中国、海洋監視衛星8基打ち上げへ…尖閣に睨み

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120907-OYT1T01058.htm
【北京=大木聖馬】6日付けの中国紙「科技日報」によると、中国国家海洋局に属する国家衛星海洋応用センターの蒋興偉主任は、海洋を監視、観測する人工衛星を2020年までに8基打ち上げ、尖閣諸島や、フィリピンと領有権を争っているスカボロー礁などでの観測を強化することを明らかにした。
 中国はこれまでに海洋監視の衛星を3基打ち上げている。今後8年間に打ち上げられる8基には、海や陸地を監視、観測する2基のレーダー衛星も含まれる。蒋主任は「海上の目標物の監視が実現でき、海洋権益の保護や、海域や島の監視・管理に必要な観測と監視ができる」と話している。
(2012年9月7日19時04分 読売新聞)