サイバー空間への軍の対応
サイバー世界における進歩の早さは凄まじいものがあります。
それを上回る形で軍がサイバー空間と取り組むにあたって、情報の流れに関す
る厄介な規制は過去の遺物なのかもしれません。
米軍諸職種連合センター(在カンザス州レブンワース駐屯地)コンピュータネ
ットワーク及び電子戦部長のパークス大佐は七日、オンラインジャーナリスト
とブロガーとの電子会議の席上、
「兵士の言葉をいかに統制するかを懸念するのでなく、電子空間に落とし込ま
れた彼らのメッセージを軍がいかに迅速に取り上げるかという点に集中する必要
がある」と述べています。
同大佐は続けて以下のような発言をしてます。
「陸軍には事態が起きてから対処する傾向がある。しかし現在は過去と違い、
情報を通じて人々に影響を与える方式が主流となっている。そのため陸軍は、
兵士の発言を統制するよりはむしろ、事実を伝達することに集中している。
兵士が何かをいうために必要な十分な事実を伝えることで、わが兵士は事実を
述べることができるようになる」
大佐の見積りによれば、兵士が直接提供している情報の八〇%は正しいそうで
す。のこり二十%の不正確な情報がもたらす危険性も、オンライン情報に対す
る軍の積極的対応を維持するうえで効果があると見ています。
大佐はオンラインジャーナリストやブロガーに対し、
「何を言われているかに気づくことができる限り、内容は常に修正可能だ。
あなた方には、人々が軍や指導者に不信感を抱かないよう、われわれが事態が
起きてから対処しているのではないことを、十分確実に常に人々に知らせるこ
とができる」と述べています。
あわせて大佐は、コンピュータネットワークとシステム上における対サイバー
攻撃防御が電子戦のもう一つの鍵となる要素、と述べています。
「わがネットワークとコンピュータシステムに対して国境を越えた攻撃が
行なわれている」そうです。
米軍諸職種連合センターは、過去の攻撃から教義を抽出する研究機関で、将来
想定される攻撃に備えた防御能力を現在構築中です。
(投稿日:2008年4月20日 00:44)
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