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創刊2000年10月のメールマガジン「軍事情報」です。

あなたは、前回のコラムを読んでから、自分自身を見つめ直して・・・自らが強い
時、弱い時というものを認識してみましたか?
要するに・・・”あなたが弱い時”の新たなる認識なのです。


それは、あなたが対外的状況に置かれている時ではなく、あなたの所属する組織な
り、あなたの結んでいる血縁関係や義理関係における時である・・・という”対内的
状況(味方組織)”に置かれている時でありましょう。
とにかく・・・”内輪”=味方組織内は、本当にやりにくいものがあり、日頃のあな
たの強さ故、それが同時に弱さに転じてしまうものがあります。
何故なら、対抗勢力、対立組織、敵対者・・・など、実際の処理においては、何の遠
慮も要らない分、あなた自身は、”煩悩”から解脱できているから・・・なのです!
そこでは、最初から、思考が自由であり、行動は、”遠慮無し”が基本なのですか
ら、自らが求める結果も出しやすく、それを見ての達成感などもあり、煮詰めると
“楽しい”ものがあります。
あなたが強い時・・・あなたは、一から十まで・・・「余計なことが無く、全て納得
出来ている」のです。
あなたが強い時・・・言わなくても分かる話ですが、あなたが「実」になっている時
なのです。
しかし・・・”内輪”となるとどうでしょうか?
そこには、内輪ならではの「虚」があるのです。
即ち、内輪ならではの「遠慮(故意に言うべきことを言わない)」、「不作為(故意
にやるべきことをやらない)」など、煮詰めると「自己の制限」が見られ、対外的には
現状打破でイケイケなのですが・・・内輪では現状維持そのものになってしまっている
ものです。
兵法では「虚実」について理解しているけれども、それは対外的な場合であって、
事実、自分ではできている(と思う)・・・しかし、内輪に関しては・・・真摯に現実
を見直し聞き直して、余計なことを削り、きちんと心から納得した上でやり直そうとす
る時、そこに立ちはだかるのは自由ならぬ制限という二文字でありましょう。
(制限が我慢とか忍従とか、そのような言葉になっている場合もありましょう。)
そして、ここが重要なのですが・・・この制限のことを・・・
内輪=味方組織であるが故に・・・愛情(親子愛・兄弟愛・子弟愛・・・)とか、
思いやり(上司と部下間の思いやり)とか、気配りとか、空気を読むとか、あるいは秩
序とか規律とか・・・そのような言葉で紛らわしているので、自分でも何が
何だか・・・自分のやっていることがその実際、良く分からないようになっているので
す。
ここで、特に注意しなければならないのは・・・
強いあなたが遠慮することで・・・
内輪の者、それは、時には親であり、子であり、兄弟姉妹であり、親戚であるかもし
れませんし・・・あなたの人事考課をする上司やあなたのかわいい部下であるかもしれ
ませんし・・・
その内輪の者が「変な勘違い」をして、今度は、「あなたを弱者として扱う」ように
なるものです。弱者とは、本意のレベルでは軽視され易いものです。即ち、怖れられる
ことが無いのです。
これは、あなたが弱い奴には弱いなどと自分で思っていたりする以前に・・・なので
す。
あなたが、弱い奴には弱い・・・というよりは、組織として、構成員である強者の
あなたが弱者として扱われる・・・それは、敵からではなく味方から・・・なのです。
(そして、このことが敵のことを主観視することに繋がって来るものです。)
内輪であなたが弱者として扱われる・・・それが意識的/無意識的、顕在的/潜在
的、明示的/黙示的・・・などの区別を問わず「自然に行われる」ようになってしま
う・・・これが組織の抱える虚であります。
対外的に強い奴、その強い奴のお陰で生活できているのですが、内輪では何と「軽
視」するのです。(これは、国家レベルで考えて見ても面白いことでありましょう。)
では・・・この虚を克服した方々は如何なる方々なのか?
それは、『古事記』はもとより、特に、戦国大名を例にすると分かりやすいと思い
ます。
対外的な問題を処理する前には、必ず対内的な問題の整理を行っています。
一見したところ、残酷に見えるでしょうが・・・親殺し、兄弟殺し、血縁者といえど
も遠慮無しで自らの組織の内輪を整理しています。
愛と恐怖がシンクロナイズすると落ち着いて長持ちするのが人間関係です。
このサイズやレベルを大きく広げてみると・・・かの大日本帝国の誕生などは壮大で
ありましょう。
国際面でのサバイバルをかけて、日本の内輪を整理したのです。
「立場のある相手にそんなこと言ったら終っちゃうよ・・・」とか「何事も和が最も
貴いですよ~」とかいう感覚は、本当に「愛」とか「真実」とかいうあたりから来てい
るものなのか?
意外と、己の保身というか煩悩から来ているものとすり替えているだけでありま
しょう。
ホンモノの和を以て貴しと為すのは、もっとサイズやレベルの大きなところとの和で
以て貴し・・・と為すのでありましょう。
では・・・兵法からあなたの抱える「弱い奴には弱い」ところを観察すれば・・・
まさしく敵対組織の崩壊に置き換えることで応用できる訳です。
そして、その防御法(返し技も含めての真の応用)とは?
それは、強い弱いを認識する「己を知る」ことに帰結するものでありましょう。
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