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創刊2000年10月のメールマガジン「軍事情報」です。

不撓不屈(ふとうふくつ)と”兵法脳

time 2010/04/22

Buenos dias. 米田です!
以前、ポーランド人の友人がいるという話で「カチンの森」(*)に触れました。
http://espania.okigunnji.com/2009/12/4018.html
(*)映画は、http://www.youtube.com/watch?v=1Ryenfa7RjM をご覧ください
この事件の追悼式に出席するポーランド大統領一行を乗せた旅客機がカチンの森
の近くで墜落して全員が亡くなっています。あなたにとって、ポーランドの”昨
今”の軍事、外交、地理、歴史を観察すると、とても良い戦略、情報、地政学の
実習になりそうな出来事です。


■不撓不屈の精神
著者の母校、京都外国語大学のモットーは、「不撓不屈」の精神
http://www.kufs.ac.jp/aboutkufs/kengaku/index.html )です。この文言
を一般的に聞くと・・・大きく社会に貢献するような意志なり哲学なりを言っ
ているのではなく、むしろ、全く個人の度量や努力の限界と超越を問題にして
いるような感じがしないでもありません。しかし・・・です。
今、春の日差しを受けて新たに入学された方々、新たに就職された方々、新たな
職場や職責を担うことになった方々・・・如何なる苦境や悪条件が重なっても、
幾ら泣きっ面に蜂の身体的精神的ダメージに直面しても、如何なる絶望に陥ろう
とも、「撓(たわ)まず、屈せず=負けない、そして、諦めない」ことこそ、
「己を知る」ことにつながり、そして「己に克つ」ことにつながり、本当の自信
が出てくるものであります。この段階を経て始めて戦略とか兵法とかが口に出来
るものと思います。
自分で自分を乗り越えるのが戦略家であり兵法家なのです!
これは、他人の戦略とか兵法とかを語ることで、自分があたかも戦略家や兵法家
と錯覚することとよく似ていますが、およそ似て非なるものなのです。まさにス
ポーツと武術の違いと同じです!
そもそも、己の中身=血から肉から骨から魂から遺伝子から何から何までがこう
ならないと戦略も兵法も、情報も地政学も、何もあったものではありません。い
つでもどこでもやることなすことが板について垢抜けた次元の人=プロフェッシ
ョナルとは、そういうものではありませんか?スペイン語あたりの外国語講座に
しても「こういう習慣がついてくれば」とても「チョロコイもの」でありましょ
う。
不撓不屈から逃げ回っていると・・・以前にお話しした京都外国語大学・スペイ
ン語学科FDの出来事( http://espania.okigunnji.com/2010/03/post-26.html )
でのような”偉い教授”(自らは構造主義言語学とラテンアメリカ研究の権威で
あると標榜)の生き様のようになってしまいます。もしも、例えば、「学者」を
例にするのならば、学術上、その論理面でひとつも研究者としての勝負を挑ま
ず、むしろ、論文などでの語順とか、句読点の数とか、表現とか・・・学術以外
の所を問題提起し、後は自分の地位を振りかざして”ミス”が多いとかといった
「的外れ」の難癖( http://espania.okigunnji.com/2009/09/3412.html )をつ
けるような人になってしまいましょう。
■孟子の言葉と乱世日本
日本史上始まって以来の大型政権交代劇の「やる気」の根本を教育した吉田松陰
が好んだ文言に『孟子』・告子章句下・十五の「天の将に大任をこの人に降さん
とするや、必ずやその心志を苦しめ、その筋骨を労さしむ・・・」というものが
あります。
(参考サイト)
http://suzumoto.s217.xrea.com/website/mencius/mencius12-15.html
http://mokusai.web.infoseek.co.jp/shushigakukihonsho/moushi/moushi_06.html
先ずは負けない(勝利というよりは・・・)、そして、人生のダメコン(ダメー
ジコントロール)という「不撓不屈」が基礎となる戦略、兵法の本質を、よく顕
すことばといえます。
あなたは、この『孟子』・告子章句下・十五をとにかく最初から最後まで(短い
ですから)一度じっくりと声に出して読んで意味を味わってみてください!特に
逆境にある方や将来のヴィジョンが感じられない方・・・不安と混迷の乱世日
本、内憂外患まみれの日本に生きるという、日本史上「名誉の機会」を与えられ
たことを心から喜べるようになってきます!
ここで観点を変えよ!です。苦しんで悩んでいる自分について観点を上から見た
り、逆から見たり・・・本当はそれ程、苦境ではないことが分かってきます。
一般に常識とされている思考の慣習から解脱せよ!なのです。
乱世とは・・・今の日本で戦後長らく当たり前として慣習となっていること=現
状維持が通用しなくなる・・・というものです。
乱世への対応に将来の生き残りと繁栄の基礎が隠れています。
結果は想定できないけれども”超越”が求められている事実とは、要するに自分も
社会も含めた現状打破なのであります。あなたは今一度、戦後長らく常識として
反論を唱えることが「アホ」とされてきたことを考えてみるといろいろと気がつ
くことがありましょう。
■己からはじめること
戦後日本という日本史上の時代区分の中で、先ずはそのランキング一位とされる
もの・・・それは日本国憲法ですね。そして、第二位には、選挙による民主主
義・・・第三位には、情報(新聞&テレビなどのマスコミ情報への「信仰」)と
来るのでしょう・・・。ランキングに異を唱えたいかも知れませんが、共通して
言えることは何でしょう?
それは、不撓不屈というよりも、「易撓易屈」になっていることです。
理由は「己自身が己の脳を使って考えていない、そして、行動していない」こと
です。
もし、頭を使って考えたなら・・・特に、「選挙するから民主主義、民主主義
は素晴らしい!」とかではなく、そもそも政治家など、落選したら、変な社会・
政治運動家であったり、”電波芸人”であったり・・・というような者が殆どで
あることに気がつくと思います。
日本人にとって住みにくい世の中になってきています。
日本人学生の奨学金制度が給付ではなく貸与形式であること、公務員への就職・
雇用の実態、そして、出産・育児に関わる事柄や老後のことなど特にそうです。
こういったことは、どこに居住していても誰もが肯定するのではないでしょうか?
自殺者の数も減りませんし、将来悪いことばかりが起こりそうな気がしてくると
思います。
正しき手段で宜しき我々の未来、その因は、己から始めてみること・・・これが
果になるのです。
あなたも不撓不屈の言葉を忘れないでください。これぞ最後に勝利をつかむとい
う「戦略的勝利」の第一歩であります。なお、抜け目ない戦略的勝利者となる一
騎当千の強者(つわもの)への変身への鍛錬は、孫子塾(*1)に直接問い合わせ
をして入門するか、通信講座(*2)に参加されることを強くオススメいたします!
(*1)http://sonshijyuku.jp/index.html
(*2)http://sonshi.jp/sub10.html
(米田富彦)

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