軍事情報トップ  »  軍事情報記事  »  世界の軍事情報  »  パキスタン軍で大きな人事異動

パキスタン軍で大きな人事異動

メルマガ登録・解除
軍事情報
読者登録規約
>> バックナンバーpowered by まぐまぐ!
 

Ashfaq-Pervez-Kiyani_200710.jpg二日の段階で、パキスタンのムシャラフ大統領兼軍参謀長は、前ISI(Inter-Services Intelligence:三軍統合情報局)局長のキアニ中将と前第十軍司令官(パキスタン軍内で最も重要な部隊とされる。赤いモスク鎮圧にも出動。在ラワルピンディ)のマジード中将を大将に昇進させ、軍参謀次長にキアニ大将、統合参謀会議議長にマジード大将を、それぞれ八日付けで着任させると発令しました。

六日行われた大統領選挙での当選が確定すれば、ムシャラフ大統領は軍参謀長を勇退し、キアニ中将があとを引き継ぐとされています。

パキスタン軍筋の話によれば、
キアニ大将とマジード大将はムシャラフ大統領が最も信頼する腹心中の腹心で、他に代わりのない存在だそうです。
特にキアニ大将は、ムシャラフ暗殺計画の阻止に大きな役割を果たしてきたとされます。

キヤニ大将は、タリバーン、アルカーイダとパキスタンの戦いの最前線に立ち、政治面でムシャラフ大統領を補佐してきた方です。八十年代と九十年代のブット政権では、二度にわたり大統領の副軍事補佐官を務めています。
今回の大統領選挙に当たっても、ブット女史といろいろ協議したようです。
「今回の選挙でムシャラフ氏が当選した最大の要因はキアニ中将の存在にある」という人もいます。

北西辺境州におけるタリバーン・アルカーイダ掃討作戦を通じて米国とパキスタンの接点となってきた方でもあり、米とパキスタンの良好な関係を作ってきたキーマンでもあります。

⇒ちなみにISI局長には、こちらも腹心で、ムシャラフ大統領の軍事補佐官を務めたナディーム・タジ中将が着任しています。

ムシャラフ大統領に対しては米や国際社会が「民主的ルールに乗っ取った政治を行なうよう」との圧力を加えつづけてきました。

今回の大統領選挙でムシャラフ大統領は、もし大統領をもう一期できるのであれば軍のトップは辞めるとの意向を示していました。
選挙では地すべり的(?)勝利を得ましたが、最高裁による正式承認には九日間必要です。


ちなみに、八日、カシミールに向かうパキスタンのムシャラフ大統領を護衛するためのヘリ一機が事故を起こし四名が死亡、報道官が怪我をした、と報道されています。
ムシャラフ大統領自身は無傷で現地に到着しています。

軍報道官のアーシャド少将は「これは単なる技術的なミスであり、事故がおきた時点で大統領は現地に到着していた。どこに行くことがあろうとも大統領は安全であるよう万全の措置を取っている」と怒っていました。

⇒現在の世界で最も危険な人物といわれる同大統領に対しては、これまでも何度となく暗殺が試みられています。暗殺未遂では?と勘ぐるのは当然ですよね。

ソーシャルブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ! この記事をイザ!ブックマークに登録する この記事をFC2ブックマークに登録する この記事をニフティクリップに登録する この記事をGoogle Bookmarksに登録する



(投稿日:2007年10月15日 19:54
パキスタン軍で大きな人事異動の関連記事 楽天市場ランキングで見る

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: パキスタン軍で大きな人事異動

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://okigunnji.com/mt/mt-tb.cgi/161



このページの先頭へ

メールマガジン「軍事情報」

 RSSリーダーで購読する

軍事情報のコンテンツ

 RSSリーダーで購読する