わが国の核武装はアジアの核ドミノを生む
二十三日の時事通信が米議会調査局の報告書について伝えています。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008052300124
こういう見方もあるよな、というだけのはなしでしょうね。
冷戦時代の悪夢がまた甦るということのようですが、わが国周辺はまだ冷戦が続いているのが現実です。
その主体は中共ですが、インド、ロシア、パキスタン、北鮮という中共の隣国はほとんど核武装しています。核武装していないネパール、ラオス、ベトナムは共産主義国で、ブータンはインドの影響力が強く、タジキスタンもロシアの影響下にありますね。残るはわが国と韓国と台湾です。これらの国々は米の強い影響下にあります。
BMDという防御兵器の実効力のみに頼って国家の独立を担保できる、というのは、「攻撃能力と防御能力は不可分一体。裏表」という常識からかけ離れたものです。核武器を手に入れられる可能性がある韓国ならばまだ分かります。しかしそんな可能性がないわが国と台湾にとって、同盟国の議会からこういうはなしが出ることは、いよいよとなれば米に見殺しにされる運命ではないのか?という疑念を持たせるだけの非常に残念な出来事です。
わが国は千年以上にわたって一貫した国体を維持しつづけている国であり、古来から受け継いできた文明を自分の手で護る気概に満ちています。また平和国家として国際社会に貢献するという確固たる国論があります。そのためにも、BMDという楯とともに核武器という矛を持つことで、真の意味で地域の平穏と安定に貢献することは、あまりに当然のはなしと考えます。これは同盟国米にとってもホンネの部分で国益を資すると考えますが如何。
冷戦継続中のわが周辺では、「核武器の実動バランス」を重視することが大切と思います。
それが、今後当面の間、地域の平穏と安定を担保するための唯一の手段と考えます。
(投稿日:2008年5月29日 13:52)
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