レバノンの戦闘拡大
レバノンの首都ベイルートでは、九日の時点で、イラン、シリアの支援を受け、
レバノンに拠点を置くシーア派武装勢力ヒズボラおよびその支持勢力と政府側
民兵との衝突が激化しています。
九日時点で武力で優位に立っているヒズボラ側は西ベイルートを支配下に置い
ており、民兵側は拠点を明渡しています。それに伴い、反シリアの政治指導者
として知られるハリリ氏系のテレビ局・新聞社がヒズボラ部隊に包囲され活動
できない状態になっています。
⇒両者の衝突は、レバノン政府がヒズボラの軍事通信網を違法と判断した六日
に発生しました。ヒズボラ指導者のナスララ師が「この政府決定は米・イスラ
エルに代わる宣戦布告と同じだ」と述べたことで火に油を注ぎました。
ベイルート市内では食料品買いだめに人々が殺到しており、外国人には国外避
難の動きも出てきています。
この状況に対し、
1.国連安保理は「双方に自制を求め、レバノン各派に対話を呼びかける」
姿勢を取っています。
1.米政府はヒズボラに対し「破壊的行動を停止するよう」要求しています。
1.レバノンの現政権(反シリア)を支持するサウジアラビアは「混乱収拾に向け
た緊急アラブ外相会議の開催」を呼びかけています。
(投稿日:2008年5月12日 18:56)
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