守ってはダメな人がいる

現在、「国難の状況下」にありながら・・・日本の政治家、官僚、東京電力の情けない
体たらくについては・・・その真の姿を洗い直してみると、何となく「~ゴロ」という
名称が相応しい人たちである点は、心ある日本人なら感じているところでありましょ
う。

彼らは、一体、同じ日本人なのか?
彼らは、一体、どこの国の政治家なのか?
彼らは、一体、どこの国の役人として雇用され身分を保障してもらっているのか?
彼らは、一体、どこの国で売電を許してもらっているのか?
具体的な戦争・・・核ミサイルとか日本に潜伏している工作員らのテロ攻撃が始まった
ら・・・本当に対抗策など何一つ講じることが出来ないのが現政権であることが証明さ
れています。当事者能力の欠如が指摘されるのが今の政治であり、もはや政治ではない
という点も気が付き始めている人もいることでありましょう。
民主党政権なら・・・核ミサイルだったら「核ミサイル被害担当大臣」とか「大規模テ
ロ被害担当大臣」とか、他にもなんやら会議とかなんやら委員会とかだけは一杯でき
て、「実際の問題解決」から距離を置いて、他のところで一生懸命になるのでしょう
か・・・
「本当の危機に対して管理能力」があるのは・・・
民主党政権ではなく
官僚でもなく
大企業でもなく
それは・・・「自衛隊」である
そのことが良く分かった今回の大震災であります。
立場を利用して、自らはいつも責任回避や身の危険に関する安全は最優先し、そして、
コトが収まってもう大丈夫となったら・・・事後の成功例と良好な実績に関してはしゃ
しゃり出て手を上げ「自分のお陰」とするけれども・・・それまでの根本的な責任や途
中のご苦労は全て他人のせいにする・・・その途中経過には一般の人なら幾ら死んでも
仕方がないことだ・・・という思想・信条・信念で生きている・・・
そして、同じ日本人としての苦難を共に出来ない・・・
元々、そんな気はさらさらない・・・
ということが彼ら(特に政治家!)の行動を見ていても良く分かるものであります。
1945年8月15日、大日本帝国を敗戦に導いた「同じ構造(無能リーダーによる政治指
導)」が戦後も日本を支配しているということに気がついて、それを改めなければなら
ない時機に来ています。
苦戦を重ねざるを得なかった戦線で起こったことと同じようなことを現在の自衛隊が
強いられている姿を見るには同じ日本人としてとてもつらいものがあります。
「守りたい人がいる」というのは、陸上自衛隊のキャッチコピーです。が、今回の大震
災からの政治、経済面での大打撃、それに放射能汚染の危機管理からキッパリと言える
ことがあります。
それは・・・
「守ってはダメな人がいる」
同じ日本人の顔をしながら、リーダーの地位にあるとか、管理的地位にあるとか、立場
やら地位やら持ち出しては「国家の的外れ」を堂々とやっている奴らは、守ってはダメ
な人になりましょう。
日本史において、各時代の終焉時になると通奏低音として流れる「政権のための数々の
選択肢」が本年を境として益々国民の意識に上って来ることでありましょう!