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佐藤和男監修 世界がさばく東京裁判 ~85人の外国人識者が語る連合国批判

time 2010/07/20



『世界がさばく東京裁判 ~85人の外国人識者が語る連合国批判』
監修:佐藤和男(青山学院大学名誉教授・法学博士)
発行:明成社
発行日:2005年8月
http://tinyurl.com/2g5h85d
1995年にジュピター出版から出て、2005年に再刊されたロングセラーです。


わが国再生の核心「国民の精神復興」をはぐくむ上で緊要的に重要な書といえます。
東京裁判なるものが、いわゆる国際法上の根拠を欠いた、不正で、戦勝国の偽善的かつ恣意的な政治行動であったことについては、渡部昇一先生や田母神さんをはじめとする良心的な言論人がさまざまな形で行っています。
本著最大の特徴は、海外の識者85名による東京裁判批判を紹介している点にあります。
同種の書は、知る限りこれ以外に見当たりません。
わが国で知られているのは「パール判事」ですが、それ以外にも、東京裁判の不正・邪悪さを指摘する人々はたくさんいます。主な内容は次のとおりです。
○ ベルト・レーリンク判事(蘭)の東京裁判への総括的批判
○ 「いかさまな法手続だ」(ジョージ・ケナン米国務省政策企画部長)
○ ウィリアム・ローガン東京裁判弁護人(米)の「アメリカの戦争責任」論
○ 「山下裁判」を批判したエドウィン・O・ライシャワー元米駐日大使
○ 管轄権なき「見せ物」裁判に反対したウィリアム・ウェッブ東京裁判裁判長(濠)
○ 「インド政府はパール判決を支持する」(P・N・チョップラ インド教育省次官)
○ 「東京裁判は国際法を退歩させた」(ロバート・ハンキー元英内閣官房長官)
○ 講和会議で東京裁判を批判したラファエル・デ・ラ・コリナ駐米メキシコ大使
( http://meiseisha.com/%E5%95%86%E5%93%81%E6%A1%88%E5%86%85/%E4%B8%80%E8%88%AC%E6%9B%B8%E4%B8%80%E8%A6%A7/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%8C%E3%81%95%E3%81%B0%E3%81%8F%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E8%A3%81%E5%88%A4/ より)
名称が「裁判」とついているせいか、多くの人が、あたかも厳正な司法裁判と同様に東京裁判を錯覚しています。しかし実際は、いわゆる国際法に違反する「軍事作戦として実行された偽善的・恣意的な謀略戦の一環」に過ぎません。
すなわちこの出来事は、本質的に連合国(United Nations)の政治行動だったということです。
英国の首相だったチャーチルは東京裁判について、「これで日本は百年間は立ち直れない」といったそうですが、おそらく同情からではなく、東京裁判の意図がポロリと口からでた、ほくそえんでの言でしょう。それほど「国の歴史の断ち切り」「国民精神の破壊」は効果があります。
ここでひとつの疑問が生まれると思います。
海外の識者による東京裁判批判書を読むことが、何故あなたに必要なのでしょうか?
「欧米を敵に回してまた戦争して勝つため?」 違います
「国内の反日論者に対する理論武装をするため?」 違います
「東京裁判は、いわゆる国際法を無視して行われたリンチに相当するものだから、わが国民は、その結果がもたらした自国卑下の感情を持つ必要など毛頭ないことを、国際的な視野を通じ、あなたが幅広い視野からお子様やご家族に伝え、わが国を再生するため」です。
自国への卑下意識からの解放については、公教育の見直しだけでは実効性に欠けると私は考えています。人づくりの原点である家庭での啓蒙が不可欠です。
子供ができた段階で、すでに家庭にはテレビをはじめとする「社会を伝えるメディア」が存在していることも大きいですね。
公教育やマスコミを通じて行われているのは、日露戦争から大東亜戦争終戦までの間だけを対象とした歴史評価を通じての「悪い国日本」「悪い日本人」を印象付ける作為です。
この影響で、多くの家庭の意識はそこから大きく外れることはなくなっています。
その根こそが東京裁判にあるということです。
東京裁判が、わが国を弱体化させるためだけに、目に見えないわが国最良のものを破壊するため行われた、国際的に何ら正当性のない謀略であったことをあなたがしっかり確信、決心されたら、ご家族もふらふらしなくなってゆくと思います。
また、東京裁判への正当な評価を持つことを通じて、わが歴史への誇りを取り戻すのは、わが国弱体化工作に対処するために、あらゆる層の国民が参加できる唯一のことともいえます。
東京裁判の本質への深い理解を通じて浮かび上がってくることこそが、わが国再生にあたって最重要な核心ともいえるでしょう。
東京裁判の本質を深く理解してその呪縛から自らを解放し、「古来より受け継がれてきたわがよきもの」を再発見し、取り戻し、はぐくみ、それを後世におしみなく受け継ぐ。
そのための自信づくりのため、あなたにはぜひ読んでいただきたい一冊です。
すでにお持ちの方は、再読してください。
これからお読みになる方も、何度も何度も読み込んで、ご自分の血肉にしてください。
オススメします。
(エンリケ航海王子)
目次
序 東京裁判史観を裁判せよ   初代国際連合大使 加瀬俊一
レーリンク判事の<東京裁判>への総括的批判─はしがきに代えて 佐藤和男
第一章 知られざるアメリカ人による<東京裁判>批判
~なぜ日本だけが戦争責任を追及されるのか
第二章 戦犯裁判はいかに計画されたか
~国際法違反の占領政策
第三章 追及されなかった「連合国の戦争責任」
~裁判の名に値しない不公正な法手続
第四章 蹂躙された国際法
~国際法学者による「極東国際軍事裁判所条例」批判
第五章 <東京裁判>は、平和探求に寄与したか
~残された禍根と教訓
第六章 戦後政治の原点としての<東京裁判>批判
~独立国家日本の「もう一つの戦争史」
付録1 誤訳としての「侵略」戦争
~アグレッションの訳語には「侵攻」が適当
付録2 日本は東京裁判史観により拘束されない
~サンフランシスコ平和条約11条の正しい解釈


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