「幕末」の検索結果 20 件
【本の紹介】 『現代語で読む 林子平の海國兵談』 家村和幸(著)
石原ヒロアキさんの
『漫画 マハンと海軍戦略』
の冒頭に登場するのが、
幕末の『海国兵談』で有名な、
六無斎 林子平(はやし・しへい)です。
幕末の日本の目覚めを生み出した、といって
過言ではない大先達です。
まさかマハンの漫画で出会えるとは
思いませんでした。
石原さんの、
林子 ...
【本の紹介】『明治の御代 御製とお言葉から見えてくるもの』 勝岡寛次(著/文)
... 大山巌
/日本海海戦と東郷平八郎/明治天皇と日露戦争/
ポーツマス講和会議と凱旋式/日露戦争の世界史的
意義
第五章 明治の外交と領土問題
幕末の領土問題/安政の不平等条約/明治新政府の
外交方針/岩倉使節団と条約改正予備交渉の蹉跌/
寺島宗則と条約改正交渉の失敗/沖縄県の設置(琉 ...
【本の紹介】『国家戦略で読み解く日本近現代史』黒川雄三(著)
... 蓉書房出版
こんにちは、エンリケです。
『令和の時代の日本人への教訓
ー国家戦略で読み解く日本近現代史ー』
と題された本著最大の特徴は、
幕末・明治から平成まで、我が国の歩みを「国家戦
略」を切り口にして分析している点です。
過去から現在までが8つに区分されています。
そのため、 ...
谷光太郎:「米海軍から見た太平洋戦争情報戦 ーハワイ無線暗号解読機関長と太平洋艦隊情報参謀の活躍ー]
... むと、
今に活かせるダイヤモンドがあちこちから顔をのぞかせてくるでしょう。
著者はいいます。わが国の歴史で情報が重視された時代は
戦国時代と幕末明治初期のみであり、いずれも例外的な時代だった。
国家存亡の危機から遠のくと、先祖返りが始まる、と。
大東亜戦争太平洋戦線で戦った帝国海軍 ...
【本の紹介】植松三十里『不抜の剣』
こんにちは。エンリケです。
幕末維新の主役たちを雲のごとく輩出した
幕末三大道場として知られるのが、
千葉周作の北辰一刀流 玄武館
桃井春蔵の鏡新明智流 士学館
そしてこの本の主人公・斉藤弥九郎の神道無念流 練兵館
です。
(伊庭八郎の心形刀流 練武館を含めて四大道場という
数え ...
明治維新にいたる80年
いわゆる明治維新は、幕末に突然起きて突然変わった。
ともいうべき感覚を持たれている人も多いようですが、明治維新は長い年月を経て成し遂げられたといえます。
一般的には高山彦九郎自刃をもって幕末の始まりといわれてますが、そこからでも以下に記すような歴史がありました。
1867~1868 ...
武士道精神入門(13)–武士たちが遺した教え:山岡鉄舟 『鉄舟二十訓』– 家村和幸
▽ごあいさつ
こんにちは。日本兵法研究会会長の家村です。
今回は「武士たちが遺した教え」の第九回目といたしまして、幕末から明治初期の剣術の達人・山岡鉄舟の自省訓『鉄舟二十訓』を紹介します。
また、『鉄舟二十訓』に加えて“無刀流”の極意をきわめ、生涯を武士として生きた山岡鉄舟とい ...
武士道精神入門(11)–武士たちが遺した教え:大道寺友山『武道初心集』– 家村和幸
... 』はこの頃に著されたものである。
享保15(1730)年、江戸霊岸島の邸宅において没した。享年九十二歳。
大道寺友山の没後百年以上を経た幕末期、水戸藩主の徳川斉昭が『武道初心集』を気に入り、家臣たちにも読むように薦めていたという。
(「大道寺友山『武道初心集』」終り)
(いえ ...
武士道精神入門(10) –武士たちが遺した教え:山鹿素行『武教小学』–
... 送ったが、貞享2(1685)年9月、病に罹(かか)って六十四歳の生涯を閉じた。
山鹿素行が唱道した武士道精神は、忠臣蔵で有名な大石内蔵助や幕末の吉田松陰、明治時代の乃木希典大将などに多大な感化を与えた。
(「山鹿素行『武教小学』」終り)
(いえむら・かずゆき)
《日本兵法研究会 ...
武士道精神入門(6)–武士たちが遺した教え:大楠公の遺訓(楠流兵法書から)– 家村和幸
... 法学を講じた。天明8(1788)年、会津が公式な兵法学を河陽流から長沼流に切換えたため、会津藩における河陽流兵法学は衰退した。しかしながら、幕末期に会津藩主・松平容保が京都守護職という“火中の栗を拾う”ような役目を毅然として引き受けたことや、会津藩だけが最後まで徳川幕府への忠誠を尽 ...
武士道精神入門(4)–兵制の変革と武人の特質(後編)– by家村和幸
... ます。
【第4回】武士道概説:兵制の変革と武人の特質(後編)
▽ 武家執政時代における兵制の変遷
武家執政時代とは、鎌倉幕府の開設に始まり幕末維新に至るまでの武家が実権を握った時代である。1192年、源頼朝は征夷大将軍に補せられると全国の土地管理を断行し、自らの配下にある全ての武 ...
あなたの対シナIQを、周りの人より圧倒的に高くする方法
... 戦』『あたらしい武士道』『「自衛
隊」無人化計画ーあんしん、救国のミリタリー財政出動』『イッテ
イー3年式村田歩兵銃の創製』『新解函館戦争ー幕末函館の海陸戦を
一日ごとに再現する』『極東日本のサバイバル武略ー中共が仕掛ける
石油戦争』など多数。
ウェブサイトの「武道通信」からは毎月 ...
ここであえての明治時代の陸軍大将
... ある。「御親兵」になり、1871(明治4)年、陸軍大尉。
奥保鞏(おく・やすかた:1846~1930)
小倉藩物頭(ものがしら)で、幕末の四境戦争で長州軍と戦った。物頭の家柄は堂々たる上士。1871(明治4)年、大尉心得に任官。
山口素臣(やまぐち・もとおみ:1846~1 ...
特別志願将校と特別甲種幹部候補生―当時の常識は記録に残らない(2) (荒木肇)
... 代までも含めた内容です。
『歴史を学ぶには大いなる問いが必要だ』という吉野作造の言葉を冒頭に使いました。そこで私自身のことを説明しました。幕末に長崎に来たオランダの海軍士官がいます。長崎の防衛について、有力な町役人に尋ねると、彼は「そういうことはお武家さまが考えることだ」という。 ...
(最終回)本土決戦準備の真実 -日本陸軍はなぜ水際撃滅に帰結したのか- 「日本の国防 ― 本土決戦準備から学ぶべきもの」
... ては、日本の歴史を見ても国外からの脅威が
顕在化した時代には、防人、異国警固番、屯田兵などのように、国境
警備こそが「国防」の主体であった。幕末から明治初期にかけての
「海防」も同じである。特に脅威の形態が軍事と非軍事の境がない
複雑多岐な様相を呈しつつある現代の国境警備には、列国 ...
荒木肇編著 『東日本大震災と自衛隊 自衛隊は、なぜ頑張れたか?』
... と深く結びついている社会を「役割社会」とする。
2)ふつう、古く昔はヨーロッパも役割社会だったが、欧米では個人社会化が始まり、わが国もまた、幕末の開国、明治維新をきっかけに近代化=欧米化の推進のもとに個人社会化してきた。
3)しかし、わが国に今も残る伝統的・歴史的システムは、なお、 ...
【第77講】スペイン語文法入門―兵法的外国語学習への誘い―(その55)
... 則に従い取り入れます)
のような二つの方法があります。
明治時代、欧米の文物を取り入れた際には、”漢籍”の蓄積のある幕末維新期の方々が
ドイツ語やフランス語などからかなりの語を翻訳して日本語と化したことはよく知られ
た事実であります。
例えば、” ...
14歳からの戦争学
... 、国民の真の国際化は武の理解から始まる。
私はつねづねそう考えています。
古の武士は、文武両道を理想とし、生涯励みました。
戦国時代の武将や幕末期の指導者などは、当時の国際社会でも超一級の人材ば
かりであったといえます。
なぜか?
武を理解し、自分のものにしていたからです。
名著「 ...
皇位継承問題は拙速に処理すべからず –日本列島波高し(7)
... (*1)後ろ盾になって盛り立てて支える人達の意
(*2)帝位を奪い取ること
(*3)崩御にあたって、天皇の称号を贈ること(昭和天皇の「昭和」など)
(*4)「背」は「せ(兄)」の敬称。特に夫のことをさす
[参考]
光格帝の記事は「幕末の天皇」(講談社選書メチエ)を参照しました。