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創刊2000年10月のメールマガジン「軍事情報」です。

原潜を保有する意義

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中共の企図している台湾侵攻の戦火は、必ず先島諸島から我国全体に及ぶでしょう。
それを阻止できるか否かは、まさに「バトル・オブ・ブリテン」(*1)の先例にあるとおり、彼我の航空優勢(*2)の如何にかかっています。侵攻側戦闘機は往復航程分だけ戦場滞空時間が少なく、防御側に比べてハンデがあります。

しかし、中共は空母保有でそのハンデを克服しようとしています。
それに効果的に対抗できるのは原潜です。

そのむかし、フォークランド紛争(*3)では、英原潜「コンカラー」がアルゼンチン巡洋艦「ヘネラル・ベルグラノ」を撃沈したことで、英国側の最も警戒した空母「ベインティシンコ・デ・マヨ」が出撃することは遂にありませんでした。
これでわかるとおり、原潜の存在はきわめて効果的なのです。

21世紀の今では、米国は中共に対してすっかり宥和的になってしまいました。核兵器を持つ中共に対して、我国はおそらく独自に対処しなくてはなりません。

核兵器以外で最も効果的な侵攻抑止戦力は原潜です。例え核魚雷や核ミサイルを積んでいなくても効き目があります。
原潜自体は大量破壊兵器ではありませんし、核拡散防止条約にも抵触しません。
非核三原則(個人的には大反対ですが)にも触れません。
しかもその抑止能力は在来型潜水艦の比ではありません。
原潜と電池潜水艦の差異は、固定翼機とヘリの違いと同様で、それぞれに捨て難い特徴がありますが、期待される役割が異なります。
わが国は原潜の保有を真剣に考えるべきだと思います。

(*1)バトル・オブ・ブリテン(英: Battle of Britain, 仏: Bataille d’Angleterre)
第二次世界大戦でのドイツ空軍とイギリス空軍の戦いのうち、ドイツによるイギリス本土上陸作戦の前哨戦としてイギリスの制空権を獲得するため行われた一連の航空戦を指す。戦略目標を達することなく独ソ戦を前にしてヒトラーによって中止された。

(*2)航空優勢
味方の航空機が大規模な攻撃を受ける事が無く、かつ敵性航空機の活動が大きく制限された状態のこと。

(*3)フォークランド紛争(フォークランドふんそう、英: Falklands War,Falklands Conflict/Crisis)
フォークランド諸島(アルゼンチン名:マルビナス諸島)の領有を巡り、1982年3月からイギリスとアルゼンチン間で3ヶ月に渡って行われた紛争。スペイン語やポルトガル語では「マルビナス戦争(西: Guerra de las Malvinas)」と表記されることが多い。



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