逆・教育勅語

「教育勅語」「軍人勅諭」「御誓文(いわゆる五か条のご誓文)」について
戦後日本では一般的に「危険思想」と捉えられています。
ただその決めつけは「自分たちが信奉するイデオロギーにそぐわないから」と
いう一部の勢力のプロパガンダによるイメージ操作の結果です。
その証左に、
原文を見た多くの日本人は「どこが危険なの?」と憑き物が落ちた
表情に戻ります。
さて、新進気鋭の憲政史研究者・倉山満さんが教育勅語に関する
面白いアイデアを出されています。人間心理をうまく使っていますね。
逆・教育勅語(倉山満 『逆にしたらよくわかる教育勅語』より)
一、親に孝養をつくしてはいけません。家庭内暴力をどんどんしましょう。
二、兄弟・姉妹は仲良くしてはいけません。兄弟・姉妹は他人の始まりです。
三、夫婦は仲良くしてはいけません。じゃんじゃん浮気しましょう。
四、友達を信じて付き合ってはいけません。人を見たら泥棒と思いましょう。
五、自分の言動を慎んではいけません。噓でも何でも言った者勝ちです。
六、広く全ての人に愛の手をさしのべてはいけません。わが身が第一です。
七、職業を身につけてはなりません。いざとなれば生活保護があります。
八、知識を養い才能を伸ばしてはいけません。大事なのはゆとりです。
九、人格の向上に努めてはいけません。何をしても「個性」と言えば許されます。
十、社会のためになる仕事に励んではいけません。自分さえ良ければ良いのです。
十一、法律や規則を守り社会の秩序に従ってはいけません。自由気ままが一番です。
十二、勇気をもって国のために真心を尽くしてはいけません。国家は打倒するものです。

ちなみに、教育勅語原文はコチラです
http://www.meijijingu.or.jp/about/3-4.html