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兵頭二十八 「日本人が知らない 軍事学の常識」 草思社

time 2012/06/16

わたしには軍事センスがない・・・。と諦める前に!
軍事を身につけるのに、センスはほとんど必要ありません

「日本人が知らない 軍事学の常識」

あなたは軍事情勢をいまいちツカめない理由をセンスがないからだと思っていませんか?
いいえ、実は違います。

もしあなたが今こんな状況なら・・・
・軍事にかかわるニュースを見ても、その意味するところが見えない
・国政選挙の選択肢は国防・安保だが、基準となる具体的モノサシをもっていない
・米とわが国の軍事的関係がいまいちつかめない
・メディアが流すシナ、半島の軍事動向に振り回されている
・わが国の国防・安保を考えるうえで必要な知的基盤を身につけたい
この本は、あなたのための本です。

なぜならこの本には、シナ、韓国の軍事力の実際のところ、自衛隊の実力、米がわが国にどういう軍事姿勢をもっているか、靖国神社対応に代表される間接侵略への対処法といったことへの答えが書いてあるからです。

あなたは、軍事を身につけるには、プロが舌を巻くほどの該博な装備の知識、誰もが驚嘆する政治・外交の知識、周囲の人を圧倒する豊富な武の分野の経験が必要だと思っていませんか?

この本「日本人が知らない 軍事学の常識」によると、軍事が身につかない本当の理由は、実は軍事のセンスがないからではありません。
どういうことかご説明しましょう。

□軍事学は学ぶ価値がない

なぜ今の日本で軍事学を学ぶ価値がないのか?
なぜわが国で軍事学を学ぶ必要が生まれないのか?
なぜわが政府は同じ失敗を幾度も幾度も幾度も繰り返すのか?

これは、わが国民にとって永遠の問題といえます。著者の兵頭二十八は、この疑問の解明に取り組むため、本書を執筆しました。すると意外なことに、軍事にまつわる知識の多い少ないと、軍事が身につかないことの間にはほとんど関係ないことが明らかになったのです。

著者が主張しているのは、いってみればこの一言です。
「公人は公的な嘘をついたら恥じる」
これが近代社会の出発点である。ということです。

このことがわからない限り
軍事について詳しくなればなるだけ空しさが増すだけです。

兵頭さんは、わが国指導層のなかに一定以上の割合で、「何が、どの程度、危ないのか」をわかっていないために、集団としての自傷的暴走が可能となる。とします。

さらに、
<時の政権による、ある特定の誤断は、その時点の国民大多数に甚大な損失をもたらすというだけにとどまらずに、将来、その愚かしい政府が交替させられて、人々が正気を取り戻したあとになっても、とうてい回復ができないような深刻な汚損を、未来の国民に対して負わせつづける場合があります。

これも、「公人は公的な嘘をついたら恥じる」という近代世界に、私達が生きているからにほかなりません。
いったん政府が加盟した条約には、国家も国民も拘束されます。

そこから解脱しようと思ったら、世界と後世を得心させるに足るだけの理論構築と自己正当化宣伝を伴わせなければなりません。これはたいへんなエネルギーを要する作業のはずです。>(P352)
といいます。

なお、わが国の隣国(シナと半島)は
いずれも近代国家ではない「反近代儒教国家」です。

これらの国に深入りすると、わが国は内部から壊れます。
これは、過去の国史を読めばすぐわかります。

兵頭さんも、大東亜戦争の敗因の一つは
「シナ・半島への深入りによる内部腐敗が国家を内側から蝕んだ」としています。

ですので
「朝鮮とシナは、内側から国を腐らせる腐敗菌をばらまくウィルス国家である」といって差し支えないのです。

忙しくて国史を読めない・知らないとおっしゃる今のエリートさん。
無条件で兵頭さんの言に従ってください。
それだけであなたは、国賊として歴史に名を残す懸念が減るでしょう。

それでは、「日本人が知らない 軍事学の常識」の内容をご紹介しましょう。

□もくじ

はじめにー 常識が共有されれば、”脊髄反射”で大津波にも対処できる・・11

第一章 なぜ、いまの日本では軍事学など勉強する価値がないのか・・・17
 ”松下政経塾”的な”用語だけ外交”
 アメリカ発の<赤紙>が日本を動かす
 シナ・朝鮮とはなぜ距離を置くべきか
  「シナ・朝鮮には騙されない」と信じた大迂闊
  「反近代」の仲間に入って大東亜戦争に惨敗
 「一億総背番号制」が日本を守る
 旧田中派はなぜ日本の自由にとって有害だったか

第二章 アメリカ政府と米軍は、いま、何をしたがっているのか・・・39
 ハッキング犯罪が「チャイナ幻想」を終わらせた
 セキュリティ専門家は何を心配しているか
  外国からの核攻撃
  「核地雷入りの荷物便」を受け取るな
  サイバー攻撃が広域人災を起こす
  旅客機を撃墜しようとするテロ
  タンカーを奪って海上特攻する
 日本を保安官助手(デピュティ・シェリフ)にすることは諦めた
 ライバル「四軍」、それぞれの胸算用
 空軍は「おもしろくない軍隊」に変われ!
  普天間と嘉手納が統合できない本当の理由
  <将校パイロット>はロボットを目の仇にする
  軍用有人機産業はもうおしまいか
 海兵隊は対支「抑止力」にはならない
  建国の父たちの”秘蔵っ子”
  大統領は血塗れの上陸作戦を命じにくい
  海兵隊のプロパガンダ力
 陸軍は特殊部隊を中軸に再編される
  「機甲部隊派」と「特殊部隊派」のせめぎ合い
  対ゲリラ戦術の改革者・マクリスタル大将
 「第五の軍隊」、CIA
 対支戦争の主役は海軍
  「エア・シー・バトル」の隠された意図
  空母艦隊は減らすが、原子力空母の総数はそのまま
  海軍最後の有人戦闘機「F/A-18スーパーホーネット」
  最初の無人艦上攻撃機「X-47B」

第三章 日本の戦力は、いったい、ナンボのものなのか・・・117
 一国の正義を守れるのは自国の軍隊だけ
 陸軍こそ国防の「主軍」
 明治以来の北海道防衛構想
 陸軍(陸自)は何万人いれば足りるか
  戦略機動性が高いほど心強い
  動員の弾発性はROTCで実現する
 軍人の転職は三十歳がリミットか
 海軍(海自)はなぜ日本になくてはならないか
  幕藩体制に引導を渡した蒸気艦隊
  帝国海軍の整理を阻んだ「時代の精神」
  ”排日”の鬱憤晴らしをしてもらいたい
  「ソ連潜水艦狩り」で米対潜システムとリンク
  北朝鮮サマサマの「ポスト冷戦時代」
  MDと「集団的自衛権」をこじつけようとする人々
  アフリカの海賊退治に馳せ参じる
 空軍(空自)は新鋭機を愛する
  「防空」をないがしろにしたフィリピンの苦境
  ツェッペリン飛行船からB-29まで
  米ソ核軍備競争の置き土産
  「核の傘」が存在していた時期
  戦闘機は質か、量か
 なぜアメリカ政府はF-22を日本に売らないと決めたか
 F-35は最先端技術の高額な教材

第四章 北朝鮮と韓国、日本の「敵」はどっちなんだ?・・・199
 二〇一〇年の延坪島砲撃で真実がわかった
  「北朝鮮空軍は”消滅”している」
  陸軍も自主「軍縮」
  木製「アントノフ2」はすでに廃品?
 アメリカの「エア・ランド・バトル」には対抗不能
 日本への「ゲリラ・コマンドー攻撃」は政治的にあり得ない
 ポスト金正日のいくつかのシナリオ
 本気で日本と戦争したがっている韓国

第五章 シナの、何がいちばんの脅威なのか・・・217
 この憂鬱で厄介な敵の強みと弱み
  人民解放軍は党の私兵にほかならない
  近代的空間を溶解するソフト・パワー
 「一人っ子」八割で人海突撃は無理
 エリート・スパイ大学と公務員ハッカー
 盗んだエンジンでは走り出せない
 潜水艦の五分の四は稼働せず
 対艦弾道弾はおとぎ話でしかない
  南シナ海でカダフィの二の舞になるのか
  「東風21D」のひとり歩き
 台湾は誰にとって危ないのか
  ”台湾”以上の難問が山積
  「台湾侵攻作戦」ができないこれだけの理由
  ”張り子の虎”のシナ海軍
  核兵器をEMP兵器として使う
  ”密約”が尖閣防衛の障害か

第六章 ロシアが「ハードランディング」続行中の理由・・・253
 「ソ連脅威論」は有意義なフィクションだった
 シナに母屋を取られそうな兵器輸出ビジネス
 オホーツクへの国防投資宣言の背景
 北方領土は「三島で手打ち」が合理的

第七章 核攻撃と原発攻撃から国民をいかに防御できるか
 「MD(ミサイル防衛)」を「抑止力と呼ぶのは詭弁
  独「V-2」号による死者は一発で二人~五人
  「たった一つの失敗が命取り」で大丈夫か
  「トマホーク」の信頼性でさえ90パーセント
  イージス艦より安心な公共施設の「半地下壕化」
 三・一一以後、国家を麻痺させる手段は変わった
  対艦ミサイルによる「原発攻撃」というオプション
  浜岡、東海第二、柏崎刈羽原発が東京を無人の街に変える
  「沃素131」は八十日間で無力化する
 防災都市はMDよりも頼りになる
 ディーゼル・エンジンをなぜ優遇すべきか

第八章 靖国神社と「偽憲法」に正しく向き合う
 靖国で日本の政治家の力量は試される
  靖国の干渉に寛容さを示してはならない
  八月十五日に靖国神社に参拝してはいけない
 今「英霊」を網羅していない靖国神社
  毛利藩の「招魂社」思想
  神聖な空間をゆがめた小人官僚
  疑念だらけの「霊璽簿」基準
 「無名」と「不明」の大きな違い
 「八・一五」イベントの始まりは政治運動
 分祀は「侮日」を招くのみ
 「マック偽憲法」を改正するとフィクションが崩れる
 「大東亜戦争は自衛戦争だった」の嘘
 自慢にも美学あり

おわりにー 人を不幸にする閉塞感を掃除するために

などなど、日本男児、大和撫子なら知っておくべき「武」のノウハウと、第一章、第八章で記されている「近代国家の一員としてわきまえておくマナー」が盛りだくさんです。

この本を読み終わる頃には、あなたは戦後日本のおかしさを知り、得た軍事情報を最善の形で活かすことができ、明敏な洞察力を通じて多くの人に影響を与える現代の武士になっているでしょう。

それでもあなたはこう思うかもしれません。そんな理屈を言っても自分の場合は使えないんじゃないの?と。
それはあなた次第です・・・
もしあなたがどうせ自分にはできないだろうと、最初から諦めていれば何をやっても上手くいかないでしょう。

しかし、どの人も戦後日本で生まれ育っていることは同じです。違うのは環境だけです。
ですので、あなたが本気で自分を変えて、常に正鵠を射る洞察力を身につけたいと思うなら、この本の中に書いてある指摘や知識、ノウハウは宝の山に見えるでしょう。

洞察力というのは敵味方に関する情報だけではなく、それを加工する知的基盤を必要とします。ですので国防・安保に関する洞察力を磨きたい以上、組織のリーダーであろうと、主婦であろうと、学生であろうと、大企業の経営者であろうと軍事を身につけることから逃れることはできません。

たった一人のリーダーが社員全員の人生を変えることもあります。
たった一つの心構えを変えるだけで目に見えるものすべての意味が一変することもあります。
たった一つのコミュニケーションから起死回生のアイデアが生まれることもあります。

軍事を学ぶうえでの悩みのほとんどは「学ぶ必要がどこにあるのか?」です。
そして、いかなる見通しであろうとも正鵠を射た洞察力を持てるか否かの鍵を握っているのは、現在の自国を近代国家足らしめている基盤をあなたがわがものとしているか否かです。
そしてこの本は数十年にわたって7900冊以上の軍書を調査して結論を導き出した極めて中身の濃い一冊なのです。

□著者
兵頭二十八(ひょうどう・にそはち)
1960年長野市生まれ。父親は長野市消防局員だった。82年1月から84年1月まで陸上自衛隊(原隊は上富良野)に勤務。90年3月、東京工業大学理工学研究科社会工学専攻博士前期課程修了(指導教官・江藤淳)。軍事系の雑誌者編集部などを経て、95年以降はフリーの著述家。軍事学上の影響を、鳥居民氏、別宮暖朗氏、太田述正氏らの諸著作から受けている。

著書に
『日本の防衛力再考』
『パールハーバーの真実』
『「新しい戦争」を日本はどう生き抜くか』
『精解 五輪書』
『日本有事』
『ニッポン核武装再論』
『【新訳】孫子』
『予言 日支宗教戦争』
『「自衛隊」無人化計画ーあんしん・救国のミリタリー財政出動』
『近代未満の軍人たち』
『「グリーン・ミリテク」が日本を生き返らせる!』
『大日本国防史 歴代天皇戦史』
『【新訳】戦争論』
『極東日本のサバイバル武略ー中共が仕掛ける石油戦争』
『新解 函館戦争―幕末箱館の海陸戦を一日ごとに再現する』
 
ほか、多数。

ウェブサイトの「武道通信」から毎月一回「読書余論」を配信(有料)し、過去の膨大な軍事文献の要点紹介に努めつつある。http://www.budotusin.net/

今日ご紹介した本は

「日本人が知らない 軍事学の常識」
著者:兵頭二十八
発行:草思社
発行日:2012/3/26
http://okigunnji.com/s/12032628/
でした。

(エンリケ)

<追伸>
現代に求められる「文武両道」は具体的にどういうもので、いかに具体化するか?考えねばなりませんね。その参考にどうぞ
http://okigunnji.com/s/12032628/

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