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【第21講】スペイン語と印欧語世界について(その3)

time 2009/03/26

孫子塾副塾長・孫子塾関西支部長
同志社大学/京都外国語大学・スペイン語非常勤講師
米田 富彦
http://espania.okigunnji.com/2008/06/post-1.html
去る2月26日の第20号ですが、一度は配信されたものの、着信しなかったとこ
ろが多々あったようで、3月12日に再配信していただきました。よって、一回分
のお休みをいただいたことになりますが、何はともあれ、ドシドシと進めさせ
ていただきたいと思います。


今回の配信で判ってきたことですが、”講読者”の中に、受信する度にプロバ
イダに対してメルマガ『軍事情報』が何と「迷惑メール」である・・・という
通知を送り、”迷惑リスト”に入れることを熱心にやっている”工作員”がい
るようです。
このような妨害をする方には、「日本の嫌いな人」はともかくとして、次のよ
うなところが考えられます。特に大学教授とかの肩書きにはこだわる「スペイ
ン語屋」とか「語学屋」のたぐい・・・とかです。
即ち、かの日本イスパニ・・・やら何とか学会の理事・編集委員有志一同名で
脅迫状や怪文書を送り付けたりしていたような方あたりや・・・、スペインと
かラテンアメリカのネタで学生相手に飯を食っているような方については、
その学術的な実力面での偽りなき真相を暴露して来ています。
よって、その「恨」の精神からのリアクションなのかどうかは知りません
が・・・、「とても煙たい様子」です。また、特に、日本とスペインとの交渉
の歴史研究になって来ると、面白い話ですが、左翼史観が主流となっている時
代研究グループ(ゲルニカ、ファシズム、フランコ、スペイン内戦、国際旅団
などがキーワードです)の存在もあって、結構、戦前の日本が侵略国家であっ
たというような主張を繰り返しています。故に、さながら、このメルマガの
意見にしてみても”うっとうしい”ものがありましょう。
まだまだ同好的、閉鎖的、独占的、寡占的、既得権益維持的な世界がスペイン
やラテンアメリカを”ネタ”としている世界であることを一人でも多くの方に
知っていただき、それ故に、本当のスペインとラテンアメリカの世界を知って
いただくためにも、一人でも多くの方がこの世界に興味をもっていろいろな研
究、調査を始めていただきたいと思っております。
みなさんに孫子塾関西支部の開設について一つお知らせがあります。
支部開設が『孫子』にある「費留」(戦って勝ってもその成果を修めないこ
と⇒孫子第十二篇〈火攻〉にあります)」とならないためにも、「明主は之を
慮り、良将は之を修め」なければなりません。その条件づくりとして、固定的
な受講者数(定期出席者)をきちんと安定させることが重要であり、先ずは、
順番として”通信講座受講生”を一定数確保してから開設することにいたしま
した。
この”通信講座受講生”の中で、特に関西圏に在住している希望者の方を対象
として、2週間で一回の”ゼミナール教室”を進める方が受講者個人において
は”兵法”の実効が発揮可能となり、「他とは違う存在」、即ち、ホンモノへ
の変身(=チェンジ!)が可能になる・・・という判断です。
一人でも多くの戦士的な人材(みなさん!”ソルジャー”とは、サラリーマン
ですが、 “ウオリアー”とは、主体的な戦闘者です。むしろ、関西支部は、
この”侍=ウオリアー”育成を目指しています!)や様々な問題解決に対して
より強力で弾力性のある人になるという実益獲得を主眼としていますので、
関西支部に参加ご希望の方は、先ずは、通信講座を受講していただきたいと
思います。お申し込みは、孫子塾( http://sonshi.jp/sub10.html )から
お願いいたします。
今回は、スペイン世界の根底(彼らのものの見方と考え方の土台)を知るため
の印欧世界探索シリーズ第三回目といったところですが、特に印欧神話の実例
を挙げて解説することといたします。
この中で”イージス艦”の”イージス”という名前の由来とエピソードについ
て少し触れていますのでお楽しみにしてください。また、テーマに関する”例”
では、昔のギリシア方面が舞台ですが、ここに出てくるジョルジュ・デュメジ
ルの唱える印欧神話の構造に関する理論をかのセルバンテス著の『ドン・キホ
ーテ』の構造や他の欧米系の文学の分析に当てはめてみても興味深い(文学の
研究にも応用可)と思います。彼ら(アーリア人)のイデオロギーとか深層意
識といった興味深い点が見つけられるかもしれません。
(スペイン文学における比較神話理論の応用手段は、あるスペイン関係の研究
会で口頭発表者に対して指摘したことがあります。が、これを速攻でパクって、
他のスペイン人作家の批評に利用し、自分のオリジナルのように吹聴していた
某宗教団体系大学の教授がいました。結局、パクリだったので、それ以上のと
ころが続いていません。スペインとかラテンアメリカの研究者にはこの手の
方々=自分の力ではなく他人の知恵拝借といったエセ学者、エセ研究者が多い
ので、みなさんもその素性や本性はご注意になり、まやかされないようにして
ください。)
(21)スペイン語と印欧語世界について(その3)
ここでは、ハインリヒ・シュリーマンの『古代への情熱』(岩波文庫、新潮文
庫の二種類が手頃です。それにしても今をときめくセレブ連中とかサラリーマ
ン社長などとは金の使い方が全く違って、”人の大きさ”を感じます)や、
最近では、ブラット・ピット主演とかの映画で話題にもなった「トロイ戦争」
を例示させていただきます。
この戦争の発端は、アエギーナ島王アイアコスの子ペレウスと海の女神テティ
スの結婚披露宴に於いて、招待されなかった”争いの神エリス”が「最も美し
い女へ」と言いつつ黄金の林檎を宴席に投げ入れたことから始まります。
その黄金の林檎を受けるべき最も美しい女として、先ずゼウスの妻神ヘラ
(第一機能)、勝利の女神でアテネの守護神アテナ(第二機能)、美と愛を司
る女神アフロディテ(第三機能)が名乗りをあげました。この審判を依頼され
たゼウスは辞退し、トロイの王子パリスに委任したのでした。
(かの『フランダースの犬』に出てくるネロちゃんの大好きだったルーベンスが
「パリスの審判」
http://www.salvastyle.com/menu_baroque/rubens_paris.html
という作品を描いています。ちなみに現代もてはやされる女性の体型とは少し
異なっている点が興味深いでありましょう。)
このパリスに対し、それぞれの女神が贈り物で工作を展開するのですが、
ヘラは、アジアとヨーロッパの王権を、アテナは、戦いでの勝利を、アフロデ
ィテは、最も美しい女を・・・という具合に約束しました。
パリスは、自分が支配階級にありながら、どこがノーブレス・オブリージュな
のか・・・やはり彼は神ならぬ人間の持つ欲の悲しさか・・・(どこかの国の
与野党の政治屋たちみたいにとっても物欲主体で人間臭く、かの老子あたりか
ら「汝、足を知れ、この痴れ者」との声が聞こえそうですが)、アフロディテ
の約束を選び、最も美しい女とされる「スパルタ王の人妻」であった王妃ヘレ
ネがパリスに与えられることになったのです。そして、スパルタは、「拉致さ
れたヘレネを奪還」するために全力をあげてトロイ征伐を開始したのです。
(そもそも、自分の国の人間が他国に拉致され、奪還し、征伐しない国があり
ましょうか!一体、何のための”国”であり、何のための”政府”であるとい
うのでしょう!「大日本帝国」が1945年に終焉したのなら、「戦後日本」
(=米国属国)の終焉もそろそろでありましょう。拉致された日本人は必ず奪
還されなければなりません!ちなみに、小生の出身校である京都外国語大学大
学院外国語学部イスパニア語学科の先輩が北朝鮮に今も拉致被害者としていま
す。松木薫さんです。たとえきつい洗脳を受けて帰国の意志を失っていても、
必ず日本に連れて帰って笑顔で老後を送っていただきたいと願うのは普通の
日本人なら持っている感情というものであります。)
ここまでを整理すると、登場する女神の構造は、印欧神話の構造=トライアッ
ド(三幅対)そのものであり、パリスへの贈り物は、それぞれの女神が担うべ
き機能を”象徴”しています。パリスが選択した贈り物は、印欧神話で言うと
ころの”第三機能”に相当するものであって、本来的には、パリスの「分際を
弁えたのなら、正しい」とされるべき選択、即ち、”第一機能”を選択すれば、
トロイ戦争も起こらず、”戦略的”には全てを獲得できた・・・と考えられます。
これは、印欧神話の有する”三機能”に合わせて考えて見るとよく判ります
が、第一機能とは”戦略”であり、第二機能が”戦術(前線)”に、第三機能
が”兵站(銃後)”に重なるものとなっています。戦略なくして戦術も兵站も
存在は不可能である・・・ところを言葉を変えて教示するのがトロイ戦争の
興味深いところであると言えましょう。
現実的には、彼パリスがトロイ王国の”組織管理職”としての立場を有しなが
ら、「全く戦略の見えにくい人」であって、順序を取り違えたり、条件づくり
を怠ったり、どこかの国の政治家たちではありませんが、「戦略を見通す者で
はない、立場と条件が形骸化しているだけのリーダー」というところを暗示し
ているものです。
そして・・・斯くしてトロイ戦争が始まりますが、トロイ側にはアフロディテ
(経済)が味方し、ギリシア連合軍には、ヘラ(政治)とアテナ(軍事)が味
方しました。
戦いは十年目に入って・・・決着をつけるため、その詭計で有名な「トロイの
木馬」が出て来ますが、発案者の将軍オデュッセウスの機能としては、無から
有の知恵を出す知将であって、第一機能=戦略を担っており、ヘラとアテナの
加勢の下、作戦は成功します。
そして、トロイ側の敗因とは、政治の上では、トライアッド(三幅対)の中で
第一機能と第二機能が働かなかったことであって、これは、トロイにおける情
報機関の長官のような働きをする”ラオコーン”の事跡があったにも係わらず、
トロイは、「木馬作戦」を見破れずに、思い上がり、最後に城内へ引き入れて
しまいます。そして、戦勝記念の酒宴を催しているところを奇襲されて戦いは
終わりました。謀略とは、敵が勝ったと喜んだ時に死が訪れる・・・というの
がハイテクニックなのでしょうが、その通りになっています。
約3000年も前に戦略を暗示しているのは、誠に興味深いと言えましょう。
戦略なき国家への戒めの意味が根底に流れるのがトロイの戦役であります。
この戦いに登場するアテナ神(ローマ神話ではミネルヴァ神となります)です
が、戦略、戦術を司る”戦いの女神”です。大変美しい女神であり、武装神で
あり、処女神ですが、描かれる際には、”盾”、”兜”、”長槍”をよく身に
つけていらっしゃいます。
この中で、”神盾”(しんじゅん=アエギス。イージスは英語読み)には、
妖女・毒女・怪女・”ブス”で有名なゴルゴン(髪の毛が蛇で見ると石になっ
てしまう)の首が貼り付けられています。これはゴルゴンを征伐した勇者ペル
セウスがご加護を賜ったアテナ神に奉納したものです。海上自衛隊のイージス艦
にも何か征伐した証のものを貼り付けてやらねばならない・・・と思うのは、
茶目っ気のある日本人なら誰でも思うところでありましょう。
・印欧人の故郷とその戦闘様式について
この印欧人の発祥の地と考えられているところは、数説にも分かれています。
やはり、ドイツで国家社会主義(ナチス党)が台頭していた時には、かなり
ヨーロッパ西部あるいは、スカンディナヴィア半島がその発祥の地となってい
ました。ここから、かの”武装親衛隊”の隊員資格など大戦初期と後期でその
変化を調べてみると大変興味深いと思います。かの独ソ戦でのスペイン人義勇
兵による「青師団」(ディビシオン・アスール)にしても人種基準があって最
初から最後まで武装親衛隊では師団組織がされていません。
(ちなみに武装親衛隊という組織がドイツ人以外(?)によっても編成され、
東部戦線でのパルチザン征討作戦に従事し、村々を殲滅する行動を描いた問題
作に「炎628」というソ連映画がありました。興味のある方はDVD、タダなら
YouTubeで”Come and see”で検索して見て下さい。特に後半からラストにかけ
ての30分ぐらいは”えげつない”シーンが続きます。日本も将来、対馬とか沖
縄あたりでこんなことを決してされないようにしなくては・・・と思ってしま
う映像です。)
戦前のドイツでは・・・そのアーリア人というのは白人・金髪・碧眼・長身・
筋骨隆々というような伝説的・観念的なアーリア人のイメージが宣伝もされま
したが、人種的にも本当の姿についての決定的な説はないのが現状です。印欧
人の故郷については、現在では現ロシア領、かのスターリングラードの激戦が
展開された地方、即ち、黒海とカスピ海の間のあたりであって、ドン川とドニ
ェプル川の下流にあるステップ地域にその源を有していると考えられています。
ここから、紀元前5000年頃、第一波の民族移動として、ドナウ川流域へと移動
し始めました。紀元前4000年頃、第二波の民族移動が、今度の出発地はもう少
し東よりのコーカサス地方と考えられますが、この移動がヨーロッパ大陸の大
半を征服し、イタリア半島へも流入したと考えられています。
第一波、第二波共に原住民との間には戦闘が展開された模様で、原住民の一掃
はされていません。よって、”アマルガム”、即ち、”混交”はなかったと
考えられます。紀元前3000年頃、第三波の民族移動があり、次にはドニエスト
ル川からウラルのステップ地帯より、再度、ヨーロッパ大陸中央部へと進んで
いったと考えられています。
このうちの第二波と第三波の二つの波が西においてはギリシア系、東において
はイラン系の起源と考えられています。ということは、元々、印欧人とは、内
陸部で発生し生活圏を形成していたと考えられるのです。このことは、印欧語
族に共通する語彙の中で、親族や数詞に関しては多くの共通点があって、そこ
から比較言語学が印欧祖語というものを再構築して行くことになるのです。
が、この基本的な共通語彙の中で、「海」という語に関しては、各言語の間で
かなりの相違が見られています。
例えば:スペイン語mar,フランス語mer,ドイツ語See,英語sea,
ロシア語mor,ギリシア語thalassa(thalatta)となって
います。ここから彼らの生活圏には元々、海がなかったものと考えられます。
その理由として、もしも海に接した生活があれば、既に、印欧祖語のレベルで
大海原に関連した語彙が出現し、海、湖、池等との対象物とは明確な区分けを
する単語が現れていたものと考えられるのです。この海に相当する単語に挙げ
られているものは、本来、「水のある場所」という意味を担っていた言葉と
考えられています。
このことを裏付けるものに、ギリシア語”ikhutus”,ラテン語”pisces”というよ
うに「魚」という語に関してもバラバラであり、ラテン語”pisces”の方は、
元々、「水の流れ、急流」等を意味していた言葉から来ています。ここから、
元々、印欧人とは、内陸かつ山間部に居住していて、海というものを知らなか
ったものと考えられます。魚については、腐敗が早く、毛嫌いされていたと
考えられ、燻製・塩漬・干物等の保存加工術を編み出すか、他の共同体より
習得するかしなければ常食のメニューには上らなかったものと考えられるのです。
故に、この印欧人の祖先が居住していたと考えられる地域は、海のない内陸
部・・・ということになります。ここから、類推されるところですが、印欧人
は、遊牧生活を営み、そこに馬の存在があり、家畜の群れをコントロールしつ
つステップ地帯を色々と巡っていたものと考えられます。
これは、その日暮らしの狩猟・採集生活とは異なり、案外、組織力が必要とさ
れるものです。この組織力については、彼らの神話の構造に見られる三つの機
能の三幅対が既に立派な政治システムを証明しているものでもあります。馬が
存在し、チャリオットも発明されていたと考えられますが、これで略奪行為を
行うにしても「機動」を持たない他の共同体よりは優位に立てるようになりま
した。
この内陸での生活圏とは、戦闘においても「陸戦」が中心であったと考えられ
ます。海戦の習得や海の神の名前が出てくるのは、もう少し時代を待たねばな
らなかったと思われます。もし・・・陸戦中心に戦闘を行いますと、この機動
とも組合わさり、敵が逃げるところはこちらも同じく通ることが出来るという
原則がありますので、敵を最後まで追い詰めることが可能となり、完全征服、
即ち、殲滅か奴隷にするか、ということに障壁が出にくいと考えられます。
また、敵を放任すれば今度は陸伝いにこちらがやられる訳ですので、安心して
明日を迎えるためにも敵の殲滅の発想は妥当なこと・・・と思われます。反対
に、海浜部に生活圏を設定して、その闘争手段を考えてみますと、未知の世界
に繋がるとも思われる外洋に戦闘する場所をわざわざ設定することはないと
思われますので、1588年のスペイン無敵艦隊の敗北まで約2000年程は変わらな
かった、ブラウン・コースト・ネイヴィーのような沿岸部での船を接しての
白兵戦、あるいは、着上陸戦が「海の戦い」の主流であったと考えられます。
この海に戦いの場を設定すると、ハード面では造船術、即ち、かなりの工学的
技術力、ソフト面では、地形が不変であるのに対して、海は変化に富む故、
操船術、即ち、潮の流れの読み方と知識、潮の干満とそれを左右する月齢の
読み方、方位の掴み方等からカレンダーの設定等、かなりの緻密で専門的な
事柄が必要とされると同時に、戦闘の場が変化し、我も敵も移動しているとい
う関係上、陸戦で生起する一人残らず皆殺し式の殲滅戦思考は起こりにくいと
考えられます。
このようなところから、印欧人の戦闘様式とは、陸戦中心の構造と体系を有し
てそれらを発達させ、その生活圏を拡大させて行く中で海と出会い、海洋系の
他民族、即ち、非印欧語系先住民族と接触してからは後天的に・・・言語の
構造や神話の構造に見られる弁証法的な基礎を適用しつつ、海戦の様式を習得
し、自らがさらに展開させていったもの・・・と考えられます。
即ち、印欧人の戦闘様式については、その先天的要素としては陸戦指向であり、
その後天的要素として海戦が加わったものと考えられ、両者を総合しているの
が現在の状況であり、これを基本として空や宇宙やはたまたITの世界にまで
も、戦う可き場が出現すれば、その戦う場を適合させて行くものと考えること
が可能です。
このような事象は、特に米国ハリウッドのSF映画で、どんなに屈強で科学力
に差のある宇宙人や訳の分からないエイリアンと対決しても何とかその対抗策
を考え出して虚を突き、撃滅するタイプのものが散見される興味深い実例が
あります。
かの軍学者・兵頭二十八氏は、去る3月7日、軍学堂主催の横浜での講演会で、
SF小説の深読みと米国のDARPA(国防高等研究局)の関係について指摘されてい
ましたが、小説とは、作家の思想であることを弁えるならば、上述の印欧人の
イデオロギーと比例させつつ、「講み」、「読む」ことで、読者においては
様々な事柄が汲み出せるものと思います。
一方では、相手の成すがままに逃げ回ったり、変に譲歩したり見逃したり・・・
あるいはウルトラマンとか他人まかせにする・・・というパターンが多い日本
のSF映画とは、大変な違いを見せています。
これは、根底的な「戦闘に対するイデオロギーの差異」というべきものでしょ
うが、戦略を考える上では無視できない要素でもあります。
スペインがラテンアメリカを征服して行きますが、それは、まさしく対異文明
戦闘でありました。即ち、「戦闘イデオロギー」というか「~流の戦争方法」
が対立矛盾する話しでありますので、みなさんは、しばらくシリーズ化してい
る印欧神話、アーリア人に関する観察から、このような話しを経済とか人間関
係に置き換えて、自分の生き方に応用することを考え始めてみてください。
スペイン、ラテンアメリカの研究とは、深くアーリア人のことを知ることに
繋がっています。本当は、汲めども尽きない面白さを持っているのがスペイン、
ラテンアメリカの研究ですが、この分野への異分野、他分野からの、
あるいは、今の時点で、たとえスペイン語を知らなくとも・・・興味をお持ち
の多くの方々の”参入” を強くお勧めいたします。
次回は、スペイン世界の構成要因の基礎たる”アーリア人”の戦争方法につい
て・・・をまとめて行きたいと思います。
(つづく)

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