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隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?

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軍事情報  (本の紹介)                11,421部
                                平成20年(2008年)9月5日
┏【目次】─────────────────────────────☆
┃  ☆ 本の紹介(『隷属国家日本の岐路~今度は中国の天領になるのか?~』)
┃  
┃  ■広告に関するご案内
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――――――――――――――――――――――――――――――――
取材・インタビュー・原稿作成・webコンテンツ用テキスト文作成・自費出版の
原稿作成支援およびアドバイス・その他《書く》ことに附帯する一切の業務に
ついて執筆活動を展開しております。     ライター・平藤清刀
E-mail hirafuji@mbr.nifty.com 
WEB http://homepage2.nifty.com/hirayan/
――――――――――――――――――――――――――――――――
平藤さんは、私エンリケがもっとも信頼するプロのライターです。
年間三十日の訓練に出頭する、即応予備自衛官でもいらっしゃいます。
ライター経験はすでに十六年を超え、雑誌「サピオ」への寄稿やご著作
『予備自衛官になる本』、弊メルマガ連載『ひらやんのブツクサ独り言』
など、さまざまな媒体での実績をお持ちです。(エンリケ)


こんにちは!!
エンリケ航海王子です。

今日も良い本を紹介できます。
感謝するばかりです。

(エンリケ航海王子)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
◎◎ 本の紹介 ◎◎
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この本で一番目を引くのは、表紙の日の丸です。表紙を開くと目に焼きつくよ
うな真紅の裏表紙と<アメリカ没落後、日本は・・・>の文字。さらにページ
を繰ると、題名と著者の名前が「ドン」と出てきます。ここにも日の丸が描か
れています。これも、本の製作者が、著者の真意を的確につかんでいる証左で
しょう。

読む前は、表紙の日の丸がかげって見えることが気になったのですが・・・


■著者は誰かといえば・・・

メルマガ「RPEジャーナル」主筆、モスクワ在住の北野幸伯さんです。

著者紹介からご経歴を引用します。

<北野幸伯(きたのよしのり)
国際関係アナリスト。ロシア在住。1970年生まれ。ロシア外務省附属モス
クワ国際関係大学(MGIMO:「卒業生の半分は外交官に、半分はKGBに」
といわれたエリート大学)卒業。政治学修士。卒業と同時にカルムイムキヤ自治
共和国大統領顧問に就任。99年に無料メールマガジン「ロシア政治経済ジャ
ーナル」を創刊。また、新潮社が出資する電子メディア、パブリッシングリン
クで「北野幸伯のぶった斬り国際情勢」を連載。2003年、プーチン大統領
の元ブレーンとともに日ロビジネスコンサルティング会社であるIMT(Inte
rnational Most Trading Ltd.)を設立。著書に『ボロボロになった覇権国家』
(風雲舎)『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす』(草思社)がある。>

初めて見た人は引いてしまうような立派な経歴ですが、ご本人は実に気さくで
「えらぶった」ところの微塵もない方です。


■本著は

本著をひとことで言えば
「米の保護は近い将来なくなります。その日に備えて国づくりをしておきまし
ょう。保護者をシナに変えることだけはないよう、気をつけましょう」という
注意喚起の書です。

重要なのは「中共」ではなく「シナ」という点です。
この点を見誤ってはいけないでしょう。

何度も読み返したいま感じるのは、「これまでの二冊とはぜんぜん違う」とい
うことです。扱うテーマが広くなったのが理由ではありません。

ひとことでいえば、読み手が養分を摂取しやすい有機性が飛躍的に増しています。
その理由は、これまでになく北野さんの姿が前面に出ていることにあります。

ふと気になって最後の著者紹介欄を見ると、顔写真も出ていましたよ。念のた
め前二作を確かめましたが、写真掲載は今回が初めてですね。思わず「はじめ
まして。いつもお世話になってます」とあいさつしてしまいました。笑

本著には、北野さんとテーマの間にある種々の距離感、緊張感を味わえるエキ
サイティングさがあります。正直言って、これまでの作品のなかではダントツ
に面白いです。

北野さんとテーマが、あるときは絡み合い、あるときは支えあい、あるときは
距離を保って見据えあっています。息遣いが聞こえてきそうな場面も多々ありま
す。

自称専門家は「自らを第三者の立場において云々」とかいいますが、そんな
へっぴり腰で国づくりの提言などできるわけありません。逃げ口上しか出てこ
ないのがオチでしょう。

北野さんの姿勢はそれとは対極にあります。

私がもっとも感銘を受けたのは、本著を通じて感じとれるその姿勢・覚悟でした。

あなたに本著を通じて会得して欲しいのは、この北野さんの姿勢です。

幸いなことに、読めば会得できます。
本というのは本当に安い。あらためてそう思います。


■ずっと指摘していた

そういえば北野さんは、ずいぶん前から「日本の自立」を口にしておられまし
た。

その背景には、すべてを米(こめではなくアメリカです)頼みでよしとしてい
るわが国エリート文化、そしてお上に盲従する世論への違和感があったのでし
ょう。また、我々が知らないような様々な事実を目にも耳にもされていたので
しょう。

その思いが、作品という形で結実したことをこころから賞賛します。

北野さんが以前から指摘されてきた「米の衰退」は、もはや誰の目にも明白に
なっています。わが国は、否応なしに一本立ちしなければならないときが、近い
将来必ずやってきます。

その際、「事大主義」(自立ではなく庇護者の保護を前提に国家の生存を図る
こと)に流される現在の風潮は極めて危険です。「仕方ないから別の大国に頼
ろう」と泥縄対処になるのが明白だからです。反米も親米も反シナも親シナも、
反共も親共も、事大主義という意味では同じことです。

戦後日本に流れる事大主義に国家が流されないためにも、一刻も早く国家は軍
事力保有を世界に明言し、亡国のわなに歯止めをかけておくことが必要だとあ
らためて感じます。政治意思のフリーハンドを確保するためには、必要な軍事
力を国家が明確な形で握っておくことが必要です。それが独立を守る根幹では
ないでしょうか。わが自衛隊も国民がそれに気付く日を首を長くして待ってい
るはずです。

同盟や安保はその次の話です。

本著で北野さんが提起されている諸問題は、今のうちに決着しておかねば後世
にツケが残ることばかりです。事大主義への警告という観点からも、本著は極
めて大きな価値を持つ気がします。


■学生時代

モスクワから世界を見ると、こうまで違って見えるのか?
と思いがちですが、実はそうではありません。

同世代の人がしてこなかった地道な努力を、外地で積み重ねてこられたんで
すよ。そのあたりのことが「教育」に関する章でさらりと記されています。

考えてみれば当たり前のことです。
人と同じ事をして人以上のことなどできるわけありません。

これだけの仕事をしてこられた北野さんが、学生時代にどれだけ濃密な経験を
現地で積まれてきたか。その一端が本著で明らかになったことは、非常に意味
あることと思いますね。

時折出てくる若き日の北野さんのエピソードは実に読み応えがあります。


■日の丸は

日の丸が少しかげって見える・・・
と最初に書きました。

実はそうではないんですね。

読み終わればお分かりになりますが、これは「日の出」を表現しています。

北野さんは本著を通じ、
「日本に元気を与え」「新たな時代に取り組む覚悟を促す」ために、
「ご自分を前面に出し」「世界のありのままの姿を伝え」ておられます。

ムギモで叩き込まれた「国家と国益観」という確固たる基礎に基く冷厳な情勢
認識。それを熱い魂を通じて発する北野さんの「悲壮感のない国家への提言」
は実に貴重です。


要するに、国際関係アナリスト・北野幸伯のエキスすべてがつまった代表作で
あり、決定版に値する本といえましょう。


余り口にしない言葉ですが、今回は声を大にして申し上げます。

「今すぐ買ってください」

オススメ×10です。


今回ご紹介したのは、

『隷属国家日本の岐路 ~今度は中国の天領になるのか?~』
著者:北野幸伯
発行:ダイヤモンド社
発行日 2008/9/4

http://tinyurl.com/6ccy4r


でした

目次

序章 
アメリカ没落後、日本は・・・
ドル体制に支えられた超赤字大国アメリカ
崩壊するドル体制
なぜ予測があたったのか
トップの依存心が国を滅ぼす
日本が自立するために

第1章 崩壊寸前の日本は大減税で復活する
1億円ためた男の末路
国家破産はあり得るか???
格差社会はアメリカ型社会
日本は国家破産寸前
万が一に備えて
日本でのレーガノミクスは亡国の道
日本がアメリカになれない絶対的理由
日本政府はグローバル化の意味をわかっていない
大減税で日本はよみがえる
大減税は下流社会を底上げする

第2章 移民労働者受け入れに反対!
新移民法の末路
少子化問題とは
少子化には法則性がある
フランス方式
サービス残業の禁止を
3K移民受け入れで起こること
移民問題が起こるプロセス
3K移民受け入れで日本に起こる問題
移民を受け入れるなら
労働人口の減少を生産性向上でカバーする
若い世代は年金をもらえない
人口が減っていいこともある

第3章 平和ボケ 外交音痴 日本の行く末
中華合衆国の誕生
外交とは何か
なぜ日本は外交音痴になったか
日本国は慈善団体
日本にとっての金儲けとは?
アジア共同体は50年早い
領土問題と安全の確保
中国は脅威か?
中国の狙いは何か
南シナ海・東シナ海は軍事的にも重要
中国の脅威に対応する外交政策

第4章 食糧危機とエネルギー危機をどう乗り切る?
二つの危機
食糧安保論と食糧自由貿易論
自給率を高める=米の需要を増やすこと
アメリカに押し付けられた食生活の変化
マクドナルドを定着させた藤田田氏の長期戦略
完全米飯給食が米の需要を引き上げる
エネルギー危機の可能性
メタンハイドレートが日本を救う
地獄へ続く道、天国へ続く道

第5章 世界一教育熱心な国 日本が失った"教育"
教育改革法がつくり出した"人材"
国の衰退は回避できるか
ユダヤの秘密は「教育」
教育熱心だった日本
日本とユダヤを支えた「教育」の中身は?
「学ぶ」ことは「覚える」こと
ロシア復活の原動力
ロシア教育の秘密
陰山メソッドに学ぶ
創造力の必要性
「仕事が面白い」から創造的になれる
倹約の大切さを教える

第6章 脱アメリカ信仰! 日本は世界から愛されている
ジャパンクールプロジェクト
アメリカ信仰への疑問
アメリカに負けつづける日本
日本を覆う罪悪感
日本人は悪い民族?
洗脳からの脱却
史上最悪の犯罪とは?
日本がアメリカと世界を支えている
日本は嫌われている?
国際貢献とはアメリカに従うこと?
日本の行くべき道
薄利多売信仰からの脱却
「認知の欲求」を満たす製品
日本でも「こだわり品」ブームが始まっている
高品質高価格が企業と社員の幸福
日本に今必要なこと

おわりに
私には夢がある


今回ご紹介したのは、

『隷属国家日本の岐路 ~今度は中国の天領になるのか?~』
著者:北野幸伯
発行:ダイヤモンド社
発行日 2008/9/4

http://tinyurl.com/6ccy4r


でした


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(投稿日:2008年9月 9日 01:59
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