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知っておきたい!! 自衛隊100科

time 2008/01/11

『知っておきたい!! 自衛隊100科』
セキュリタリアンMOOK
防衛弘済会
2007/12/14発行

「二〇〇〇年当時になぜ出してくれなかったの??」
と思わず言ってしまいました。


メルマガを創刊した当時、「自衛隊って何?」という素人の問いに一冊で応える書籍はなかったと記憶しています
そのため、わが自衛隊を理解するための基礎知識を手に入れるのは結構大変でした。
役に立ったのは、防衛年鑑、防衛ハンドブック、自衛隊年鑑、「セキュリタリアン」等でした。しかし地元には当時大きな書店がなく、貧しかったこともあり、いずれの本も図書館に行って見たものです。
いま私の手元には、
当時、図書館に通って一生懸命書き写したノート数十冊があります。
そしてその横に、今回ご紹介する本があります。
これが七年間という年月が意味することなんだなあ、と改めて感じています。
本著は、現在のわが自衛隊に関する基礎知識を一冊の本に凝縮したもので、「わが自衛隊事典」といって差し支えない内容です。
メルマガをお読みになっておられる方の中には「大きな声ではいえませんが、実はわが自衛隊のことをあまり知りません。もっと知っておきたいです」という方も多いかと存じます。
そういう方には、基礎知識がなくても理解できる少しオシャレな教科書として役立つでしょう。「一家に一冊」ぜひ置いていただきたいですね。
副題にもあるとおり、本著は「防衛省・自衛隊の「今」を知る100項目をこの一冊に網羅」というコンセプトの下で創られています。
各項目は書き手が異なり、完全に独立しています。どの項目から読んでも構いません。
正直申し上げて、「もう一歩突っ込んで書いて欲しかったなあ」という項目はあります。しかし、お茶の間でニュースを見ているご家族が、本著の周りでわいわい言いながらわが自衛隊を話題にできる「安心感と総合性」を持つ内容に仕上がっているとの印象を持ちます。
ここまで総合的にわが自衛隊の現況把握ができる本が出たのは、本邦初と思います。資料としても大変貴重な本だと思います。
たとえば「広報・イベント」の「092 広報施設」では、陸海空の施設が見開きで一覧できます。俸給表もありますし、防衛記念賞や徽章の写真つき解説もすべて一冊の中に収められています。
こういう網羅性・総合性に基いたわが自衛隊紹介って意外にないんですよね。
読み手には実に便利です。
私は特に、「005 海上自衛隊演習」「007 実動演習と指揮所訓練」「009 日米共同訓練」「029 防衛駐在官」「033 先任伍長」「042 儀杖隊」「064 国民保護法」「067 給与と手当」「070 身だしなみ」「077 基本教練」「080 海軍カレーと肉じゃが」「083 演習場・訓練海域・空域」「086 階級」「091 制服と制帽」が印象に残っています。
なかでも訓練に関する項目は非常に有益ですね。
「064 国民保護法」も実に簡潔かつ的確に説明されており、必読だなあと感じています。
こんな風に、
あなたも必ず「あっそうそう、これこれ知りたかったんだよねえ」という項目が見つかると思いますよ。
それにしても、
わが自衛隊について知りたいと「一般の人間が」思うことをピックアップし、よくぞ100個に収め、このサイズの本にまとめたものです。
編集に当たった方はさぞや苦労されたろうと推察します。
また、先ほど「オシャレ」と書きましたとおり、本著はビジュアルが素晴らしいです。写真や図も満載です。少し大きめのサイズであることも、読み易さを後押ししています。
東京在住の方は、麻布や六本木あたりでこの本を小脇に挟んでカフェのはしご、っていうのもいいかもしれません。
この値段で本当に大丈夫なのだろうか?
と思わず心配してしまうほどです。
・これ一冊でOKという総合性
・見たい項目を自分で選べる自由度の高さ
・信頼できる執筆者の解説
という三点で、「現在の」わが自衛隊を理解したい方すべてにお薦めできます。
本著の発行元の防衛弘済会は、自衛隊の広報誌『セキュリタリアン』を製作発行していたところです。本著の作成に当たったライターとカメラマンは長年にわたって『セキュリタリアン』に関わってきたベテランの方々です。
おススメです。
今回ご紹介した本は
『知っておきたい!! 自衛隊100科』
セキュリタリアンMOOK
防衛弘済会
2007/12/14発行

でした。
(エンリケ航海王子)
目次
装備と訓練
 001 戦車
 002 護衛艦
 003 戦闘機
 など13項目
災害派遣・民生協力・国際平和協力活動
 014 災害派遣
 015 民生協力
 018 テロとの戦い
 など9項目
組織と人
 023 師団旅団
 030 地方協力本部
 037 中央即応集団
 038 特殊な部隊
 039 レンジャー
 040 水中処分員
 など22項目
教育機関
 045 防衛大学校
 046 航空学生
 など7項目
政策と運用
 052 専守防衛
 055 バッジシステム
 057 シーレーン防衛
 064 国民保護法
 など13項目
自衛隊雑学
 066 宿舎
 069 隊員食堂とPX
 079 戦闘糧食
 085 徽章
 など27項目
広報・イベント
 092 広報施設
 093 体験ツアー
 096 江田島
 など9項目
資料
 陸・海・空自衛隊の編成
 主要部隊の所在地
 タイトル索引
今回ご紹介した本は
『知っておきたい!! 自衛隊100科』
セキュリタリアンMOOK
防衛弘済会
2007/12/14発行

【080111配信 メールマガジン「軍事情報」(本の紹介) より】

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