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【第38講】 スペイン語文法入門―兵法的外国語学習への誘い―(その16)

time 2009/11/19

孫子塾副塾長・孫子塾関西支部長
同志社大学/京都外国語大学・スペイン語非常勤講師
米田 富彦
http://espania.okigunnji.com/2008/06/post-1.html
みなさん!孫子塾のサイト”孫子に学ぶ脳力開発と情勢判断の方法”の中に
ある”孫子談義”( http://sonshi.jp/sonnsijyuku.html )を今すぐクリック
しましょう!塾長・佐野寿龍(さの としろう)先生による「孫子活用の真訣
は兵法的思考力の開発にある」の解説をとにかくご一読いただきたいと思います!


“孫子談義”の中では、この度、”質問箱・孫子塾の広場”という一般的に思
う”素朴な”兵法に関する疑問や質問を受け付けるコーナーが新たに開設され
ております。みなさんもお気軽にどしどしとご参加くださいませ!そして、
サイトを通じて塾長から孫子兵法の「直伝」を受けてみましょう!こうするこ
とでみなさんが当面している人生の問題が解決し、そして、みなさん自身が
様々なところで自分の思っていたことで成功すれば・・・とても愉快ではあり
ませんか!
本当に自己啓発の書籍はいろいろと売れています。見ていると、最近の流行で
言うとことでは”何歳”にはこうやりましょう・・・とか、この問題にはああ
したらよい・・・とか、とても論理的に聡明さを以て細かい手順と指摘角度か
ら、いろいろと分析しつつ解説されているものです。
しかし、みなさん!考えてもみてください。結論的には、それらは枝葉末節的
でもあり、局所療法的でもあり、本当にみなさんの”芯”から、”魂”から、
根本療法的、根治的な対抗策を講じて「その根を直す」ようなものはほとんど
存在していないでありましょう。
本当に行き詰まる時っていうのは、予測もしない年齢でそうなってみたり、
偶然が重なって、教えてもらったり学んできたりした「自分がそう思っている
自信」のあるはずの”手口”では通用しない・・・という「神話崩壊」=「期
待が裏切られ、基準が否定される場合」の心理的不安定性や近接未来で発生す
る敗北からの絶望的感情に心が満たされ・・・如何に対抗・対処・克服するの
か・・・ということに”当惑”するものです。
何故なら、「問題に直面して苦しんでいるのは、他ならぬ自分自身である」と
いう”特殊性”にあるからです。この特殊性を解決したければ、”普遍性”を
弁えることになるのですが、ここの方法論は書物レベルでは無理なところがあ
ります。
人間、生まれてきたからには、いつかは死ぬものです・・・が、それが如何な
る最後であろうとも笑って死にたいとは思いませんか?
失敗そのものに負けてしまい、自分をダマしてダマして、また、他人を誤魔化
して誤魔化してしていると・・・必ず自分自身にとって「積み重ねたものが帰
って来る」ことになります。問題とは自分のことであり、解決するのは他なら
ない自分自身です。要するに生きているのは自分であり、死ぬのも自分です。
この最終的な人生の決着を考えて、より良い人生の実現=成功を意志するのな
ら・・・是非とも孫子塾・通信講座( http://sonshi.jp/sub10.html )をクリ
ックして受講を申し込んで下さい!金銭的・時間的な条件はままあれども、
飛び込んで・・・兵法というもの=思考法を実際に”体験”してみることです。
本当の「自信」に到達してみてください!”一皮ムケ”た人になれますよ!。
(33)スペイン語文法入門―兵法的外国語学習への誘い―(その16)
今回は、名詞とおなじカテゴリーが適用される品詞・・・即ち、形容詞や冠詞
といったものから、数詞についての知識を仕入れて行きましょう。
数を認識することは、指で数えられる世界から、脳内で抽象的な思考が展開で
きるようになって、さらに発達して行きました。
数とは、印欧語にとっては大変重要なものとなっています。この点、日本語と
は大いに異なっていますが、これをスペイン語について”段階的”に学んで
行きたいと思います。
☆数の概念について
人間がいつごろから「数」について意識しはじめたのかは分かりません。
おそらくかなり昔からでしょう。数が分かるということとは、一体何であるの
か?それは、私がりんごを3つ手に持っていて、あなたが5つもっていた
ら...私とあなたとの間に何となく「ちがい」があるのがわかります。
要するに「数」が分かるということは・・・「ちがい」がわかることなのです。
スペイン語をはじめとした印欧語系の言語というものは、この数に関しては敏
感で、必ず名詞にも人称代名詞(私は=Iや彼は=HEなど誰がやるのかを
表現します)にも単数と複数の対立で表現しています。
「ちがい」とは・・・見えているのに、臭うのに、聞こえるのに、味がするの
に、触れているのに、五感を通じてそうなっているのに・・・「ちがい」とい
うことがわからない人もいますが・・・ここで我欲の魔が差すと「まちがい」
というゆがんだ価値観・先入観で判断してしまう・・・とか・・・香具師の口
上のようになってきましたが、それはひとまずおいて、話しを進めて行きまし
ょう・・・
とりあえず、誰でも分かりやすい”指”をつかって・・・指の数だけものを
数えることから、具体的に「数」という世界が広がってきます。そして、「数」
を知る・・・ということは、主観的にうれしいとか腹が立つとかなどの感情の
世界(観念論的・ヴァーチャル)とは別の”現実”そのままの世界(唯物論
的・リアル)を認めることでもあります。
即ち、数を知るということ・・・それは、客観的でなければわかりません。
このように、他の動物にはあまりお目に掛かれないこと=いささか賢いこと=
複雑な「数」を認識すること・・・について、それは、”人間の知能”が”発
達”して来たのだ・・・と言えるのです。そして、このように「数」を表す
言葉=「数詞」が出てきました。
☆日本語の数詞について
ここで比較の意味から、日本語における数詞について見ておきましょう。
一般には大和言葉として:
          ひ ふ み よ い む な や こ と
          1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
という数え方があり、神道での祝詞として使われているところがあります:
   ひ ふ み よ い む な や こ と   もも ち よろず
   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  百   千   萬
とりあえず、1~10まで読んでから・・・
もも→10の2乗
ち →10の3乗
よろず→10の4乗
以上のようになっています。すべて十進法になっています。
日本語は、数の考え方は、八百万の神々というように、「八」という数字を
以て、数有るなかの多くをまとめて語るようになっています。また、10(十)
は、その他の意味として、「完成」や「済」(=わたる)という意味ですから、
最後まで行ったら一桁上がり、三途の川を済って・・・三次元世界から霊界へ
行くように・・・”次元のワンランク上”に”上昇”して行くことになります。
牛若丸が京の五条の橋の上で弁慶と勝負します。弁慶は、999本目まで刀を
奪って、満願達成まではあと一本だったのでした。が、その獲得は牛若丸にや
っつけられて無理でした。
最後の一本というのが非常に難しいところであります。即ち、数字とは、この
ような「一円を笑う者は一円に泣く」というように「一つでも欠ければ、決し
て成就はしない」という厳しい性格を持っているものなのです。
日本語の数詞ですが、さらに、日本に漢字が輸入されてからは:
     いち に  さん し  ご  ろく しち はち く  じゅう
     一  二  三  四  五  六  七  八  九  十
という外来語系(漢語)が定着しました。現代でも”和・漢”二種類の数え方
を同時に使用しています。
特に日本語の数詞について面白いところは、大和言葉の数え方と漢字の数え方、
それに英語(現代は特に)の数え方を混ぜて、「語呂合わせ」ができることです。
広告などでの電話番号の語呂合わせをご覧になってください。
これは、いろいろな言葉が世界にありますが、数字を使って文が作成できるの
は、恐らく日本語ぐらいではないでしょうか?
例)   4989 四苦八苦 ・ 欲は苦 ・ 良くひらく
数字のこの語呂合わせの読み方は何通りにもできます。
ですからあまり、数字の語呂合わせにはこだわらない方がよいでしょう。
思い込むと日本語にある「言霊(ことだま)」の発想で、「その通り」の現実
化につながり結果になるかも知れません。このような日本語には日本語らしい
興味深い点をスペイン語や英語などと比較しておいてください。
☆スペイン語の数詞について
スペイン語の数詞については・・・元々、スペイン語は、印欧語に属しますの
で、じっくり語形を見ると英語と大変似ているところがあります。
スペイン語の数詞は、全て十進法で数えます。
(因みにスペインのお隣のフランス語は同じロマンス諸語にありながら基層と
してケルト語の要素があるところから二十進法をとっています。)
ア.数 詞(1~30)
(太字と斜線はアクセント符号に注意)
  1 uno   11 once   21 veintiuno
  2 dos   12 doce   22 veintido’s
  3 tres   13 trece   23 veintitre’s
  4 cuatro   14 catorce   24 veinticuatro
  5 cinco   15 quince   25 veinticinco
  6 seis   16 diecise’is   26 veintise’is
  7 siete   17 diecisiete   27 veintisiete
  8 ocho   18 dieciocho   28 veintiocho
  9 nueve   19 diecinueve   29 veintinueve
  10 diez   20 veinte   30 treinta
 21:veintiu’n 男性名詞の前ではこの形
※スペイン語の数字のパターン
  ・ 1~10:これは、何度も繰り返して覚えてください。
  ・11~15: once, doce, trece, catorce, quince で -ceで終わる。
  ・16~19: diez y seis → 10 + 幾らという言い方。
                  y = andのこと。
  ・20 : veinte
  ・21~29 : veinte y uno → 20 + 幾らという言い方。 veinti-
  ・30 : treinta
  ・30~99は、30 + 1~9と表現する。 ex. treinta y uno = 31
イ.数 詞(30~99)
 30 treinta  50 cincuenta  100 ciento
 31 treinta y uno  51 cincuenta y uno  101 ciento y uno
 32 treinta y dos   ー           110 ciento diez
 33 treinta y tres  53 cincuenta y tres  120 ciento veinte
   ー            ー            ー      
   ー          60 sesent          ー      
   ー            ー            ー      
 40 cuarenta   70 setenta  200 doscientos
 41 cuarenta y uno   80 ochenta 300 trecientos
 42 cuarenta y dos   90 noventa   400 cuatrocientos
   ー          91 noventa y uno    500 quinientos
   ー            ー            ー      
   ー            ー           600 seiscientos
 45 cuarenta y cinco  95 noventa y cinco 700 setecientos
   ー          96 noventa y seis     800 ochocientos
 46 cuarenta y siete  97 noventa y siete 900 novecientos
 49 cuarenta y nueve  99 noventa y nueve
※100は、名詞の前ではcien
ウ.数 詞(1,000以上)
スペインでは、千の区切りは”,”(カンマ)ではなく、”.”(ピリオド)を使用し
ます。(日本語では小数点と間違えるので気をつけましょう!)
そして、”mil”(千)に複数形はありません。
    1.000 mil      4.000 cuatro mil    7.000 siete mil
    2.000 dos mil    5.000 cinco mil    8.000 ocho mil
    3.000 tres mil 6.000 seis mil 9.000 nueve mil
      西暦は日本語と同じく順番に千から読んでください。
      例)
       en 1970(mil novecientos setenta): 1970 年に
       desde 1618(mil seiscientos dieciocho):1618 年から
       hasta 1648(mil seiscientos cuarenta y ocho):1648 年まで
・「万」について:
スペイン語では英語と同じく、1万の表現をするときは、「10の千」という
表現をします。
例) 一万(10.000) diez   mil (10千)
   二万(20.000) veinte mil (20千)
次に、一万三千は、「13の千」。一万五千は、「15の千」。二万四千は
「24の千」という表現になります。
例)  一万三千(13.000) trece mil     (13千)
    一万五千(15.000) quince mil     (15千)
    二万四千(24.000) veinticuatro mil  (24千)
10万になれば:今度は、「100の千」という表現になります。
例) 10万(100.000) cien mil
(cientoの-toはこの場合、語尾の一音節だけ脱落させる現象が起こります)
   20万(200.000) doscientos mil
要するに、” . ”の . (千の位のマーク!日本ならひげチョン)の
ところまでを常に”mil”と読み上げればよいのです。文の左から、その
マーク(千の位のマーク)のところまでは今までにならった1~100までの
数え方でよいのです。これは楽ではありませんか?
例) 12万(120.000) ciento veinte mil    (120千)
   29万(290.000) doscientos noventa mil (290千)
 128,472 円 ciento veintiocho mil cuatrocientos setenta y dos yenes
 297,869 円 doscientos noventa y siete mil ochocientos sesenta y nueve
       yenes
 879,785 円 ochocientos setenta y nueve mil setecientos ochenta y
       cinco yenes
スペイン語や英語は、万の数え方が難しいと感じますが、いつでも、カンマの
ところを千(mil)と読めばよいのだ・・・と心得れば読み上げるのは簡単
です。こう思えば楽になりますね。
数詞は、買い物をする時や統計の分析などを読み取る際には必須ですので、
次回の講座までの二週間かけて全部憶えてしまってください!
次回は、指示詞(これ・それ・あれ)に進んで行きます。
ここでは、名詞の性・数・格の最後の習得確認となります。
そして、12月あたりから・・・いよいよ動詞に入って行きます。
乞御期待!
(つづく)


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