国家と軍事
軍事は国家という家を支える基礎です。
軍事という基礎があってはじめて国家という家は成立します。
ですので、軍事と国家は不可分一体です。
この本質を見失っているのが戦後日本です。
国家を理解できれば軍事が理解できます。
国家を理解できなければ軍事は理解できません。
軍事理解とは兵器に通じることではありません。
さて、
土曜日の産経「正論」に出ていた森本敏さんのオピニオン(ご高見)は、
軍事を理解する上で必須の「国家理解」について、得るところの多い素晴らし
い内容でした。
「真の「戦後体制からの脱却」とは何か」
と題するこの文を読んで、私の周辺では「目からうろこ」経験をした人が97%
という結果が出ています。極めて質が高い貴重な提言といえましょう。
一部を紹介します。
「日本人は戦後半世紀、ぬるま湯の中に漬かって米国に国家の生存を依存して
一人の自衛官の戦死者も出さないことを自慢にして生きてきた。こうした幼児
のような平和概念から脱却する事こそ、求められているのであり、国民がこの
リスクとメリットをトータルに考えて憲法改正に賛否の態度を明らかにしてく
れることを期待したい」
2012年の韓国における戦時作戦統制権返還は、わが国の存亡に関わる重大
な分岐点になると思います。その近辺でわが国は、重大な決断を次々に迫られる
事態に陥ることでしょう。
果たしてそれまでに国民は、国家が正しい選択をできる環境を整備することが
できるでしょうか?それほど成熟できるでしょうか?
それとも、すべては遅すぎたのでしょうか?
私は前者の可能性に賭けています。
(エンリケ航海王子)
(投稿日:2007年6月11日 22:48)
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