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歴女が学んだホントの日韓関係

time 2010/08/28


『歴女が学んだホントの日韓関係』
著:北山京
監修:西村幸祐
発行:青林堂
発行日:2010/8/22
http://tinyurl.com/2btfkho
■ネット発の半島知識啓蒙書


本著は、半島を巡る論争に関する具体的知識を集積した読み物です。
7年前からネット上で公開されていた話題の物語『コリアン・ジェノサイダー』で、実はエンリケも読んでました。
まさか本にはなるまいと思ってましたが、激論ムックの西村幸祐さんが監修してついに書籍化されました。ネット人のひとりとして、ネット言論が本になって後世に引き継がれることが本当に嬉しいです。
通常この種の書はテーマごとに知識を整理して編集されるものですが、本著はまったく違います。
とくに注目すべき点は次だろうと思います。
1.萌え萌えの女の子(歴女)が主役で、小説仕立てとなっている意外さ
1.ネット上の日韓論争掲示板が舞台となっている身近さ
1.話の展開を整理するマンガが途中で2編収められている斬新さ
1.会話調で各知識の解説が行われているわかりやすさ
ネット掲示板上の日韓論争を通じて抽出された事実関係の細かい理解を通じ、わが国が自主自立的に半島情勢を理解把握できます。
内容面から見れば、バカな対半島姿勢を示す政治家をこれ以上出さないために必要な「わが国と半島に関わる問題についての辞書」であり、効果面から見れば「わが国民を元気にするカンフル」といえる内容です。
ネット発のホンネの言論であり、それが啓蒙の書になっているという点がきわめて重要です。一人でも多くの方に読んでいただきたい内容です。
■わが国にとっての半島
併合されてからの半島は、わが国の一部でした。
台湾もそうですね。
すなわち、大正・昭和の時代の半島は「日本」だったわけです。
このことを「併合の過程がどうのこうの」など後講釈であれやこれや言う人たちは、歴史の何たるかをまったく知らない、目の前の金がほしいか目の前のトラブルを回避したいだけのお気の毒な方といえます。
そして、はっきり申し上げて、現在の半島に、ソフト・ハード面でわが国が必要とするものは何もありません。
わが国にとってあの国・地域の重要性は唯一、「わが国の国家安全保障にとって地政学的な緊要点の一つ」ということです。
そのために必要な関係を国と国とで構築しておくことが大事だということです。
ただ、半島・大陸諸国はわが国の国民性とメンタリティが異なります。
わがほうから見ると「なぜここまでわが国に攻撃的・非反省的・侮辱的な姿勢をとるのか?」と思わせられるのが常です。こういう超攻撃的な姿勢に直面して慌てふためき、妥協に妥協を重ねてきたのが戦後日本の政治といえましょう。
(半島や支那における侮日姿勢の背後には、支那大陸で侮日攻撃を続け日支事変につなげて大成功した中共の影響も、濃厚にあると思われます)
その特徴は本著を良くご覧になればわかりますが
<日本は悪いことをした。それを認めろ>
の一点張りです。
これ以外ありません。
何年も何十年もこのことだけを大声を出して言いつづけるのです。
ですから、扱いや処分方法は想像以上に簡単です。笑
たぶんこれが共産主義プロパガンダの特徴です。
「話せばわかる」という感覚は、国家主権に関わる世界では通用しないんですね。
「話せばわかってくれる」相手は、よほどのくせものか、何の力もない無能な人物でしかありません。いかなる手段を使っても、結果をもたらしたものが勝利するというのが国家関係の冷酷な現実です。
国家観の争い事はすべて短期の問題であり、「勝ってナンボ」の世界です。
国家が争いごとを避けたり逃げたりすると、世界諸国はその国を舐めてかかるようになり、ありとあらゆる無理難題を吹っかけてくるようになります。
だからわが国も、常に勝利を目指して戦う姿勢と気構えと計画を持たねばいけません。
■危機管理の書
さてこの本は、わが国民が超攻撃的な姿勢に直面したとき、精神的余裕を持つために必要な書でもあります。この本でかかれている具体的事実の数々を知っておくことは、想像以上に重要です。
それ以上に思うのは、あらゆる非常事態に備える心構えを作るには、この書で記されているような「具体的」かつ「ミクロ」の知識を少しでもたくさん知っておくに越したことはないということです。
半島問題もそうですし、支那問題もそうですね。
個人の仕事や資産管理でもそうでしょう。
何を言われても、相手の裏が透けて見えておれば、すこしも動揺しませんよね。
その意味で、危機管理の書とも言えるでしょう。
また思うのは、
優秀な国民各位までが、怒りに任せて「相手と同レベルのことをする」方向にいってるように見えることです。実はこれは「相手の土俵に乗らされてしまった」最低最悪のケンカ手法といえます。
「相手の思う壺」なんですね。
ケンカに勝つには、ギャラリーを味方につけ、相手を自分の土俵に引きずり込まなければいけません。そういう環境を醸成することこそが、ケンカの成否の8割以上を占める最重要事です。(だから、マスコミを利用し尽くす環境作りとその計画が重要なんです)
■書籍化にあたっての編集の力を高く評価する
この種のネットコンテンツを、出版社が書籍にするというのは非常に難しいことです。
「どういう切り口でこの本を設計するか」
「どうすれば売上につながる商品になるか」
「コンテンツの何を残して何を切れば一番良いか」
などの面で、優秀な編集者の存在が不可欠といえます
本著を読み終えた今思うのは、本著の編集に当たった編集者さんは非常に優秀な方だろうということです。
特に私が感心するのは「マンガで論点整理を行った」点です。
テキスト文章でストーリーが進んでいく⇒これまでの話のキモをマンガで数ページでまとめる⇒テキスト文章でストーリーが進んでいく⇒・・・
という手法は、私が見る限り初めての手法ですし、非常に斬新で、頭に残りやすい優れたやり方と思います。マンガをテキストで整理するというのは見たことがありますが、この逆ですね。斬新です。
この種の知識啓蒙書では、今後この流れが定着してゆくかもしれません。
漫画家さんと編集さんは大変だろうかとは思いますが・・・・
■政治家の頭脳に言葉をつむがせる
非常に残念なことですが、半島エリート層には、安保・地政学的感覚を持つ現実的な人の層が厚く、この点でわが国とは比較にならない状態です。
今年の夏の首相談話なども、半島のこころある人の中では「もういらない」という人がほとんどでした。
「自国の国益が増進するから、”こんな発言はもういらない”なんて公にはいえない。でも、こういう日本政界の不用意な行為を通じて日本内での反半島感情が高まることは確実であり、今後の両国の関係を考えると不安でしかたがない」というのが彼らのホンネです。
個人レベルでの対半島・支那感情は100人いれば100通りの感覚があります。
ですから、そのレベルであれやこれや評価することが、お国にとって意味があることとは思いません。
ただ、半島を無視したわが安保確保、国家運営ができるはずもなく、半島との連携は極めて重要であります。お国のためには半島との国家間連携が必要不可欠です。
その意味からも日米同盟は必要不可欠なんですよね。
これは草の根でできることではありません。
国民としては、「半島とわが国を草の根レベルで対立構造に追い込む」謀略が完成しないよう、「わが国の安保に必要不可欠な半島が持つ地政学上の意味」を両国指導部が間違いなく共有するために必要な国民啓蒙と政治家の感覚改革が重要であると思います。
具体的に言えば、「戦後日本の異様なイデオロギーに拠らない正確な知識を国民が広く持つことを通じ、政治家の頭と心に、自国の国益を図るための言葉をつむがせること」です。
本著はその期待に見事に応えてくれるものです。
■ひとつだけ注文があります
索引がほしかったです。
これだけの内容が詰まっているのですが、検索がうまくできません。
私はポストイットで小見出しを作りましたが、索引があればいいと強く思いました。
■ゲゲゲの村上弘明さん
版元の青林堂さんは、現在放映中の自称公共放送局の朝ドラ「ゲゲゲの女房」でもたびたび登場しています。
青林堂創業者の故・長井勝一さんをモデルとしたのが、村上弘明さん演じる深沢洋一です。ドラマでは、貸し本マンガ出版社社長の戌井とならび、主人公・水木しげるさんの出世を陰で支えた重要人物として扱われています。
長井さんは、大人が読むに値するマンガ雑誌「ガロ」を世に送り出した、マンガの世界ではある意味伝説的な人です。
「ガロ」からは南伸坊さんやつげ義春さんをはじめ、たくさんの有名人が世に出ています。
青林堂さんは現在も版元として、大人が読むに堪えうるマンガの出版(『まんが古事記』など)をはじめ、オンデマンド出版、雑誌『ガロ』の出版、また『知っておきたい靖国問題』など硬派分野での出版も行っておられます。柔軟な出版姿勢と時代を見る的確な視座、優秀な編集能力を持つ版元さんといえるでしょう。
http://www.garo.co.jp/
こんな版元さんが出されたネット発の半島状況理解本。
テキストとマンガのバランスがよく、どちらもうるさくありません。
両者のコラボが抜群に仕上がっているところもオススメしたいところです。
(エンリケ航海王子)
本日紹介したのは
『歴女が学んだホントの日韓関係』
著:北山京
監修:西村幸祐
発行:青林堂
発行日:2010/8/22
http://tinyurl.com/2btfkho
でした。
■もくじ
監修者のことば  西村幸祐(評論家)
第1章 挑戦状が届いたよ
第2章 獨島は韓国名だけど、竹島は日本領です。
マンガ 「竹島」と「獨島」どちらが正しいの?
第3章 日本海の端っこで「東海」と叫ぶ
第4章 はじまりの日韓掲示板
第5章 朝鮮から日本は何を搾取しろと?
マンガ 翻訳掲示板で友好!
第6章 うりゃっ!皇民になっちゃえ♪(実際はハートです)
脚注・リンク先一覧
あとがき

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