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日下公人/宮脇淳子:「日本人がつくる世界史」

time 2017/01/26

日下公人/宮脇淳子:「日本人がつくる世界史」

こんにちは。エンリケです。

今のわが国で、もっとも知的でスマートな
タブーに縛られない報道を行っているネットメディアが
「DHCシアター」です。

DHCシアターは、
百田さんも出ている「虎ノ門ニュース」や
大物言論人が一堂に集う「やらまいか」、
日本の現状把握と進むべき道のヒントをたくさん得られる
「日本出動」などなど、
知的で高級で洗練された印象を与えるホンネメディアです。

いまやマスメディアに接する時間より、
こちらのほうと多く接している人も多くなっているとか。

私エンリケも毎日見ております。

さてこの本は、そんなDHCシアターで放映された
大人気の対談番組
「日本人がつくる日本史」の内容を書き起こし、
再編集してまとめられた本です。

登場するのは
日下公人さんと宮脇淳子さん。

弊メルマガをお読みなら
ご存知の方がほとんどでしょうが、
念のため、略歴をご紹介しておきます。

—————————–

●日下公人(くさか・きみんど)
1930年兵庫県生まれ。評論家。とうきょう。大学経済学部卒業
日本長期信用銀行取締役、多摩大学大学院教授、社団法人ソフト化
経済センター理事長、東京財団会長を歴任。現在、日本財団特別顧問、
三谷産業株式会社監査役、日本ラッド株式会社監査役、
原子力安全システム研究所最高顧問。
日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには
定評がある。
著書に『「新しい日本人」が創る2015年以降』(祥伝社)、
『優位戦思考で世界に勝つ』(PHP研究所)など多数。

●宮脇淳子(みやわき・じゅんこ)
1952年和歌山県生まれ。東洋史家・博士(学術)。
京都大学文学部卒業。大阪大学大学院博士課程修了。
夫である岡田英弘・東京外国語大学名誉教授の歴史学を継承し、
従来の東洋史の枠組みを越えて、中央ユーラシアの視点に
立った遊牧民の歴史と、草原と農耕地帯を総合的に見る
中国史を研究している。
著書に『かわいそうな歴史の国の中国人』(徳間書店)、
『韓流時代劇と朝鮮史の真実』(扶桑社)

——————————-

あえてひとことでいうと、
世界史は外人が書いたものばかりだ。日本人も世界史を書こうよ。
という話でして、視点そのものが面白いですよね。

個人的に、世界はわが国より相当遅れていると思っています。
戦国時代や様々な時代を経験して今に至っているわが国は、
ぶっちぎりで世界のトップランナーで、どの国もついてくることは
いまだできていません。

ですからわが国は、他の世界がやっている低いレベルの争いを
半笑いで高みの見物してきましたが、
ちょっとそれだけではなあ、という時代に入ってきたのが
昨今ということになるでしょう。

国際的になるということは、国際社会という低レベルに
わが国のレベルを落として合わせることを意味し、正直不愉快ですし、
苦痛です。

こういう立場から世界史を書く人が出てこないものか?
なぜ主たる世界史を書くのがギリシャローマ系統、支那系統しかいないのか?
なぜ日本発の世界史を打ち出せないのか?

各種洗脳が溶け、こういう疑問を持てる人には最高の一冊となるでしょう。

対談者の日下先生は、天才といってよい方で、
目の付け所が常人と全く違います。

番組では、その日下先生にあれこれアドバイスされ、頭がパンパンになってゆく
「専門家代表」の宮脇先生の姿が可愛くて、毎週楽しみでした。

で、この本は、歴史の裏話や教養がいっぱい出てきて
読むだけでも面白い内容なんですけど、その実は、
「各分野で世界史書こうよ」という啓蒙書でして、
そのために必要な考え方や感覚を、興味深い脱線ばなしや
裏事情の実例やたとえ話などを通じて、伝えているんですね。

とはいえ、
紹介されている豆知識はあまり耳にしない内容で非常に面白く、
わが国興隆のためのさまざまな舞台で活用できます。

本著に出てくる
日本最高の知性が生み出す真のインテリジェンスは、
わが国興隆の全方面で使えます。

サロンという言葉は大嫌いですが、
本著のような話がされている知的な場所がそうなら、
入りびたりになることでしょう。

ご自分の専門分野で世界史を書くことは
日本人なら必ずできる、という感覚を与えてくれます。

この本を読んだ方の中から、
ご自分の分野の世界史をまとめ上げる方も出てくるはずです。
その日を楽しみにしています。

日本人がつくる世界史
日下公人/宮脇淳子
KADOKAWA/中経出版
2015/6/19発行

http://amzn.to/2k5HecB

エンリケ

追伸
本著のもとになった対談番組は、
DHCシアターのアーカイブで見ることができるはずです。
ググってお探しください。
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