編集雑記
2008.6. 5 [スペイン・ラテンアメリカ講座」~戦略・情報・兵法・地政学・言語・社会などから見る~
2008.5.20 映画「南京の真実」の上映場所、時間等
2008.5.18 不安に思う方向に動く
2008.4.20 改革会議中間報告の方向には・・・
2008.2.25 石破おろし
[スペイン・ラテンアメリカ講座」~戦略・情報・兵法・地政学・言語・社会などから見る~
エンリケという名前のとおり、私はポルトガルやスペイン、ラテンアメリカに
昔から大変関心をもってきました。しかしながら、軍事や戦略の分野で
この地域に関する常識・全体像を得ることは困難で、大変苦労してきました。
そんなときスペイン語と兵法の専門家・米田富彦さんから、
「戦略的観点から見たスペイン・ラテンアメリカに関する話をしたい」
とのありがたい申し出をいただき、連載をはじめるに至りました。
米田さんとの付き合いは、2・26事件に関する記事への投稿からはじまった
と記憶しています。その後、戦略研究学会の各種案内等を通じ、さまざまな
ご知見を得る機会に恵まれました。
「本の紹介」で取り上げた太田退役海将の最新刊『日本人は戦略・情報に疎い
のか』のあとがきでも、米田さんのお名前は取り上げられています。
「スペイン・ラテンアメリカ講座」は、スペイン語圏を戦略的・地政学的に
総合的に捉える見識を持つための基礎講座です。
最適の講師をお迎えできたことを、感謝するばかりです。
今週木曜日に開講します。隔週一回の予定です。
「スペイン・ラテンアメリカ講座」
~戦略・情報・兵法・地政学・言語・社会などから見る~
(エンリケ航海王子)
映画「南京の真実」の上映場所、時間等
高志さんのコラムでも紹介されている
今話題の映画「南京の真実」の上映場所、時間等は、
http://www.nankinnoshinjitsu.com/blog/
で確認頂けます。
国民の教養・常識として知っておくべき作品です。
お近くの方は、ぜひ足をお運びください。
(エンリケ航海王子)
不安に思う方向に動く
創刊した二〇〇〇年当時とくらべ、書店の軍事本コーナーは飛躍的に大きくなりま
したね。政治の棚にある解説書や教科書、ミリタリーの棚にある海外軍事の解説書、
兵器解説書や体験記、そして文庫本の棚にも当時は想像できなかった数の軍事本が
並んでいます。
これはひとえに出版関係者のご努力の賜物ですが、背景には国民が抱える国家
安全保障・国防への不安感もあるのでしょうね。
二〇〇一年の9.11テロ、それに先立つ北鮮ミサイルの列島飛び越し、そして
イラク戦争、北鮮の核実験、イスラエルのシリア原子炉空爆・・・思えばこの一〇年
で世界は冷戦構造崩壊後の大変な流動過程に入った感を受けます。
これまであった秩序がなくなり、次がどうなるのか誰にも分からない。
そんな不安が書店の軍事本の品揃えという形で敏感に反映されている気がしま
す。
以前聞いた言葉に
「時代は人々が不安に思う方向へと動いてゆく」
というものがあります。
この言葉は真実のように感じます。
(エンリケ航海王子)
【080512配信 軍事情報第343号より】
改革会議中間報告の方向には・・・
統合幕僚監部ができたとき、作戦用兵計画に関することはすべて、それまでの
内局でなく統幕に担当させることが明確に確定しました。
素人の内局が起案した命令で自衛隊部隊が出動する、という背筋が凍るような
事態が再現するリスクが若干減ったわけで安心していました。
それなのに今回改革会議の中間報告で明らかになった方向は、
こちらも素人である大臣が自分で直接作戦に関わる、という話です。
あきれてものも言えません。
官僚も素人ですが、政治家も素人であることに変わりありません。
青天井の責任を背負い込む心構えは結構ですが、昨日お届けしたマガジンでも
ご紹介しましたとおり、考えるまでもなくこの感覚は破綻しています。
私が気になるのは、特に将校の士気に与える悪影響です。
用兵に関する組織改革をお考えになるのなら、軍人の領域に手を突っ込むので
なく、省の運用企画局なる意味不明なこうもり組織をまず解体することです。
今回の改革会議のキモはそこにあります。
それができない限り、改革会議は失敗ではないでしょうか。
(エンリケ航海王子)
【080414配信 メールマガジン「軍事情報」より】



