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創刊2000年10月のメールマガジン「軍事情報」です。

往生際のサイコロ

time 2010/04/08

Buenos dias. 米田です!
本日、4月8日は、お釈迦様の誕生日をお祝いする「花祭り」の日です。灌仏会
(かんぶつえ)というのが本当とのことですが、一般的には「花祭り」の呼び
方が定着しているようです。著者が通っていた幼稚園は、お寺でもあったので、
お釈迦様の誕生時のお姿「天上天下唯我独尊」の像に甘茶をかけ、その甘茶を
いただいて嬉しがったことがありました。


この時節、スペインなどのキリスト教を信奉する国々では、復活祭(イースタ
ー。スペイン語ではla Pascua:大文字で使われます)が行われます。イエス様
が処刑されてから復活された日を祝う祝日で、毎年、変動します!日本の学校
で春休みの期間と新年度の始まりが復活祭の時期と重なっているのは興味深い
と思います。スペイン南部のセビリアでは、聖週間(la Semana Santa 聖週間
:semana 週, santa 聖なる)の有名な祭典があり、祭り衣装の”すご~い美
人”(美人の多い国と言われるポーランドの方がセビリアには美人が多いと批
評していたので、本当のことなのでしょう・・・)が多数繰り出して来ると言
われています。
誕生、死、復活などなど、一度、お話したことがあったかもしれませんが・・・
今度は散る花の時期に合わせて”冥土への旅立ち”=”往生”の時=「往生際」
を観察してみましょう。
いつかは来る冥土への旅立ちのその瞬間が何時になるかは知ったことではあり
ません。が、「生まれて来て、この世で生きていたら必ず死ぬ」ものですし、
「死ぬ時には死ぬ」ことを常に意識していれば世の中ももっと面白くなって
来ますよ!
人とは、死ぬ場合に次の六通り(サイコロの数と同じですね!)が考えられま
す!あなたは、往生際のサイコロでどの目が出るのを楽しみしてしているので
しょうか。あなた自身に選択する自由性と自主性があるようで・・・実際はな
い・・・でも本当は・・・、これも考えてみると覚悟が決まってくるので面白
いですね:
1)寿命で死ぬ
2)病気で死ぬ
3)事故で死ぬ
4)人に殺される
5)自殺する
6)即身成仏する
1)”寿命で死ぬ”
“ことぶきのいのち”とか解釈してみると面白いと思います。かの有名な『論
語』雍也第六に「仁者は寿(いのちなが)し」とか言う文言もあります。寿命
とは、天の授けていただいた”命”そのものをそのまま全うして終わること・・
・と思えば、所謂、生きるところまで生きて終わる=老衰などで普通の呼吸を
していて自然に息を引き取って往生する、死に方としては最も寿=ハッピー&
コングラチュレーションな死に方と考えられましょう。
「いやいや、この俺に墓はいらない。往生際なぞ考えもせぬ。死ぬならひたす
ら死ぬるのみ。病院のベッドで家族に囲まれて優しく死ぬより修羅場で討死が
ふさわしい!亡骸は野ざらしに成してこそ、むしろ粉々に砕け散るのがものの
ふの死に様よ!」と志す「如何なることよりも畳の上で死ぬことを思うだけで
もゾッとする」ような方々には、上記のセリフなんぞ「まるでアホに聞こえる」
かもしれません。
2)”病気で死ぬ”
一般に考えられる老衰ではなくて病(やまい)を得て死ぬ・・・ということは、
パンデミックや細菌兵器や感染性の風土病などの毒性の強い細菌によって身体
の組織が壊死したり崩壊したりで数時間や数日以内で死に至る・・・というよ
りも、少しずつ進んで行くもので、自覚的にカウントダウンが感じられるが故
に時間と正比例してゴールへの覚悟を決めることが可能であり、往生際を心に
おいて静かに迎えることが許されているものです。死ぬことを考えるヒマがあ
る死に方です。成人病など”スロー・デス”の代表ですね。
3)”事故で死ぬ”
これは予期せぬ時に意外な時こそ「突然に」やって来るものです。死ぬことを
考えるようなヒマは許されていません。そして、三次元的な不可抗力でやって
くる場合がほとんどですから神経が機能している限り苦痛を伴なうものです。
また、肉食系動物の捕食の対象になってしまう場合など、これも事故に含まれ
ましょう。捕食されるなど、大きく考えてみると時と所の偶発性によるもので
あり、そして、肉食系動物にはそもそも意志して人を害してやろう・・・など
という悪意はありません。ただ、生存のため空腹を満たすということにおいて
純粋な生の法則に従っているだけです(そもそも法則というものには善悪は関
係ありません)。
4)”人に殺される”
これは、戦争、紛争、抗争、衝突、などの闘争事象や無理心中のトバッチリに
おいて自分の意志に反して他者から死ぬことを強制される死に方になります。
事故で死ぬこととよく似ているような感じがします。が、要するに・・・「他
者があなたの生存に終止符を打つことを意志し努力して来る点」が全く異なっ
ているものです。以上が直接的なものです。間接的なものとは、相手が死ぬこ
とを意図的にコントロールして選択させることも一種の殺すという行為に連結
します。(ここで、この十年来、全く減少の兆しの見えない年間自殺者数の原
因も分析してみる必要がありましょう。年間3万人。十年では30万人。自殺
が可能な程の健康状態にある人々が”何個師団”の規模で全滅しているのでし
ょうか?福祉国家を標榜し、友愛を標榜する方々が担う国政の意義とは何ぞ
や・・・長らく続く悲劇の止め方をよくよく一人ひとりが考えなければなりま
せん。)
5)”自殺する”
そもそも、自殺とは、捨て身の戦で身の消滅を以て刺し違えること、負け戦の
結果で首を敵に奪われぬように先に腹を切って首を切ってもらい、その終わり
を潔くすること、敗戦の責を取っての”自決”、法度に背いた責での切腹、あ
るいは情報関係では機密保持のために自らの命を絶つことなど・・・も含めて
考え易いものです。が、本来の自殺とは、「自分が自分を殺すこと」であり、
よくその原因と結果を観察してみれば、環境や条件で「そうなるように追い込
まれ」たりしているものです。こうなると強度の鬱状態やパニック障害など、
精神的打撃によって脳が麻痺し、自殺の瞬間にはもはや自分が自分ではない状
態にあること・・・が分かってきます。ここは・・・勝ち組とか負け組とか言
うのではなく、楽しいや嬉しいだけではなく、痛みや悲しみも進んで共有する
ことができるより高次元な社会の実現をみんなで冷静に考え、メデイアの批判
や操作に惑わされずに行動することが今この日本に生を受けた日本人の果たす
「仕事」でありましょう。
6)即身成仏する
これぞ、東大や京大に合格したり、国家公務員試験の上級などに合格したり、
衆議院やら参議院やらの選挙などで当選したりするよりも難しいことでありま
しょう。しかし・・・その身そのままが仏に成ることは、みんなが平等の機会
を与えられてもいます。あなたもこのチャンスにおいては誰とでも同じなので
すよ!即身成仏には、生も死もありません。むしろ・・・「往生際なんぞ糞食
らえ!」なのです。生きることと死ぬことの合一がここにあるのでしょう。生
を全うし死を全うする、何の迷いもない・・・これぞ理想です。このような理
想に生き理想に死ぬというのも一度(ひとたび)生を受けたからには悪くはあ
りません。
あなたは、(みんなそうですが)生まれたからにはこの往生際のサイコロを本
当は四六時中、振って目を出しているようなものなのです。1)を今のところ
は連続して出している・・・その中で、2)とか3)とか4)とか5)とかの
目を出してしまうかもしれないけれど・・・しかし、生の本質と死の本質をじ
っくりと考えて日々を”活きる”ことはやってみよう・・・これは素晴らしい
ことではありませんか?
あなたは、将来、近未来と何番目の数字が出るとかビビるのではなく、むしろ
悠悠としてどんな目が出るにしても慌てないで如何様にも対処してやろう、む
しろ、往生際のサイコロをもっと上手に振って6)を出してみたい方は・・・
『孫子塾』・通信講座( http://sonshi.jp/sub10.html )をクリックして入門
してください!より人生は、面白く!です。
(米田富彦)

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