自衛隊ニュース

2019年2月6日

こんにちは、エンリケです。
さあ、きょうも【自衛隊ニュース】をお楽しみください。
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【国防ミニ知識】(こんな↓ミニ知識募集中。おき軍事までお知らせください)
米統合参謀本部は、統合参謀長会議に対して責任を負う機関。
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ライターの平藤清刀です。陸自を満期除隊した即応予備自衛官でもあります。
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■【軍事理解のための「3つの土台」】
1.せめてこれくらいは国民として把握しておきたい軍事の常識
⇒軍事は政治の延長線上にあるもので、決して特別なものでは
ない。だから、軍事を忌み嫌う人は、政治を正しく理解することが
出来ない。一方で、軍事を必要以上に神聖なものと捉える人も、
全体を見誤まる。
2.国民の軍事理解でイチバン欠けている部分
⇒国際政治がバランスオブパワーの関係で成り立っているという
ことを知らない。一方で、そのようなことを知らないお人好しが、
あたかも善良な人であるかのように捉えられる傾向にある。残念
ながら、現実の国際社会は単なる仲良しクラブにあらず。
3.ナゼ国民は、軍事理解に乏しいのか?
⇒自国への帰属意識が希薄であるため。守るべき対象(日本)を
感じることが出来ないのだから、軍事を理解することなど到底不可能。
国家観に対する教育を怠ってきたことのツケ。
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■【大臣会見概要】
H27.5.15 中谷防衛大臣会見概要
http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2015/05/15.html
H27.5.14 中谷防衛大臣会見概要
http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2015/05/14.html
H27.5.12 中谷防衛大臣会見概要
http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2015/05/12.html
■陸上総隊司令部の朝霞駐屯地への新編について
平成27年5月15日
防衛省
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2015/05/15b.html
 防衛省において、防衛大綱・中期防に基づき、中期防期間中に
陸上自衛隊に陸上総隊を新編することとしていますが、今般、
同司令部の配置先について、様々な観点から検討した結果、
陸上自衛隊の朝霞駐屯地が、政経中枢との一体性を維持しな
がら全国の陸自部隊を指揮統制する上で最適な候補地である
との結論を得たため、平成27年度より同駐屯地内に司令部庁
舎等を整備するための具体的な検討を開始し、平成29年度を
目途に陸上総隊司令部を新編することとしています。
【参考】中期防で陸上総隊に触れていた部分
中期防衛力整備計画(平成26年度~平成30年度)について
平成25年12月17日
国家安全保障会議決定
閣議決定
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/2014/pdf/chuki_seibi26-30.pdf
P3より。
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1 陸上自衛隊については、我が国を取り巻く安全保障環境の変化を踏まえ、
統合運用の下、作戦基本部隊(機動師団・機動旅団・機甲師団及び師団・
旅団)や各種部隊等の迅速・柔軟な全国的運用を可能とするため、各方面
総監部の指揮・管理機能を効率化・合理化するとともに、一部の方面総監
部の機能を見直し、陸上総隊を新編する。その際、中央即応集団を廃止し、
その隷下部隊を陸上総隊に編入する。
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■日米仏共同訓練の実施について
27 . 5. 12
海上幕僚監 部
(お知らせ)
海上自衛隊は、次により米海軍及び仏海軍との共同訓練を実施します。
1 期 間
平成27年5月16日(土)・17日(日)
2 訓練海域
九州西方海域
3 参加部隊
(1)海上自衛隊:輸送艦「おおすみ」、第22航空隊(SH-60J/K)
(2)米海軍、仏海軍:艦艇数隻
4 主要訓練項目
航空機相互発着艦、PHOTEX、LCAC・L-CATクロスデッキ等
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/info/news/201505/20150512-02.pdf
■日比共同訓練の実施について
27. 5. 11
海上幕僚監 部
(お知らせ)
海上自衛隊は、次のとおりフィリピン海軍水上部隊と共同訓練を実施します。
1 目 的
戦術技量の向上及び海洋安全保障分野におけるフィリピン海軍との協力関係の強化
2 期 日
平成27年5月12日(火)
3 場 所
マニラ西方海域
4 訓練統制官
海上自衛隊:第2護衛隊司令 1等海佐 柏原 正俊(かしはら まさとし)
比国海軍:「Ramon Alcaraz(ラモン アルカラス)」艦長 大佐 Juario C Marayag
5 参加規模
海上自衛隊:第2護衛隊(はるさめ、あまぎり)
比国海軍:フリゲート「Ramon Alcaraz(ラモン アルカラス)」
6 主要訓練項目
通信訓練(CUES※を使用した訓練を含む。)、戦術運動 等
※ CUES (Code for Unplanned Encounters at Sea):洋上で不慮
の遭遇をした場合の行動基準
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/info/news/201505/20150511-01.pdf
※「はるさめ」「あまぎり」は、海賊対処任務からの帰国途上訓練に参加した。
■文官と自衛官 対等に大臣補佐 改正案通過
H27.5.15の衆議院本会議で、防衛省設置法等の改正案が可決され、
参議院に送られました。
改正のポイントとして、
<大臣補佐を「軍人による軍事的補佐」「官僚による政策的補佐」並列で明記>
ばかりが取り上げられています。確かにそれは事実ですが、運用企画局なる
ヘンテコな存在が名実ともに統幕と融溶してから喜びたいと思います。
今回の改正について防衛省は、
「防衛装備庁新設」が主役と明言してます。
http://www.mod.go.jp/j/presiding/houan.html
を見ると、改正案には、
「83航空隊を廃止、第9航空団新設」も含まれてます。
(築城の304飛行隊[8空団]を那覇に移動。204飛行隊[83航空隊] と304飛行隊で第9航空団新編)

■現在海外派遣中の自衛隊部隊
★ネパール国際緊急援助隊(国際緊急援助隊法)
 ●陸:ネパール国際緊急援助援助医療援助隊
  (指揮官:1等陸佐[陸軍大佐])
 ●空:ネパール国際緊急援助空輸隊(C-130輸送機 6機)
★派遣海賊対処部隊(海賊対処法)
 ●派遣海賊対処水上部隊(21次 護衛艦2隻 指揮官:1等海佐[海軍大佐])
 ●派遣海賊対処航空隊(18次 P-3C2機 指揮官:1等海佐[海軍大佐])
 ●派遣海賊対処支援隊(3次 陸海統合部隊 指揮官:1等海佐[海軍大佐])
2014年 海賊対処レポート
http://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/pdf/siryou2/report2014.pdf
★UNMISS 国連南スーダン共和国ミッション派遣部隊(PKO法)
 ●派遣施設隊(7次 指揮官:1等陸佐[陸軍大佐])
 ●UNMISS司令部(兵站幕僚1名、情報幕僚1名、施設[工兵]幕僚1名の計3名)
http://www.mod.go.jp/js/Activity/Anti-piracy/anti-piracy.htm
http://www.mod.go.jp/js/Activity/Pko/pko_unmiss.htm
■□編集雑記
佐藤守閣下のブログ記事http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20150517/1431824597?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
に、H27.5.16開催の国防講座のことが取り上げられていました。
閣下の講座に出席するくらいの方なら、通州事件のことなど常識
だろう、と思っていましたので、ブログで書かれていたことに正直
ショックを受けました。
戦後レジームの克服は、現実的にはほぼ不可能に近い難事業だな
と改めて感じます。
だからやめる?
だからチャレンジする?
結局は覚悟の問題に尽きると思うのです。
(エンリケ航海王子)
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広く皆様のお知恵をあつめたいものと念じております。>(兵頭二十八)
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発行:おきらく軍事研究会(代表・エンリケ航海王子)
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