陸上自衛隊 中央即応集団

2019年2月6日

中央即応集団は、2007年に創設された大臣直轄の機動部隊。規模は師団レベル。
非常時に迅速に展開する機動部隊と特殊部隊を一元管理・運用すること、および、国際平和協力に関わる研究・教育訓練・指揮を行うため創設された。
中核となる司令官(陸将)及び司令官を補佐する司令部(神奈川 座間)・司令部付隊(神奈川 座間)以下、次の部隊が司令官隷下に置かれている。
なお、副司令官(いずれも陸将補)は国内担当、国外担当がひとりづつ補されている。
第1空挺団[旅団](千葉 習志野)
 わが国唯一の空挺部隊。陸自を代表する精鋭とされる
第1ヘリコプター団[旅団](千葉 木更津)
 空中機動を行う主体となる部隊。
中央即応連隊(栃木 宇都宮)
 非常時・海外派遣時の緊急展開部隊
特殊作戦群(千葉 習志野)
 陸自の特殊部隊。現代の忍者軍団。
中央特殊武器防護隊(埼玉 大宮)
 対NBC(核・生物・化学)兵器専門の化学科部隊
対特殊武器衛生隊(東京 朝霞)
 中央特殊武器防護隊と連携して方面隊を支援し、NBC兵器攻撃による傷病者の診断・治療を行う。なお、朝霞には東方総監直轄の東部方面衛生隊も所在している。
国際活動教育隊(静岡 駒門)
 陸自の国際平和協力活動等に関する教育・訓練・研究を行う部隊。陸自隊員に対し海外での活動に必要な知識や技能を教育する