今は、せいぜい苦しめ

2019年6月23日

鳩山首相のことです。
発足当時に「彼は盧武鉉ソックリ」と書きましたが、ここに来てますます
その感を深くしています。
底の浅い対米対等外交を振りかざし、米韓関係を滅茶苦茶に冷え込ませた愚を再
現していますね。

首相は訪米時の初首脳会談の途中で(故意に)マスコミを中に入れられて、実質
的な話し合いが何も出来なかったようです。

また、ゲイツ米国防長官は来日の際に、防衛省の栄誉礼も大臣招宴も断りました。
これって、外交プロトコール的には握手のために指し出した手を振り払われたの
と同じことですよね。

これらの話を知って私は驚きましたが、防衛省も外務省も(そして殆どのマスコ
ミも)ことの重大さに全く気付いていない様子です。
岡田外相はノー天気にも米国へ自説を説得に行くと申し込んで、先方から皆目相
手にされていないとか。

オバマ大統領は果たして来月に予定どおり来るでしょうか?
無事に来たとして、どのような成果が出せるのでしょうか?

そして、年末の予算編成と来年の通常国会辺りから、国民は「何か少し変だぞ」
と気付き始めるのではないでしょうか。

盧武鉉は就任一年後の不正選挙弾劾可決を総選挙勝利と憲法裁判所棄却判決で
乗り切りましたが、鳩山首相の来年はどうでしょうか。

私の予想では、参院選挙で衆参の逆ねじれが起きる可能性大と思われます。さす
れば鳩山は辞めることになるでしょうが、民主党責任の政策を多少は遂行して、
失政の標本を残してからにして欲しいものだ、と考えています。(在日参政権の
ような取り返しのつかないものでは困りますが・・・)

政権が一年以内では、かつての細川内閣時代と同じく、政権党としての責任を学
ばないままに、自民党政策の破壊だけで無責任野党に戻ってしまうから、それで
は日本の将来の為にならない、と私は考えます。

今は「民主党、精々苦しめ、苦しめ」とサディスティックに観察しています。
そのうちに国民も目覚めるでしょう。

以上、ヨーソロの管見でした。

(ヨーソロ)