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オーストラリア、日米のSM-3開発に参入

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オーストラリアは、弾道弾迎撃ミサイル「SM-3」の次期バージョン開発に
参加する意向のようです。ブロック2-Aとなる次期バージョンは射程と破壊
力を強化させる形で日米が開発を進めており、今後数年の間に完成する見込で
す。

"Flight Test Mission - 11; SM-3 Block IA Missile Defense"(Youtube)

⇒SM-3(ブロック2-A)とは?

次世代能力向上型迎撃ミサイル。弾道ミサイル防衛(BMD)用・能力向上型上層
ミサイル。
センサの大口径化で識別能力を向上、軌道変更/姿勢制御装置の能力向上、ロ
ケットモータ改良で更に速度増大、2分割型ノーズコーン採用、弾頭大型化で
破壊力向上。'12以降装備化。

経緯
H18年度から海上配備型上層システム(NTWD)として日米共同開発開始、H11年度
から継続の日米共同技術研究 (日本側担当項目=(1)目標識別・追尾用赤外線
(IR)シーカ (2)同シーカを空力加熱から保護するノーズコーン (3)目標
を直撃し運動エネルギーで破壊するカイネティック(kinetic)弾頭 (4)3段
ロケット中の第2段ロケットモータの4項目)を開発に移行、H27~28開発完了予
定。SM-3 Block 1Aの後継装備。

特徴
遠距離目標捕捉能力、目標と囮の識別能力、飛翔軌道修正能力。

主要改善点
(1)クラムシェル型ノーズコーン→目標捕捉能力向上
(2)Kinetic弾頭・2波長赤外線(IR)シーカ→目標識別能力向上&目標捜索範囲拡
大・高精度軌道修正/姿勢制御装置(DACS)搭載→運動性能向上
(3)ロケットモータ→推進能力増大/高速化/要撃範囲拡大

この結果、イージス艦1隻で複数ミサイルの同時攻撃に対処可能。
H18業務計画案ではBMD対応・新警戒監視レーダJFPS-XXの空自レーダサイトへ
の編入に着手、イージス艦と連接して弾道ミサイルの早期探知・捕捉・高高度
要撃が可能となる見込。
H18年度計画案では\38億を計上、日米調整を経て同ミサイル試作に着手予定。

'05/12/15・政府は首相官邸で安全保障会議を開催、H18年度日米共同開発内容
を協議、開発期間=H18~26の9年間、日本側負担開発費(最大)=\1,284億($12億)
日米合計開発費総額=\2,900億($27億)と説明、12/24閣議で共同開発決定、開
発&技術改良を同時並行実施する「スパイラル」方式を導入。

'06/07/19・日米BMD共同開発技術供与実施覚書(MOI)を米国と締結

【出典:コモ辞書

SM-3の全般を知りたい方はこちらもどうぞ。
 http://okigunnji.com/2006/07/sm.html

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(投稿日:2007年6月15日 19:53
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