」の建軍を祈念するばかりです。
(予備役空軍大尉)
防衛省改革について
1.日本版NSC設置
この件について個人的には現総理が中国に配慮して引っ込めたと思っ
ていましたが、復活したようですね。それも現総理(現内閣では無く)の支持率
と求心力低下の賜物と喜んでいます。
設置はまさに正論であり、東アジアをはじめ国際情勢が混迷を深めていく中で、
今回こそは実行していただきたいものですが、単純に各省庁からの出向者の集
まりで構成され、何年か後には戻る前提で出身母体の省益ばかりを追求するよ
うなことであっては困ります。特にチャイナスクールあたりが幅を利かすよう
だと、百害あって一利なしの部局に成り下がってしまいかねない恐れが大だと
思います。そういった点を十分に考慮する必要があるのではないかと愚考しま
す。
2.統幕長と事務次官の同格化
制服組の士気を高めるには良いことだと思いますし、気概も生まれてくるので
はないでしょうか。実際に各種派遣業務のほかにも、広報活動など広く国民に
接しているような隊員も叙勲等の選考に入ってもいいのでないかと思っていま
すが、そういったことは背広組はよくわかってないと思いますので現場の意見
が聞いてもらいやすくなるのでないかなとも思っています。体験航海とかって
結構気苦労がありますし・・・。
(元ミサイル員)
防衛省設置法第12条
取材・インタビュー・原稿作成・webコンテンツ用テキスト文作成・自費出版の
原稿作成支援およびアドバイス・その他《書く》ことに附帯する一切の業務に
ついて執筆活動を展開しております。 ライター・平藤清刀
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書き残しておきたいことを委ねてみてはいかがでしょう?(エンリケ)
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軍事情報 (防衛省設置法第12条) 11,458部
平成20年(2008年) 5月3日
──────────────────────────────────☆
ちなみに、ヨーソロ様のご高見にあった防衛省設置法第12条とはこう
いうものです。
「(官房長及び局長と幕僚長との関係)
第12条 官房長及び局長は、その所掌事務に関し、次の事項について防衛大臣
を補佐するものとする。
1.陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊又は統合幕僚監部に関する各般の方
針及び基本的な実施計画の作成について防衛大臣の行う統合幕僚長、陸上幕僚
長、海上幕僚長又は航空幕僚長(以下「幕僚長」という。)に対する指示
2.陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊又は統合幕僚監部に関する事項に関
して幕僚長の作成した方針及び基本的な実施計画について防衛大臣の行う承認
3.陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊又は統合幕僚監部に関し防衛大臣の
行う一般的監督」
わが自衛隊に対する大臣の指示、承認、監督に複数の素人さんが口を挟む機会
を提供しますよ~ということです。軍令軍政すべてですね。最悪です。
と思ってしまいがちですが、
実態は「口を挟む余地」などという生やさしいものではありません。
■補佐の意味と政治将校制度の類似
「局長が補佐する」と言う意味は、役所の実務としては、当該部局の多くの関係
下級官僚が事前に回覧された合議書(民間でいう稟議書)にハンコを押す、と言
うことです。(ハンコの数20個は少ない方です)
「ハンコを押す」と言うことは押さない者がいれば合議書は上司に上がらない。
つまり「幕僚長が決済して幕から大臣にあげた合議書に対して、更にその上に内
局用合議書を被せて各局を回覧するので、若造の官僚にすら拒否権がある」と言
うことです。それでいて彼等は責任を一切取りません。
早い話がソ連軍時代の政治将校の役割の大規模なものです。
同時にこれは桜田門(警察)が市ヶ谷(自衛隊)を押さえ込むための仕組みでも
あります。警察にとって国内でライバルになる可能性のある組織は自衛隊だけで
すから、そして旧陸軍から相当な煮え湯を何度も飲まされていますからね。
■警察の自衛隊支配志向
警察庁は外務省と並び、明治以降まったく変わることなく存続している国家機
関です。また、わが国で自衛隊をもっとも憎んでいる組織といえます。
警察官僚は、警察権力に対抗できる勢力の誕生、すなわち「自衛隊の国軍化」
を警戒しています。
その代表格が先だって亡くなった後藤田正晴氏(元警察庁長官・内務省キャリア
上がり)です。
彼は内務省の官僚時代に受けた2度の屈辱(226事件および終戦時の近衛師団反
乱事件で警視庁が軍に占拠された)を晴らすため、自衛隊が法的権限や権威を
増やすようなことすべてに、ことごとく反対したといわれています。
氏を神の如く奉じている現元の警察キャリアの多くは、その教えを忠実に受け
継いでいます。そして、自分達の既得権益を脅かすであろう自衛隊の行動すべ
てに監視をつけたいと願い、上記の形で自衛隊を牛耳る仕組みを密かに作って
いました。
阪神淡路大震災の際に自衛隊出動が遅れたのは、自治体の反自衛隊感情が最大
の原因ですが、自衛隊出動に対する警察上層部の妨害もそれに匹敵するぐらい
の主因だったと聞いています。
防衛庁正面の警備では、ちょっと何かあればすぐに機動隊が出ていました。
おそらく今でも同じでしょう。
これだけでも世界の恥さらしですが、自衛隊が警察の要注意対象にされている
のが実像なんですね。こんなことをしている国は世界でもわが国だけです。
自衛隊車輌が移動する際には必ずパトカーの先導が必要とされる、という事実
もその典型です。
■自衛隊国軍化を懸念する人々
実力ではかなわないから、法律で自衛隊を押さえつけておこう。
これが警察官僚が持つ共通の感情のようです。
警察上層部がもつ、夜郎自大な軍事への姿勢・思考が幅を利かせ、伝統文化と
して受け継がれている現状は、実に深刻な問題です。
自衛隊の国軍化をもっとも懸念しているのは、米でも北鮮でも中共でもなく
警察庁(そして外務省)といえましょう。自衛隊国軍化への期待が国民の間で
広まりつつある流れを阻止しようとする警察上層部の意図を、読み誤らないよ
うにしたいものです。
あわせて、
このように、憲法改正だけでは解決しない、外には見えない影の仕組みで
わが自衛隊の動きが縛られている事実を、忘れないようにしたいものです。
(エンリケ航海王子)
参考
http://okigunnji.com/cat18/200/post_157.html
http://tinyurl.com/62e7e5
以下余談です
そういえば、自衛官も出席した式典なのに、報道映像で流れるのは、
なぜか警察、消防、海保関係者の姿のみということが日常茶飯事です。
自衛官の存在そのものを視聴者の前から消し去っており、後姿すら映りません。
見事な世論操作といえます。笑
テレビ欄は、今日も刑事ドラマのオンパレードです。
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ゴルフ場に関する投稿
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軍事情報 (ゴルフ場に関する投稿) 11,458部
平成20年(2008年) 5月3日
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ゴルフ場に関する報道についてはさまざまなご意見を頂いています。
4月30日に配信したマガジンでは、ヨーソロ様の以下のご高見を紹介しました。
--------------------
■「防衛省幹部」の語には本当に辟易です。
政治家か高級官僚を指しているのでしょうが、一般庶民には「幹部自衛官」と
まぎらわしいったらありゃしない。
防衛省改革の際には「幹部自衛官」⇒「将校」に変更してもらいたいものです。
今日(29日)も「基地内ゴルフ場を・・・見直し・・・」と口走った「防衛
省幹部」の話が出ていました。
あれは例えて言えば民間会社の保養施設と同じで、皆の拠出金で維持整備してい
るものです。
部隊の生身の現場を知らない官僚達の外聞だけを気にした発想で、部隊勤務をし
ない彼等には痛くも痒くもない軽口発言です。
それに乗せられる大臣も大臣で、防衛省設置法第12条(これが諸悪の根源)に
拘っているらしいことも含めて、そろそろあの人も賞味期限が切れてきましたね。
話は変わりますが・・・
ひどいと言えば、中川元官房長官の大量移民受け入れ計画の話もそうです。
西欧各国が旧植民地やイスラム諸国からの流入者で様々な問題に悩まされている
こと、我が国でも在日朝鮮・韓国人の様々な不愉快な問題が一向に解決しないこ
と、部落問題も永年の啓蒙活動でも一向に改善されないこと、等々を見据えた上
での案とはとても思えません。
日教組が、純粋な日本人の児童生徒にさえまともな歴史教育、文化教育をするこ
となく自虐反日教育に狂奔しているような我が国教育界の現状で、もし大量に移
民を入れればどうなるかは火を見るより明らかです。
現にチベットで中共がやっていること、かつてバルト三国やウクライナでソ連が
やったことがそれで、自国民の大量流入による近隣国家乗っ取りです。
あの中川案は中共や朝鮮の思う壺。「ここ1~2年のうちに・・・」とは、およ
そ責任ある政治家の軽々に言えるようなことではない筈です。
どうしても将来の少子化に備えるならば、(以前にも書いたことですが)まず陸
上自衛隊に外人部隊を創って、そこで「勤務年限完了後には国籍を付与する」こ
とを条件に邦人化教育を徹底的に試行して、万全の受け入れ教育の体制とノウハ
ウの準備が出来上がってから、の話にすべきです。
以上、ヨーソロの管見でした。
(ヨーソロ)
---------------------------
その後、自衛隊OBさんから以下のようなご高見をいただきました。
-------------------------
■亡国報道番組で、駐屯地内のゴルフ場について報道していましたね。
それに防衛大臣がゴルフ場の見直しに付いて述べて居られましたが、これもい
ただけない事です。
木更津駐屯地内のゴルフ場は米軍から引き継いだものであり、過去にも民間か
らクレーム(安くプレーをやっている等)が有りました。しかし、滑走路を
有する駐屯地(基地)は、大変広い敷地を有するのです。草刈を隊員でやると
なると、大変な隊力を有し、勤務どころでは有りません。
又、防衛省が業者に依頼するとなると、小額では済みません。
駐屯地としては、ヘリコプターの訓練場として使用すると共に、隊員の福利厚
生の一環として使用させているのです。ゴルフ場は、会員が月々の会費を払っ
て民間業者(個人)を雇用し、ゴルフ場(訓練場)の維持管理をしています。
ゴルフ場(訓練場)を使用させることは、隊員の福利厚生面と整備費用が不要
といった面から一石二鳥の存在ではないかと思います。
防衛大臣も何故この事に付いて軽々しく発言されたのでしょう。
該当する駐屯地(基地)に報告を求めて対処するべきではないでしょうか。
現役時代に当ゴルフ場でプレーした者として、投稿しました。
(自衛隊OB)
-------------------------
Bigeaglejpさんからは、
------------------------
■基地内ゴルフ場について
何故か産経新聞がまた出して来ましたね。
もう十四五年になると思いますが、出所も内容も同じような気がしています。
空自の場合は、米軍から引き継いだものです。元々は情勢緊迫化等の状況下にお
いて隊員を基地内に拘束する場合がありますが、拘束された隊員の気分転換と万
が一の場合に備えて物資集積場所等の確保を主たる目的として設置されたものと
聞いています。
米空軍や韓国空軍は立派なゴルフ場を基地内に整備しているところが少なくあり
ません。空自の場合は、民間のコースなどとは比較にならないほど貧弱なもので
す。有事のみならず、大規模災害発生時などに刈り込まれた草地はヘリの運行、
物資の集積、被災者の収容等に不可欠であるので、現在もそのニーズに応えるこ
とを第一義にして、草地の管理を実施しているところです。
ただ、一般国民にはその理解がされにくいとは思います。
草刈の費用どうのこうのは別問題です。正式に維持するとなると国家予算はかか
りますが、やむを得ないでしょう。
(Bigeaglejp)
----------------------
とのご高見を、
一将校さんからは、
-----------------------
■安易な姿勢は不可では?
草刈りが大変な労力なのは理解できます。大変でしょう。
ただ、それが勤務に多大な影響を及ぼすのであれば、その費用は国が支出すべ
きです。捻出すべき費用が少額だろうと多額だろうと、国が支出すべきものに
は国が支出しなければなりません。
それが少額でないのであれば、より一層それを隊員の負担などにしてはいけま
せん。安易に自分たちで整備費用を捻出すれば、国はあたかも支出の義務がな
いかのように錯覚してしまうでしょうから、それは理想的な国造りへの背信行
為になってしまうのではないでしょうか。
亡国報道番組の報道姿勢は、確かにおかしいのかも知れません。但し、付けい
る隙を与えたのは、他ならぬ私たちなのではないでしょうか。国が払うべき費
用を自分たちが捻出しているということを口実に、これを自分たちの趣味に利
用していなかったと本当に言い切れますか?
私や私の同僚は、若い頃、書類のコピー代を自分たちの費用で支払ったり、業
務のみに使用するワープロを自分たちの費用で購入したりしていました。しか
しながら、その代償に何かを求めたことはありませんでした。だからこそ、国
がその費用の必要性を認め、今現在、コピー代を我々自身の手で捻出する必要
はなくなったし、仕事に使用するワープロ(今はパソコン)を自分の費用で購
入することもなくなったのです・・・・・・。ゴルフ場の案件はこれとは少し
異なります。なぜなら、自分たちによる費用捻出の代償を求めているからです。
この時点で、求めた代償に関する批判について釈明などすべきではないと私は
思います。
隊員の福利厚生はとても重要です。但し、福利厚生は組織全体としての施策で
あって、一部有志の施策ではありません。それは福利厚生ではなく単なる趣味
なのです。その辺を勘違いしてはなりません。
(一将校)
----------------------
とのご高見を頂いています。
いずれも大変参考になるご高見です。
私が推測するに、予算面での難しい事情もいろいろあるのだと思います。
予算って、あちらを取ればこちらが立たず、こちらを取ればあちらが立たずと
いう二者択一の性格を持ちますからね。素人担当者では、ゴルフ場管理と弾薬の
バーターを呑むなんて話になりかねません。笑
国家の保険料である国防費を増やすことに理解を示す権力も、今の日本には存
在しないでしょう。
わが自衛隊の予算と人事は、軍事合理性に基き決定・説明できる機関が担当す
る必要があると強く思いますね。
ちなみに、ヨーソロ様のご高見にあった防衛省設置法第12条の解説を最後に
予定していましたが、追記追記で少し量が多くなったので、笑
別メールでお届けします。
(エンリケ航海王子)
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統幕と各幕の訓練の線引き
取材・インタビュー・原稿作成・webコンテンツ用テキスト文作成・自費出版の
原稿作成支援およびアドバイス・その他《書く》ことに附帯する一切の業務に
ついて執筆活動を展開しております。 ライター・平藤清刀
E-mail hirafuji@mbr.nifty.com
WEB http://homepage2.nifty.com/hirayan/
――――――――――――――――――――――――――――――――
⇒平藤さんはわが国唯一の即自ライターです。ライター歴十六年を数えます。
文章作りでお困りのあなた、迫力と簡潔さとわかりやすさであなたの思いを
形にしてくれる「即自ライター」平藤さんに、伝えたいこと・どうしても
書き残しておきたいことを委ねてみてはいかがでしょう?(エンリケ)
━━☆☆☆☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
軍事情報 (訓練の線引き) 11,488部
平成20年(2008年) 5月1日
──────────────────────────────────☆
■訓練の線引き
ヨーソロ様のご意見(実行動や演習と訓練などの担当について、統幕と各幕の
分担の線引きが未だ確定していない部分もあるようです。・・・・・・・「海
自独自の訓練だから海幕・・・」では済まないケースも将来は出てくるかも
知れません。(*))は、ごもっともですね。
特に、軍の役割の主要な側面である「示威行動(demonstration)」は、訓練と
いう名目で行われることが多いですが、これは明らかに作戦の一環でもあり
ます。
運用(作戦)機能が統幕に移管されて以降(自衛隊創設以降かも知れません
が)、自衛隊が示威行動を行ったことなどなかったでしょうが、日本の国益
を確保する上では、このような示威行動も円滑に行いうるような組織的基盤
を整えておかなくてはなりません。
現状では、運用機能を担う「統幕」と演習や訓練を担う「各幕」のどちらが
これを担うのかは、微妙な問題でしょうし、どちらがこれを担うとしても、
下記のような問題が発生するのではないかと思います。
1.統幕が担う場合
通常の訓練計画が各幕で起案されるのに対して、示威行動としての訓練計
画のみが統幕で起案されることになり、我が国の示威行動の意図が、一目瞭
然となってしまう。従って、示威行動の意図を曖昧にしておくことが必要な
状況の場合、企図の秘匿が困難である。
2.各幕が担う場合
示威行動は作戦の一環なので、当然、統幕の意向を確認しながら計画を起
案することになるので、複雑な起案過程を踏まなければならなくなり、部隊
行動にとって必要な要素の一つである迅速性が発揮されなくなる可能性があ
る。
(一読者)
(*)http://okigunnji.com/cat18/003/post_398.html
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[以下、まぐまぐさんからのお知らせです]
「防衛省幹部」の語には本当に辟易です。
政治家か高級官僚を指しているのでしょうが、一般庶民には「幹部自衛官」と
まぎらわしいったらありゃしない。
防衛省改革の際には「幹部自衛官」⇒「将校」に変更してもらいたいものです。
今日(29日)も「基地内ゴルフ場を・・・見直し・・・」と口走った「防衛
省幹部」の話が出ていました。
あれは例えて言えば民間会社の保養施設と同じで、皆の拠出金で維持整備してい
るものです。
部隊の生身の現場を知らない官僚達の外聞だけを気にした発想で、部隊勤務をし
ない彼等には痛くも痒くもない軽口発言です。
それに乗せられる大臣も大臣で、防衛省設置法第12条(これが諸悪の根源)に
拘っているらしいことも含めて、そろそろあの人も賞味期限が切れてきましたね。
話は変わりますが・・・
ひどいと言えば、中川元官房長官の大量移民受け入れ計画の話もそうです。
西欧各国が旧植民地やイスラム諸国からの流入者で様々な問題に悩まされている
こと、我が国でも在日朝鮮・韓国人の様々な不愉快な問題が一向に解決しないこ
と、部落問題も永年の啓蒙活動でも一向に改善されないこと、等々を見据えた上
での案とはとても思えません。
日教組が、純粋な日本人の児童生徒にさえまともな歴史教育、文化教育をするこ
となく自虐反日教育に狂奔しているような我が国教育界の現状で、もし大量に移
民を入れればどうなるかは火を見るより明らかです。
現にチベットで中共がやっていること、かつてバルト三国やウクライナでソ連が
やったことがそれで、自国民の大量流入による近隣国家乗っ取りです。
あの中川案は中共や朝鮮の思う壺。「ここ1~2年のうちに・・・」とは、およ
そ責任ある政治家の軽々に言えるようなことではない筈です。
どうしても将来の少子化に備えるならば、(以前にも書いたことですが)まず陸
上自衛隊に外人部隊を創って、そこで「勤務年限完了後には国籍を付与する」こ
とを条件に邦人化教育を徹底的に試行して、万全の受け入れ教育の体制とノウハ
ウの準備が出来上がってから、の話にすべきです。
以上、ヨーソロの管見でした。
(ヨーソロ)
海を渡った自衛官─異文化との出会い─
こんにちは!!
エンリケ航海王子です。
私にとってこの人が書いた『指揮官は語る』は、ある意味人生を変えたといえる
といっていいかもしれません。
発行された二〇〇一年当時、
わが将校にインタビューした内容で構成された本は、書店にも図書館にもあり
ませんでした。
そんな中発見したこの本。
欲しくてたまらず、貧乏だったためずいぶん悩みましたが一大決心して買った
んですよね。あの「決心」は今でも思い出すことがあります。笑
予想に違わぬ名著で、ぜひ海空でも同様の本を出して欲しいと思ったものです。
本著を通じ、洗退役陸将、故井岡退役将補、福山退役陸将など、当時の陸自幹
部のナマの言葉に触れたことは、副次効果「メルマガ発展への確信」を生んだ
んです。そのときの「手ごたえ感覚」は今でも忘れません。
というわけでこの本は、最も大切な本のひとつとなっています。
ボロボロになっていますが、今も目の前にあります。
その著者荒木肇さんが、新たなステージに立たれます。
恩人の門出を、心より祝福いたします。
■メルマガ「海を渡った自衛官─異文化との出会い─」
発行者 荒木肇(あらきはじめ)
週1回水曜日配信
第1回配信 5月7日(水)
申込み先 http://www.melma.com/backnumber_174026/
(エンリケも既に登録しています)
■梗概はこんな感じです
陸上自衛隊が初めて海外へ一歩を踏み出したのは、1992年9月、行き先
はカンボディアでした。93年にはアフリカの南端に近いモザンビークへ内戦
後の国際平和協力業務活動に、94年には中央アフリカのルワンダへ難民救援
に派遣されました。96年からは今も継続中のゴラン高原での輸送業務活動が
始まり、99年から2000年にかけては東ティモールの復興支援、01年に
はアフガニスタン、02年には再び東ティモールへ。そして04年にはイラク
へと隊員たちは出かけて行きました。
少ない人員をやりくりしながら、陸上自衛隊は見事にこれらの任務を果たし
てきましたが、これまで隊員たちが自らの言葉で派遣について語る機会はほと
んどありませんでした。
このメルマガは、海外に赴いた隊員数十人を直接取材し、彼らが現地で何を
体験し、どうやって任務を遂行してきたのか、その実際を聞き書きしたものです。
派遣先での「異文化との出会い」に悩み、戸惑いながら、事態をどう解決し
てきたのか? 知られざる自衛官の活躍を等身大で紹介します。
確かにこういう内容はひげの隊長さんの本以外、出てないですよね。
■荒木肇(あらきはじめ)さんについて
1951年、東京生まれ。横浜国立大学大学院修了(教育学)。
横浜市立学校教員、情報処理教育研究センター研究員、研修センター役員等を
歴任。退職後、生涯学習研究センター常任理事、聖ヶ丘教育福祉専門学校講師、
現在、川崎市立学校教員を務めながら、陸上自衛隊に関する研究を続ける。
2001年には陸上幕僚長感謝状を受ける。年間を通して、陸自部隊・司令部・
学校などで講話をしている。著書に「自衛隊という学校」「続・自衛隊という
学校」「指揮官は語る」「自衛隊就職ガイド」「学校で教えない自衛隊」「学
校で教えない日本陸軍と自衛隊」「子供に嫌われる先生」(以上、並木書房)
■第1回目の配信(5月7日配信予定分)はこういう内容です
第1回 ゲートに行けば日本のキャプテンに会える/イラク復興業務支援隊
《イラク復興支援群の概要》
2003(平成15)年3月、英米軍がイラクへの攻撃を開始した。5月1日
には早くも大規模戦闘の終結宣言が出され、7月13日にイラク統治評議会が発
足する。
わが国では、7月26日には「イラク特別措置法」が成立し、自衛隊の部隊が
医療、給水、施設の復旧整備に派遣されることになった。
派遣される陸上部隊は復興業務支援隊と復興支援群に分かれる。
実際に支援活動を行なうのは支援群の衛生隊、施設隊、給水隊だが、警備部
隊や群本部などの人員がかなりの数にのぼった。また、イラク当局や、外国軍や、
国連関係組織との交渉や調整・連絡にあたったのは業務支援隊だった。
そして、前者は第10次、後者は第5次隊の撤収が完了したのは、2006
(平成18)年7月29日だが、装備や物資の国内へ送り出す部隊、後送業務隊、
約100名がイラクの地を最後に離れたのは9月14日だった。
▼「イラク人の目線で考えよ」ヒゲの隊長の方針
N1尉に発令された職務は「連絡将校(幹部)」だった。
イラク暫定政権がスタートする前、ムサンナ県は米・英占領当局(CPA)
の治政下にあり、治安の任にあたったのはオランダ軍(CIMIC)である。
N1尉は、業務支援隊の連絡幹部、つまり、CPA、CIMICと自衛隊復興業
務支援隊とのさまざまな業務調整や連絡にあたるのが仕事のはずだった。
職種(兵科)は通信科であり、通信学校で教官職を務めるほどのベテランであ
る。それが、現地での実際の活動はといえば、働く場所と仕事を求めるイラク人
たちの窓口になってしまった。
「失業問題が何より深刻でした。働き盛りの人たちに仕事がない。就職を希望
する人がほとんど毎日、宿営地のゲートに来ていました。通訳などの採用がある
からです」
イラク人の通訳に対応を任せてしまう方法もあったが、N1尉は自分でじかに
話を聞こうとした。
佐藤隊長(ヒゲの隊長で有名になった現参議院議員)の指針も、「イラク人の
目線で考えよ」というものだったし、せめて話し合いだけでもしなくてはと考え
たからだった。
雇用できる数は限られていて、希望者は多いので、採用はめったにできなかっ
た。でも、ゲートに行けば日本のキャプテン(1尉=大尉)が話を聞いてくれる。
それが話題になり、現地の人はぞくぞくとキャンプのゲートに訪れるようになっ
た。
▼毎日が手探りの異文化体験
これは違うな、これもずいぶん自分たちの常識とは変わっているなと思うこ
との連続だった。まず、給与の支払い方法である。
こちらはドル建てで金を渡す。その米ドルと現地通貨、イラク・ディナール
との換算率が高額ドル紙幣ほど有利になっていた。
例えば、100ドル札は13万5000ディナールになる。ところが、1ドル
は1100ディナールにしかならない。細かい札で給料をもらうと、およそ2割
も損をする計算になるのだ。
だから、現地の人はなるべく高額の紙幣で支払いを受けたがった。こうした
ことは、現地の事情にうといと何も分からない。どうして、通訳たちはこんな
にむきになって高額紙幣を欲しがるのか、その謎はやはり現地の人から聞いた
ことで理解ができた。
若い独身男性も就職に必死だった。結婚するために働きたい、金を貯めたい
という意欲が並大抵ではなかった。それは、結婚しているかいないかが、現地
での社会的地位にひどく影響するからだった。
イスラムの文化として一夫多妻の制度がある。もともとは、働き手の夫を失っ
た家族は悲惨な目にあうといった歴史が背景にあるらしい。甲斐性のある男は、
たくさんの妻をもつ。そうして家族を養うのは一人前の成人男子の役割であり、
責任だという考えがたいへん強いのだ。
「雇っているイラク人が勤務時間についてこぼしたことがありました。自衛
隊の仕事は契約では朝9時から、午後5時まで。そうすると、昼に家族といっ
しょに食事をとることができない。それが悲しいというのです」
けしからん、仕事だぞ、家族がなんだ、あるいは、何を大げさなことを言うの
だ。日本人は家族と夕食もいっしょにしないで働くのが普通だなどと言ってしま
うかもしれない。でも、ここはイラクであり、イラク人の常識は違うのだ。
N1尉は勉強になったという。
▼戦争をしに行くんじゃないんだから
N1尉は親子3代陸軍の家系である。祖父は旧陸軍から陸上自衛隊へ、父も
陸上自衛官だった。中学生の時には韓国へ行き、分断された国家の厳しい現実
を見た。高校ではタイ王国へ研修に行った。そこでベトナム、ラオス、カンボ
ディアなどからの難民キャンプでボランティア活動をした。国を追われた人々
の悲しい表情が目に焼きついたという。
イラクへの派遣前、緊張感はたしかに持った。でも、祖父に報告がてら会い
に行ったら、戦争をしに行くんじゃないから任務を楽しんでやってこいと言わ
れた。それで、ずいぶん肩の力がぬけたとN1尉は言う。
「自衛隊はこれからも多様な任務環境の中で、さらに海外で活動することが
増えるでしょう。今まではPKOや、人道派遣などはもともと兵士・軍人の仕
事ではないと思われてきました。でも、ほんとうは兵士・軍人でなければなけ
ればできない仕事です。自衛隊は力むことなく淡々と活動していくことが大切
だと考えています」
N1尉は太ももに付けた拳銃のケースが目立つ、当時のゲートの写真を見せ
てくれながら、にこやかに語ってくれた。
■オススメします
海外派遣されたわが軍人から直接話を聞いて作られるこのメルマガ。
他では得ることのできない「貴重なナマ情報」をGETできること間違いなし
です。
あわせて、
今を生きる陸自隊員が何を考えているかをしる、絶好の知識源になるでしょう。
海外で現在も任務に当たっているわが自衛官と、国内で帰還を待つわれわれを
結ぶ「固い絆」にもなるでしょう。
購読をオススメします。
登録はこちらからどうぞ
http://www.melma.com/backnumber_174026/
(エンリケ航海王子)
追伸
私は何事でも「ナマ」が好きです。
情報もそうです。現場の最前線を知る人の話が、なんだかんだいってもやっぱ
り一番面白いです。
イラクの状況も、イラクで最前線にいた人に聞くのが一番ですね。
http://www.melma.com/backnumber_174026/
それにしても、こんな情報をタダでGETできるなんて、
なんといい時代に生まれ合わせたことでしょう!
すべてに感謝するばかりです。
となりの●●さんより先に、来週の今日から配信がスタートするメルマガ
に登録しておきましょう。
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メールセミナーへの感想
第9回「予備役制度について」を読みまして、感想を少し。
数年前、自衛官の定数の削減という改正がありました。
予備自衛官等を含めた、人数だったと思いました。
その際、驚いたのは、「現役の陸自」は微増とし、
即応予備自衛官だったと記憶していますが、こちらを削減したと思います。
当時の、財務省の担当主計官は、初の女性担当者として、名をはせた方。
確か、今は、衆院議員。
ホンの、一部の人間しか、防衛を考えていない。
制服組の幹部だって、半分は怪しいと感じています。
(A)
⇒ありがとうございます。あのときはひどかったですね。
国防を平時の感覚でしか捉えられないのは、典型的な平和ボケです。
(エンリケ)
軍事情報記事(080421) 自衛隊:領空侵犯対処行動は極めて特殊な例外
自衛隊が「自衛隊法という国内法の枠内でのみ」行動が許された「おかしな
軍隊」であるよう強いられている事実は、すでに皆さんご承知おきのことです。
このことが自衛隊の行動から軍事合理性を奪い、時節に合わない出動を強いら
れ、自衛隊が最善を尽くしても「当てにならない」という悪印象を国民に与え
るハメになっていることも、十分にご理解頂いているはずです。(ですよね?)
この話を出すと常に引き合いに出されることは「領空侵犯への空自の対処」です。
以下に説明しますね。(ヨイショっと)
「領空侵犯対処行動」は例外的に、部隊最高位指揮官である航空総隊司令官、
および各航空方面隊司令官に権限が委任されているものです。
そのため軍事合理性に基く用兵が可能です。
おそらくBMD統合任務部隊に対しても同様の委任が行われるでしょう。
理由は、「対処に当たって時間的に余裕がない問題」だからです。
そのため、「例外的に」認められているというだけの話に過ぎません。
「特殊を見て全体を判断してはならない」(城野宏)という言葉にもあるとおり、
領空侵犯対処作戦への権限委任が「極めて特殊な例」であるにもかかわらず、
これが全自衛隊で普通に行なわれていると考える傾向はいささか困ったこと
といえます。
なぜ、北鮮工作船対処に海保が出ざるを得なかったのでしょうか?
(そういえばこの件では、海保の人から「何で俺達が出るんだ?殺す気か!」
という、竜ちゃんも真っ青の本音吐露メールをいただいたことがありましたね)
これは、「海上警備行動」(海上警備作戦)に関する委任が海自に出され
ていなかったためです。同様のことは陸自にも当てはまることでしょう。
思うのですが、
なんでもかんでも法律の枠内で解決できると信仰するのは結構です。
わが国には「信教の自由」(?)がありますから。
でも、その付けを結局、
自衛隊中枢・部隊(海保の現場や警察の現場もそうかな?)、ひいては国民に
回す悪い癖だけは、今すぐにでも直していただきたい。
軍事情報記事(080421) 自衛隊:大臣補佐と助言
大臣補佐に関してよく見受けられる意見に、「シビリアンがおかしな事をす
れば制服が助言すればよいではないか」というものがあります。
それに接して感じることは、「助言」という言葉に対する認識の甘さです。
確かに助言自体は口頭で可能ですし、統幕長は首相と大臣に直接話をすること
ができます。これまでもいろいろな出来事が起きた際、政治家が制服の報告や
意見を聞きたがり、統幕議長(当時)や幕僚長が官邸に出向いたことは幾度も
あると聞きます。
しかしながら「助言」というのは「計画を立てて命令書の形に起案して提出す
る機能」のことをいいます。ここがキモです。
(ちなみに、「助言と承認」ということであれば案に副署名も付きます。
天皇陛下が公布される法律や政令などがこれに当たります)
これまで、「実行動命令」(作戦命令のこと)を各幕僚監部で起案して幕僚長
が決済して大臣に上げても、更に内局がそのうえに決裁の押印をする表紙を添
付して、防衛○○局やら運用××局のハンコが並ぶ間に官僚達が内容にゴチャ
ゴチャ干渉していたことなど、いろいろ聞いてます。
現状がどうなっているか詳細は十分に把握してませんが(当然の話です。笑)
伝え聞くところでは、この悪習は統合幕僚長ができてから大分改善されている
そうです。
今回の「幕僚長から命令執行機能(実質的な指揮権ですね)を取り上げる方向」
に反対するのは、内局による余計な干渉を防止し、餅は餅屋に任せるという状
況を維持徹底しておかねばと思うからです。
そうしておかなければ、これから先も命令に素人が関与できる状況を、変わる
ことなく継続する隙を作り、亡国につながりかねないと強く感じるのです。
一旦状況ができてしまうと、官僚は法律のプロなので、こういう言い方は失礼
ですが、通常の将校や政治家では太刀打ちできなくなるでしょう。
また、せっかく得た軍部隊を動かす権益を官僚が容易に手離すとはとても思え
ません。よほどの事態が起きれば別かもしれませんが。
そのためには、「命令の執行は幕僚長を通じて行なう」ことを意味する「委任
状」制度(=幕僚長に命令執行権を保持させ「幕僚長指示・指令」を機能させ
ておくこと)が必要ではないでしょうか?
とはいえ、もしかしたら、前提となる状況は既に過去の話なのかもしれません。
もしそうなら、ぜひご教授ください。
税金を払っている国民の立場からすれば、
素人官僚に軍の行動が左右されるような国には、怖くて住めないです。
住みたくもないです。
軍事情報記事(080421) 自衛隊:「幕僚長=参謀総長・軍令部総長」という誤解
「幕僚長=参謀総長・軍令部総長」という誤解がありますね。
これは国民の自衛隊理解が浅い典型のひとつです。
(というより、法律で捻じ曲げられた無理な軍隊組織=自衛隊そのものに起因
するとも感じますがね)
幕僚長は「陸海軍大臣+参謀総長・軍令部総長」を兼ねた機能職です。
軍令(部隊を動かす系統)と軍政(部隊を整備する系統)の双方を扱っている
わけです。
統幕長ができてからは、軍令機能のほとんど(たとえば実際の作戦用兵や大規
模な訓練など)が陸海空幕僚長から移っていますが、教育機能は各幕僚監部に
残っています。
たとえば、海自の遠洋練習航海訓練といった教育訓練は、大臣が発する一般命
令とそれを承けた海上幕僚長指示で実施されます。これは明白に実働部隊が動
く内容ですから、軍令事項を含んでいるわけです。
以前もお伝えしましたが、大臣が発する命令には「内局が起案した甲命令」と
「幕が起案した乙命令」があります。上で紹介した遠洋航海の場合、海乙一般
命令と海上幕僚長指示で実施されるわけです。
付記
命令、指令、指示の理解があいまいだと、今回の幕僚長から執行権限を奪うこ
との意味合いはよく理解できないだろうと思います。
二年前にお届けした以下の記事はその理解に資するものです。
よろしければご一読ください。
【参考】(「命令に関するQ&A」 060528配信)
-------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成18年(2006年)5月28日
軍事情報 号外 (「命令」に関するQ&A)
http://okigunnji.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
統合幕僚監部が発足してはじめてのイラクへの部隊派遣が行なわれ、先月28
日、額賀長官は10次群に対し、編成命令と交代命令を発出しました。
新しい統幕ができて何か変わったのか、あわせて、これまで疑問に思っていた
「長官は誰に命令を出したのだろう?」ということも知りたいと思い、ヨーソ
ロ様に問い合わせてみましたところ、大変貴重なご高見をいただきました。
以下、ご参考になればさいわいです。
【目次】
◆Q1:額賀長官はこの命令を「誰に」出したのでしょうか?
⇒回答
◆Q2:長官命令は関係幕僚長に出されるのですか?
⇒回答
◆Q3:「甲命令」と「乙命令」は部隊が受け取る命令の種類で、前者の場合は幕
長の指令指示が出る。後者の場合はそのまま執行するということでしょう
か?
⇒回答
◆Q4:「長官の命令」と「長官指示」は、長官による「行動命令」と「それ以外
の命令」を意味するという理解でよろしいでしょうか?
⇒回答
◆Q5:それにしても、内局官僚起案の命令で部隊が動くかもしれないというの
は、なんとも危険な香りがします。(>_<)
⇒回答
◆ヨーソロ様よりひとこと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Q1:額賀長官はこの命令を「誰に」出したのでしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
A:この編成命令の宛先は東部方面総監ではないでしょうか。
長官直轄部隊(総理、長官の直近下位の部隊)の長はこの場合、東部方面総
監です。もちろん、関係する他の多くの部隊指揮官にも宛てられていると思
われます。
以上、ヨーソロの管見でした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Q2:長官命令は関係幕僚長に出されるのですか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
A:統幕長、陸幕長ともスタッフであって指揮官ではありません。
長官から出される命令を企画・起案する方の側です。
民間会社の比喩で言えば社長室長か企画室長、江戸幕府で言えば老中です。
全ての大元の命令は、総理か長官の名前で出ます。(防衛出動は総理名)
但し、総理・長官から出る命令の最後には必ず、次のような文が付けられて
います。
「細部は統合幕僚長から指令(指示)させる。」
この最後の一文が「葵の印籠」で、この命令が出された後は統幕長が自分の
名前で「統合幕僚長指令(指示)」を出します。これは全て長官の命令と同
じ効力があります。
なお、「指令」は行動命令のとき、「指示」はその他の命令のときに使われ
ます。
行動及びそれに関連する諸命令については統幕長経由だけですが、その他の
一般的な業務に関する命令については以前と同様に「細部は陸(海空)幕僚
長から指示させる」が出されて、「(陸海空)幕僚長指示」で具体的に各部
隊が動くのであろうと思われます。
なお、命令には、
・長官名が直接に書かれた内局起案の「甲命令」
・「長官の命により」+「幕長名」で出される各幕起案の「乙命令」
がありますが、昨今の政治的な問題を孕む海外派遣等は甲命令が多発されて
いるのかもしれません。
また、「長官指示」と「長官の命令」がマスコミでは混乱して用いられてい
ますので、私の頭も同様に混乱しています。
以上、ヨーソロの管見でした。
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Q3:「甲命令」と「乙命令」は部隊が受け取る命令の種類で、前者の場合は幕
長の指令指示が出る。後者の場合はそのまま執行するということでしょう
か?
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A:甲も乙も、部隊運用の細部を幕長指令や幕長指示で行うことは一緒です。
命令本文は必ず「細部は○○幕僚長から指令(指示)させる。」で終わりま
す。
その理由は「長官の命令は幕僚長を通して執行する」ことになっているから
です。そうでなければ、(いわゆる5W1Hのような)細かいことまで長官
が直接に各部隊に命じることになりますが、これは部隊運用の素人にはどだ
い無理な話です。
甲と乙の違うところは命令の起案部局で、形式的に最後の命令者名の部分が
違います。
甲は「防衛庁長官 ○○○○」ですが、
乙は「防衛庁長官の命により ○○幕僚長 ○将 海山空太郎」となります。
ちなみに、乙は旧軍由来の書き方です。例えば、大本営海軍部命令(大海令)
は「奉勅 軍令部総長 永野修身」、「細項ニ関シテハ軍令部総長ヲシテ之
ヲ指示セシム」で、大元帥陛下の御名が直接に命令書に書かれることはあり
ませんでした。
蛇足ですが、これを書きながら http://homepage2.nifty.com/nishidah/ml05.htm
等を久しぶりに見に行きました。終戦直後の命令を読むと、当時こ
れらを起案した軍令部員の先輩達の胸中が偲ばれ、涙が出ます。
以上、ヨーソロの管見でした。
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Q4:「長官の命令」と「長官指示」は、長官による「行動命令」と「それ以外
の命令」を意味するという理解でよろしいでしょうか?
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A:「長官の命令」は各部隊へ宛てて長官から出される命令そのもので、「長官
指示」は各幕僚長や内局の事務方へ作業を命じる指示書ですね。
何故口頭だけでなくてわざわざこんな指示書のような文書が要るのかという
と、政治的・法律的に問題を含んでいるような計画の立案や準備を担当者レ
ベルで早手回しに着手すると、後日国会で野党から「制服組がまた勝手なこ
とをした、シビリアンコントロールの逸脱だ」と追求されるので、政治家で
ある長官の責任による指示であることを明確にするためです。
これは例えば、沖縄の本土復帰を目前にして沖縄に自衛隊基幹要員を輸送艦
で運んだのですが、これを野党が「制服の暴走」と散々に攻撃しました。
長官も内局も計画段階から了解していたのにとぼけて、制服だけが悪者にな
りました。
このような反省から、政治的決定である証拠を一札取るようになったのです。
(「施政権復帰の象徴は国軍の所在を顕示すること」は世界の常識なのに、日
本の左翼政党は非常識にもそれに反対したのです。
ちなみに、「施政権復帰の象徴は国軍の所在を顕示すること」の実例は、1
997年7月1日の香港返還の際にも表れました。
英国側は当日午前0時以前に中国軍が香港に事前進駐することを嫌がり、中
国側はその時には既にそこに居る体裁にしようと苛烈な事前駆け引きがあり
ました。これが独立国のプライドというものです。)
以上、ヨーソロの管見でした。
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Q5:それにしても、内局官僚起案の命令で部隊が動くかもしれないというのは、
なんとも危険な香りがします。(>_<)
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A:今度の統幕改組の最大の意義はその一点にあると思います。
つまり、行動の計画(これは典型的自衛隊用語-正確な軍事用語が使えない
のでやむを得ず言い換えた表現-で「作戦用兵計画」のこと)に関すること
は全て背広の内局ではなく制服の統幕が担当する、ことが明確に確定したこ
とですね。これで坊門清忠の故事(*)の再現されるリスクが多少とも減っ
たのではないかと、ホッとしています。
以上、ヨーソロの管見でした。
(*)坊門清忠(?~1338)南北朝時代の公家貴族。後醍醐天皇側近。
「建武二年に足利尊氏が反逆したときには新田義貞追討の議に反対し、楠木正
成の提案した尊氏を京都に招き入れ包囲するとの議にも反対し、結局、建武三
・延元元年(1336)五月の湊川の敗戦を招き、後醍醐天皇とともに吉野に
亡命する」(『鎌倉・室町人名事典』槇道雄)
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★ヨーソロ様よりひとこと
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但し、実行動や演習と訓練などの担当について、統幕と各幕の分担の線引き
が未だ確定していない部分もあるようです。おいおいに落ち着くでしょうけ
れど・・・。
例えば、南極観測支援の「しらせ」派遣は実任務なので統幕長の所掌ですが、
練習艦隊の外国訪問は訓練航海なので世界一周でも海幕長の所掌となってい
ます。
しかし、1974年のキプロス紛争勃発の際、練習艦隊は何と東地中海にい
たのです。このときは甲板上に大きな日の丸を描いてトルコ、ギリシャ両軍
から間違われないようにして、しかも両国共寄港したのでした。
こうなると「海自独自の訓練だから海幕・・・」では済まないケースも将来
は出てくるかも知れません。
(ちなみに、このときトルコ軍は55年ぶりの実戦で、味方撃ち(空軍機が
海軍艦艇を攻撃)や不手際(敵前上陸部隊を送った港は既に最前線が通過
していた、等々)が続発しました。三自衛隊も既に50年を過ぎたので心
配です、ホントの話。)(^-^;)ゞ
(ご回答:ヨーソロさま)
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改革会議中間報告の方向には・・・
統合幕僚監部ができたとき、作戦用兵計画に関することはすべて、それまでの
内局でなく統幕に担当させることが明確に確定しました。
素人の内局が起案した命令で自衛隊部隊が出動する、という背筋が凍るような
事態が再現するリスクが若干減ったわけで安心していました。
それなのに今回改革会議の中間報告で明らかになった方向は、
こちらも素人である大臣が自分で直接作戦に関わる、という話です。
あきれてものも言えません。
官僚も素人ですが、政治家も素人であることに変わりありません。
青天井の責任を背負い込む心構えは結構ですが、昨日お届けしたマガジンでも
ご紹介しましたとおり、考えるまでもなくこの感覚は破綻しています。
私が気になるのは、特に将校の士気に与える悪影響です。
用兵に関する組織改革をお考えになるのなら、軍人の領域に手を突っ込むので
なく、省の運用企画局なる意味不明なこうもり組織をまず解体することです。
今回の改革会議のキモはそこにあります。
それができない限り、改革会議は失敗ではないでしょうか。
(エンリケ航海王子)
【080414配信 メールマガジン「軍事情報」より】
Re:幕僚長から権限を奪う方向へ
私は各幕僚長の指揮権限をなくす方向で議論することが誤りだとは思ってお
りません。
ご心配の点はごもっともです。ただ、幕僚長は、大臣の参謀として、指揮権が
適切に行使されるよう補佐するためにあるのですから、仮に大臣が指揮権を濫
用しようとすれば、そこに幕僚長の意見具申と言う形で一定の圧力を行使する
ことが可能です。これまで問題だったのは、大臣の参謀としての機能を、実質
的に内局だけが担ってきたことであって、私はまずそこを是正すべきと思って
います。
もう一つ私が重要と考えているのは、指揮系統は常に一本化すべきと言う点で
す。軍人はたとえそれで命を落とすことになるような命令であろうとも、一旦
命令が下されれば、それを忠実に実行することが必要です。しかしながら2人
の指揮官がいるような状況では、命令を受ける者が精神分裂を起こしてしまい
かねません。
ご心配されるような事項をより局限するためには、例えば陸上自衛隊の総監部
の上に陸自総隊をつくり、陸自の運用部隊全体を統括する司令官を新設するの
も一つの案かも知れません。これであれば、陸上自衛隊の各総監の指揮官は、
防衛大臣ではなく、あくまでも総隊司令官になるので、指揮系統の一本化は保
てますし、陸自の部隊全般を見渡すことのできる指揮官が部隊指揮に介在でき
ることになるからです。
ただし、指揮単位が多くなれば、部隊運用に要する時間がより必要になってく
ることを考慮しなければなりません。要は、迅速性が必要な現代戦に適応でき
るかどうかを見極めることも必要でしょう。
(一読者)
●元記事
幕僚長から権限を奪う方向へ
幕僚長から権限を奪う方向へ
防衛省改革会議の中間報告の方向は、統合幕僚長、陸上幕僚長、海上幕僚長、
航空幕僚長から執行権限を奪い、大臣補佐に特化させることにあるようです。
大臣が直接細かい命令を出すそうです。
石破氏は、かつてキューバ危機の際にケネディーが直接に現場の駆逐艦長に指
示を出して顰蹙を買った愚をやろうとしています。
現場の臨場感の無い素人のヒトラーが作戦レベルに余計な口を出して精強なドイ
ツ国防軍が敗戦に追い込まれた愚をやろうとしています。
マニア大臣の趣味道楽も、ここまで来ると国家に害毒です。
大臣には戦術レベルの命令を出す気など「今は」無いでしょうが、制度として自
分で命令を出すことにすれば、やがてはそうなります。些細な失敗に対して面子
を保つ繕い塗りをしようとして結局キズを深くするのです。歴代の独裁者が必ず
落ちた陥穽です。
最高指揮官である首相や大臣は「軍事は外交の延長」の立場から「国家の方針
と所望結果」を示すに止め、用兵レベルのことは用兵者に任せるべきなのです。
どうしても任せられなければ、用兵指揮官を信頼できる者に代えれば良いのです。
「政治の世界で決めねばならぬ(当然結果責任のある)事柄」と、「プロに任せ
てやらせるべき(用兵者の責任に帰する)事柄」の仕分け、これこそが「シビリ
アン・コントロール」の真の意味ではないでしょうか。
(おき軍事情報部)
【080413配信 メールマガジン「軍事情報」より】
オタク大臣の見識を発揮せよ
■男子と同じ服・帽子。。。。
最近、防衛大学校の学生をたくさん見る機会がありました。
そのときに驚いたことです。
女子学生が男子学生と同じ服を着て、同じ帽子を被っているのです。
あまり良い格好には見えませんでした。
以前は女子学生用の制服も別にあったと記憶していますが、聞き及ぶところでは、
数年前に石破長官の「鶴の一声」で男女一緒になったのだそうです。
男女のスタイルを完全に揃えることの是非もあるでしょうが、私のそれ以上に驚
いたのは「女子に着せる制服に男子用の仕立てのものをそのまま流用している」
ことです。
■学生には不人気
当然、胸は窮屈だし、腰はブカブカ(ズボンはベルト締めでなく、サスペンダー
で吊る仕様なので腰周りはユルユル)です。
当然ながら学生達には極めて不人気で、多くの女子学生は已むを得ず自分で加工
して多少は体に合わせているようでした。
急に長官から指示されて防大としても予算処置が追いつかなかったのでしょうが、
見ていて可哀想な感じでした。
また、男子と同じ庇の制帽も女子の長髪に似合っているとは思えません。
長髪の駅員の制帽姿が随分とダラしなく見えるのと同じです。
■オタク大臣の見識を発揮せよ
愚察するに石破長官はパレードのときの斉一性を求められたのでしょうが、パ
レードは年に数度の集団行事。個々の学生が一般の眼に触れるのは毎週の外出の
とき。パレード用服装と普段の外出着は別に考えるべきです。
ナチスドイツの制服の例が良く出るように、若者を軍人に引きつける魅力の第一
歩は制服のスマートさと言われますが、この配慮の無さは何としたことでしょう。
石破大臣の軍事オタクの見識をこの点でもピシッと決めて欲しいものです。
以上、ヨーソロの管見でした。
(ヨーソロ)
幕改編を提案する
■生きた経験が不十分な政治家
石破大臣の会見でシビリアンコントロールの話が出ていましたが、最大の問題点
は日本の政治家に軍事に関する生きた知識経験が不十分なことです。
防衛官僚の側用人的な弊害は今回の事件で認識が深まりましたが、政治家も防衛
官僚も視察や国会議論だけで軍事や安全保障問題が分かった気分になっていると
いう意味では大同小異です。外国の政治家達の多くに軍務の経験があるのと大き
な差です。
役人ではなく、若い政治家の皆さんに直接に各自衛隊の現場を担当して頂くこと
が、将来のために非常に大切ではないかと感じます。
■新統幕の誕生に伴う各幕の変質
一方、新統幕が実行動の計画、実行を一元的に担当するようになった結果、陸海
空の幕僚監部(各幕)は『「いざ鎌倉」のときに必要な兵力を差し出すべく部隊
の能力と態勢を維持管理する「各自衛隊の管理官庁」』に変質しました。
各幕を廃止して内局と合体させる案も大臣から出されているようですが、それで
は各軍種の特質が失われて「角を矯めて牛を殺す」ことになる懸念があります。
この際思い切って、次のように各幕を改編したらどうでしょうか。
■幕改編を提案する
「陸上(海上、航空)長官部」(仮称)を新設し、各自衛隊担当の政務官を増員
して「陸上(海上、航空)長官」(仮称)を兼任させるのです。各幕僚長はトッ
プではなく副長官的な立場になります。
しかし、責任ある政治家が直接に組織のトップになり、且つ官僚が介在しない体
制ならば、シビリアンコントロールの実も上がり、幕僚長以下も今以上に建設的
な仕事に邁進できるのではないか、と感じます。
以上、ヨーソロの管見でした。
(ヨーソロ)
【080408配信 メールマガジン「軍事情報」より】
DSI 日米国防組織情報
DSI 日米国防組織情報
自衛隊、米軍の現在の人事を網羅しているサイトです。軍事情報もいつもお世話になっています。
特に、米軍の組織名を確認するとき役立つサイトです。
>>続きを読む:DSI 日米国防組織情報
総合改革推進PTが報告書
寺田政務官臨時会見概要
平成20年3月28日(15時32分~15時47分)
http://www.mod.go.jp/j/kisha/2008/03/s_28.html
【参考】
○ 商社罪悪論への疑問(ヨーソロ)
○ 総合取得改革推進プロジェクトチーム(チーム長:寺田防衛大臣政務官)
○ 防衛省改革会議
徴兵制度の話ですが・・・
国家はお尻に火が点けば必ず国民に動員を掛けます。
話が逸れるようですが、今度の「メタボ検診」などはその典型です。
保険料の大赤字解消のために、なりふり構わぬ暴走ですよね。
>>続きを読む:徴兵制度の話ですが・・・
防衛省改革会議に思うこと
メルマガの再刊を心からお慶び申し上げます。
いみじくも、「防衛省改革会議」が行われ、これから防衛省の組織が一新され
るようとしているこの時期に、軍事情報様の新たなる出発の時期が重なったこ
とは、現在、我が国の軍事・防衛に関する諸々の環境が健全に発展していく過
程での結節点にあることの証ではないかと思っております。軍事情報様には、
今後の益々の御発展を祈念致しますとともに、軍事・防衛問題に関し、引き続
き私共への啓発をおこなって頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
>>続きを読む:防衛省改革会議に思うこと
防衛省の組織改革のこと
石破防衛相が非常に大胆な省内改革案を提案し、防衛省改革会議は中間答申を見
送りました。彼の案によれば陸海空幕を廃止して内局と一本化し、政策、運用、
後方の三つの局にガラガラポンするという大胆な案です。
おそらく彼のイメージには三軍の統合の先に三軍種の合併、単一軍化があったの
ではないでしょうか。否、文官を含めた四種の合体かも知れません。
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軍事組織は、できるだけ簡明な方がよい
(080225配信 メールマガジン「軍事情報」第332号 より)
19日のイージス艦と漁船との衝突事故は、非常に残念な出来事でした。全力
での救出活動と適切な原因究明を希望いたします。
>>続きを読む:軍事組織は、できるだけ簡明な方がよい
民主党のアフガン復興支援案を斬る
今日の武器輸出三原則批判記事(*)、嬉しかったです。
今年もたいへんお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
>>続きを読む:民主党のアフガン復興支援案を斬る
防衛汚職を生んだ過度の武器輸出禁止政策
武器輸出をしないことは、あたかも平和の象徴であるかのように言われてきましたが、実はそうではなかったことに国民は徐々に気づきつつあるようです。
実に喜ばしいことです。
>>続きを読む:防衛汚職を生んだ過度の武器輸出禁止政策
護衛艦「こんごう」SM-3発射試験の結果について(12/18 防衛省)
弾道ミサイル防衛(BMD)機能を付加するための改修が進められてきた
イージス護衛艦「こんごう」は、
将軍と佐官が同格?
●副師団長、将補に昇任(12/3 3師団)
第3師団副師団長兼ねて千僧駐屯地司令の佐藤暢彦1等陸佐[陸軍大佐]に対し、十二月三日付けで陸将補[陸軍准将]への昇任[昇進]が発令されました。
>>続きを読む:将軍と佐官が同格?
指揮権とその継承とは
「軍隊」は人々の歴史の中で最も古く自然発生した社会組織の一つで、軍事諸制度は各民族固有の風土と永い歴史のなかで改善され、普遍化され、伝統化されて今日に至っています。それら制度の中の典型的な一つが部隊の指揮権とその継承の制度ですね。
>>続きを読む:指揮権とその継承とは
自衛隊将校の養成課程
軍には階級があり、それは将校・下士官・兵という区分となります。
ご存知のとおり、それぞれの担う役割は異なり、養成過程も違います。
>>続きを読む:自衛隊将校の養成課程
軍の神聖な重責と防衛省キャリアの宿命
キャリア制度は「広く浅く様々なポストを経験(渉猟)した健全な素人こそバランスの取れた健全な判断ができる」ことを前提にした制度です。
>>続きを読む:軍の神聖な重責と防衛省キャリアの宿命



