"政権交替"の考え方

Buenos dias. 米田です!
(今回は、スペイン語講座の”二者択一”についてのお話も読むと・・・よりあなた
の政治に対する今までの囚われというか洗脳が解けて自由になりますよ!)
 世間では「支那工作船による海保船襲撃の衝撃ビデオ流出」が日本国民に衝撃を
走らせています。

 現政権を握る民主党の政治家らは、「ビデオを流出させた」ことに神経を集中させ、
あたかも一大事であるかのような騒ぎをしていますが、そんなことよりも、彼らが本当
の日本の政治家であるならば、「先ずは、きちんと支那に対する処置をすることが自ら
の果たすべき職責」でありましょう。
 そもそも、民主主義によらず「政権は銃口から生まれる」とかいうような基本思考が
あって、”易姓革命四千年の伝統ある歴史”が見られたり、国家の認識が日本や欧米と
は異なり、国家とは信用する対象ではなく、領土の認識にしても政権を取っている王朝
が調子の良い時には膨張しているけれど・・・悪くなると萎えてゆくような国とは
違って、戦後の日本は、「政権は選挙から生まれる」ところです。
 昨年の8月末に、今までの自民党政権が嫌になって、一皮むけた感じがした民主党に
選挙民が投票してはみたものの・・・その結果・・・日本の国家戦略の上では、より
悪い方向へと進んでしまい、そのツケは、政治家ではなく、すべてが民主党を選んだ
選挙民が支払うことは明らかになって来ています。
 その元凶とは何か?
 それは、ズバリ、昨年8月末の選挙では、選挙民のみなさんは自民党の他には民主党
しか投票する対象がいなかったから・・・だから仕方なく選挙制度に従う他なかった、
それがたとえ選挙民の利益に反するような政党であったとしても・・・要するに悪い
意味での「二者択一」を強要されていたからでは・・・ないでしょうか?
 「こんな色の悪いヘナヘナのキャベツを買いたくはないが、売っているものはそんな
のしかない・・・しかし、今日中に買わなきゃならないという法律が定められてい
る・・・食べたら体に毒だけど・・・仕方ないから法律に従わざるを得ない・・・食べ
たら案の定ガンになった」というような感じがします。
 最初から、民主党という政党が日本を売り、国民を売り、悪魔に魂を売り・・・の
ようなことをすると分かっていれば、誰も民主党には投票したくなかったことでありま
しょう。
 民主党しか選べなかった・・・これは、選挙制度という考えによる呪縛でありま
しょう。要するに、選挙によって政権を変えることしか許されていないという思い込み
であり・・・そして、定められた法律は、選挙民の力では変えられないものなの
だ・・・それに従うしかない・・・という、そもそも人間が自由に思考し意志し行動し
結果する存在であることを忘れ去っているのです。
 しかし、あなたは昨年8月末の選挙を通じて・・・実際に「これまでの日本ではダメ
だから、もっと良くして欲しい・・・だから・・・投票所に行って投票用紙に候補者名
を記入し投票した」という実践的行動を通じて・・・それまでの利権屋クラブのような
様相を呈していた自民党政権を政権の座から引きずり下ろすことができたのです!
 政権を変えたのはあなたです!
 そして、実際に政権が変わって・・・民主党は、国民のため、国民のため、と口では
言いながらも、全く国民のためどころか、国民の名誉、信用、財産、安全、生命など
毀損するようなことを進んで平然としています。
 国家の存亡に関わる事件が今回の支那工作船の海保船への「殺人未遂害事件」相当の
出来事でした。が、選挙で選ばれた政治家の中で一体何人が不当な行為に対して潔き
怒りを噴出させたのか?
 本事件は、国家間の「ゲヴァルト」に他ならず、常識では戦争を前提としているもの
と考えざるを得ないものであります。(もし、支那工作船の相手がアメリカとかロシア
であったら・・・拿捕の前に、撃沈されていたでしょう。)
 法律や規則では決して解決できないことがこの世にあります。それが戦争なのです。
戦争は、無法が法となるものです。しかし、その無法たる戦争を解決する方法も人類は
編み出しました。それが軍隊というシステムです。日本では自衛隊がこの重要な職責を
担っています。
 現在、日本の選挙民の生命と財産、及び生存のためのあらゆる権利を保障して「明日
も安心して暮らせる世の中」、「将来を考えることが可能な世の中」、「安心して子育
てのできる世の中」、「国民のための日本」を実現させているのは一体だれなのか?
 あなたは、ここでじっくりと考えてみなければなりません。
 それは選挙で選ばれた政治家たちですか?
 民主党ですか?自民党ですか?共産党ですか?
 朝日新聞ですか?読売新聞ですか?日経新聞ですか?
 TBSですか?NHKですか?
 全て違いますね。
 現在の日本にいる選挙民の存在を保証してくれているのは・・・・
 実は・・・自衛隊ですよ!
 そして、命懸けで我が身を省みず日本のために日々黙々と勤務している海保、警察、
消防・・・それに意識ある公務員の方々でしょう。
 選挙の上にあぐらをかいて、選ばれたら任期中は、民主主義を実行するのだから、
何をやってもいいと考える・・・口先では「国民のため」とか・・・理屈をつけて存分
に立場を悪用し、まさに「光」の反対の「闇」と取引している者共は、政治家なんぞと
いうような高潔な職をしていることは許されないでありましょう。
 そこで、今回の海保ビデオにもある如く・・・
 国家の危機には、「超法規的措置」こそ冷静な対応となり、それが常識となる、
即ち、平時の思考は誰でもできますが、今後、戦時の思考で考え実行することも両面思
考で考えて・・・必要なのであります。
 国民の生命と財産を守ってくれる・・・そういう政党なり結社なり団体なり組織なり
があればまさにあなたは選ぶべきでありましょう。
 ここから・・・あなたは、この機会に選挙という手段もある・・・です。が、本当に
選挙民というレッテルを貼られてしまって、それ以上のことは大したことができないと
思っている我々日本人が「日本国民の日本国民による日本国民のための政権交代」とは
如何なるものか・・・みんなが笑える世の中を考え直してみる時期になって来ました。
 本当に日本に相応しい政治形態を考えた政権で以て政治をする・・・そのための政権
交替がある・・・
 現在の日本は、左翼が左翼によって崩壊している政権です。これも一つの役割なら
ば・・・民主党政権の果たすべきことは既に終わったと言えるでしょう。
 日本の政権は如何なるものが相応しいか?
 そして、その政権交替の”方法”を共に考えてみると・・・
 とても良い思考の訓練となりましょう。
 あなたは、昨年8月末の選挙で起こったように、「政権を変えることが出来る人」な
のであることをここで今一度自認しておく必要があります。これからは選挙民一人一人
が「戦略」とか「情報」とか「兵法」とか「地政学」とかいう言葉を意識して思考し
行動することが現代日本人の義務となって来ています。