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【第26講】 スペイン語文法入門―兵法的外国語学習への誘い―(その4)

time 2009/06/04

孫子塾副塾長・孫子塾関西支部長
同志社大学/京都外国語大学・スペイン語非常勤講師
米田 富彦
http://espania.okigunnji.com/2008/06/post-1.html
ようやく本講座も今月で一歳の誕生日を迎えることとなりました!
みなさんの兵法、戦略、情報の”思考”に、今までにない効き目が出るよう、
これからもあまり人がやらない楽しい話題を提供させていただきますので、
よろしくお願いいたします!
ところで、みなさんに兵法の上で「運」について少しお話しをしておきたいと
思います。
それは、「勝敗は時の運」という言葉があります。が、みなさんは「運」と
いう目には見えないけれども僥倖や天佑、努力して報われる人もいればいくら
努力しても何も無い人もいる、はては不慮の横死や中途挫折の災厄など、
墜落する飛行機から生き残る人もいれば、道を歩いていて自動車が突っ込ん
で来て死んでしまう人もいることは、現実に起こっていることで、否めない
事実であります。


それは、善人にも悪人にも、努力する人にも怠ける人にも損/得は、一切関係
なく起こっていることでもある点については、また不思議な感覚を受けるもの
と思います。
みなさんは、ここで一度考えていただきたいのですが、この「運」というの
は一体どこが原因なのでしょうか?また、それは外から来る仕方の無いもの
なのでしょうか?
「運」とは、兵法的に解釈すれば、「因果の法則」の通りであり、『孫子』
には、第四篇〈形〉にある「故善戦者、能為不可勝、不能使敵必可勝」と
云うように、突き詰めれば、生きる主体者である”己”が原因なのです。
そして、その”己”を支配するのは、実は”脳”なのです!
まさしく、仕事運、金銭運、就職運、家庭運、結婚運、恋愛運、学業運など、
色々と運の種類はあります。同じ人なら共通する先天的なものを土台として
改新し、後天的なものに臨機応変するのが兵法をやっていて興味深いところ
なのですが、”開運”とは、何も風水とか祈祷などに頼らなくても、自主的に
自分の「脳」使ってやれるものなのです!
かの武田信玄公や上杉謙信公をはじめ戦国武将は多かれ少なかれ、自分自身が
「超脳人間」であり、「活脳」の方々であり、故に「開運を司る者」(リーダー
のことです!)でもあったことを見つめ直してください。
このような奥の深い内容の「活脳教育」を分かりやすく一般の方々に実施し、
普通の脳を「開運脳」にする世にも変わった古くて新しい内容を行う機関が
「孫子塾」なのです!みなさんは、是非、
「孫子塾・通信講座」( http://sonshi.jp/sub10.html )を受講して
「超脳人間になる方法論」をマスターし、”運”を自分の手で掴んでみて
下さい!
特に女性の方など、かのアマゾネスではありませんが、「キャリアガール」
なんかよりもっと高次元の”女戦士”になりたくはありませんか?
面白いお話しですが、受講料なんぞ、将来何倍にもなって帰って来ます。
おかしな内容の国営放送の受信料を止めてみたり、変な新聞講読を止めてみ
たり、それにお上からの援助金などをプラスされるとなんと意義のある捻出
となることでしょうか・・・
では、そろそろ、面白く楽しくスペイン語講座を始めましょう!
(ここでの文法の解説には、スペイン語での用語があったりしますが、もし、
みなさんがスペインへ留学されるような場合、スペイン人がスペイン語で文法
用語を使って教えますので、その際の準備も兼ねて書いてあります。)
(26)スペイン語文法入門―兵法的外国語学習への誘い―(その4)
前回は、発音のお話しをしましたが、今回あたりから、例などは自分でも実際
に元気よく明るく声を出してみるようにしてください。その時は、スペイン人
になりすます・・・のではなく、実際にスペイン人になりきってやってみま
しょう。
ウオーミング アップで”ウオ~” 雄叫びの アドレナリンの 脳汁(ダシ)
の出るなり
以上の「祝詞(ことほぎのことば)」を開始に際して、宣りあげてみてください。
言霊の発声は済みましたか?
先ずは、日本語とは違って、スペイン語というのは:
△語末の子音は、子音のみで発音する。
例)fusil (フシール) ライフル銃  general (ヘネラール) 将軍 
colonel (コロネール) 大佐
△語頭が二重子音で始まったりします。例)の”FR-“や”GR-“の間が”FUR-”
や”GUR-“のように日本語らしくならないように発音してみてください。
例)fragata (フラガータ) フリゲート艦
  granada(グラナーダ) ザクロ、榴弾
△二重子音や三重子音が語中にあったりします。
例)castillo(カスティージョ) 城  fortaleza(フォルタレーサ) 要塞 
entrada(エントラーダ) 入口
いよいよ、スペイン語の発音・「基礎の基礎編」と参りましょう!
(先ずは、敵陣へ突入前の心の準備です。声を実際に出して自分で”納得”
してみることが大切です。)
☆スペイン語(外国語にはよくある発音のパターンですが)では:
・上で体験発音したように、語末の子音は、子音だけで発音しましょう。
また、二重子音や三重子音の存在があり、子音は、子音のみで発音します
(二重子音などは、子音と子音の間に絶対に母音が入りません)。
・子音の数が豊富で、日本語にないものがあります。これを練習して発音
出来るようにするわけです。
・それぞれのアルファベットには、決まった発音の仕方がありますので憶えて
ください。
(スペイン語では「このアルファベットは、このように読む」ということを
学ぶのです。)
☆スペイン語の音節(シラブル)について
・「母音は、一つで一音節」を構成し、「子音+母音で一音節」を構成します。
例)aereo(ア・エー・レ・オ) 航空の(4音節)
  misil(ミ・シー・ル) ミサイル(2音節・語末はLのみで発音)
・音節は、単語の中で母音を「核」として幾つかに区分しています。
例)campo (cam-po: カーム・ポ) 野原
  concentracio’n (コン・セン・トラ・シ・オーン) 集中
( el campo de concentracio’n エル・カンポ・デ・コンセントラシオーン
となると・・・かんぽの宿で精神集中するのではなく、それは「収容所」の
意味になります)
[※教養コーナー
二重母音の場合には次のような専門用語があります。
・オングライド=Onglide ( 入りわたり=ヤ・ワ行)
・オフグライド=Offglide( 出わたり=強母音+弱母音 オイ、アウ等)
の二種類がありますが、「核」になる母音に従います。また、独立している
単音(セグメントといいます)は、それに最も近い左側の音節へと従います。
そして、その別れた各音節に中の母音にアクセントが来ます。] ・音節に分けることを分節(silabificacio’n シラビフィカシオーン) と
いいます。
特に、「詩」に関しては、日本語の和歌で”五七五七七”という三十一の音節
に整えるように、外国語の「詩」でも同じことをするものなのです。よって、
大変、重要な要素です。
・これと少し違うものに「分綴(ぶんてつ)」があります。単語の綴り方です。
こちらは、文章表記法、正書法(この発音にこのアルファベットを当てると
いう単語の書き方)に関して慣習・規範に従って単語を分離して綴るときの
方法のことをいいます。
・昔の英文タイプライターの時代はこの「分綴」についての知識と実践が
要求されたのですが、いまでは、パソコン(ワードプロセッサー)が自動的に
全部タダでやってくれるようになりました。
■■ドリル■■
次の単語を発音してみましょう。
(二重子音・三重子音は、日本語のように母音が入らないように注意してくだ
さい。全部、ローマ字読みで。英語読みは止めること。スペイン語は、ほぼ
日本語の発音の仕方で今のところはよろしいです。次回ぐらいから変わります
よ!)
espada(エスパーダ) 剣(つるぎ) 
catana(カターナ) 刀(日本語より)
salida(サリーダ) 出口 
Guadalcanal(グアダルカナール) ガダルカナル島(アラビア語とラテン語の
合成語)
☆スペイン語のアクセントについて
・アクセントは、母音に来るものです。
・このアクセントの種類には:
ア)ピッチ・アクセント(高・低の移動=古典ギリシア語、日本語の関西方言)
イ)ストレス・アクセント(強・弱の強度変化=英語やスペイン語等)
などの種類があって、母音が持続する時間が拡大するという特徴があります。
・これによって心理=感情に”アピール”する場合の起伏が表されます。
・アクセントは単語に備わっているものですが、意識的に、殊更に操作するこ
とで、会話、交渉、取調べの際の供述、裁判での口頭弁論等にかなりの効果が
あります。
・アクセントの移動については、特に動詞等において、意味の違いをもたら
しますので、アクセントは、「音韻的(機能的)な面での価値」を持っている
といいます。
・スペイン語のアクセントとは、ストレス(強弱)アクセントです。
☆スペイン語のアクセント規則:
・注意しなければならないのは、アクセントがつくのは、母音以外にない
ということです。
例)”tomate”とあれば、「トマーテ」と読み、後ろから二番目の
“-MA-”のところにある母音にアクセントがおちてきます。
「トーマテ(英語的)」や「トマテー(フランス語的)」ではありません。
・上の例にある単語のように、(1)母音で終わる場合、(2)-N、
(3)-Sで終わる単語は、通常、語末から数えて「二番目の音節の母音」
に来ます。
(これをパロクシトーンといい、スペイン語やイタリア語等は、このアクセン
トのパターンを持つ言語です。スペイン語では、パロクシートナ paroxi’tona,
 エスドルーフラ esdru’jula などと呼びます。)
例)
Sevilla(セビージャ セビリア→歌劇カルメンの舞台)
Barcelona(バルセローナ バルセロナ→古のフランク族の辺境伯爵領から発達)
Granada(グラナーダ グラナダ→アラビア文化のアルハンブラ宮殿で有名)
Cartagena(カルタヘーナ カルタヘナ→新カルタゴの意味でハンニバルゆかり
の地).
・また、子音で終わるものには、語末から一番目の母音にアクセントが来ます。
ということは、子音文字の直ぐ前の母音です。(これをオクシトーンといい、
フランス語がこれに相当します。オクシートナ oxi’tona, ジャーナ llana)
例)
Valladolid(バリャドリード 語末のdは舌の位置だけつけてください。
“どー”とならないようにしましょう。バリャドリー→スペインの古都で
「エル・シッド」で有名です)
Madrid(マドリード マドリード→スペインの首都)
・単語の中にアクセント符号のついている母音のところは、強く長いめにハッ
キリと発音します。(後ろから三番目にある場合には、プロパロクシトーンと
いい、ゲルマン語系統のドイツ語や英語がこれに相当します。
プロパロクシートナ proparoxi’tona, アグーダ aguda)
例)
Co’rdoba(コールドバ コルドバ→アラビア文化の残る古都)
(※補足 それぞれの母国語からの特徴を述べると:
 英語の人:「田中さん」のことを”ミスター・ターナカ”と呼びます。
 スペイン語の人:「田中さん」のことを”セニョール・タナーカと呼びます。
 フランス語の人:「田中さん」のことを”ムシュー・タナカー と呼びます。)
・この規則以外にアクセントのある場合には、「アクセント符号」がつけられ
ます。
・アクセントのある母音は、他の母音より「強く、ハッキリと、少し長いめ」
に発音されますが、それ以外の母音は、「短く、弱く、あいまいに」発音され
ます。
・このような現象が、歴史的に語形の変化に影響してゆくのです。
・これは人間の組織でも同じことで、アクセントのある人間はやはり中心と
なって、その組織を能動的に操作してゆきますが、アクセントのない人間は、
案外、人々の印象からは外れやすく消えて行くものです。
・またアクセントの移動について注意するところは、例えて言うと次のような
ことと同じことがらです。即ち、会社の人事移動では、移動は個人が移動する
のではなく、要するに、その組織の中で組織の構成員として移動するのですか
ら、栄転だ、左遷だ、と個人の状況観察ばかりに目が行ってしまうものなので
すが、本当のところは、その”組織が移動によって変化”することを的確に
把握することが重要である・・・ということと同じなのです。
・このように、なるだけ、「語学」だけに縛られず、広く社会や人生に応用す
ることを考えてゆくと「脳の能力」も発達しますので、「言語とは、人間その
ものでもある」ということを忘れないでください。
人間の集中時間は、約45分ですが、丁度の時間になって来たと思います。
次回をお楽しみに!
将来、慣れて来たら、『孫子』スペイン語版(現在、京都外国語大学のスペイ
ン語講読の授業で行っています)を読んでみましょう。
(つづく)

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