戦略論大系 第11巻『ミッチェル』
折に触れて紹介している
戦略研究学会編集、芙蓉書房出版発行の
『戦略論大系』
の最新刊が出ました。
ミッチェルは米軍人で、「アメリカ航空戦略の先覚者」として有名です。
今回出版された本では、
エア・パワー国家になるためのビジョンを幅広く展開した、
最も有名な著
『空軍による防衛』(1925年)(*)
が初めて全訳されています。
(*)『空軍による防衛、近代エア・パワーの可能性と発展――経済と軍事』
Winged Defense: The Development and Possibilities of Modern Air Power-Eco
nomic and Military
内容は以下のとおりです。
(芙蓉書房出版HPより)
第一章 航空の時代
第二章 航空の指導力はアメリカに移行しつつある
第三章 アメリカ空軍は航空機が艦艇を支配することを証明する
第四章 民間航空と商業航空
第五章 我が国のエア・パワーをどのように組織すべきか? 主たる軍事力か、
それとも補助的な軍事力か?
第六章 国際軍備の変更と制限に対するエア・パワーの影響
第七章 近代航空の概観
第八章 空軍将兵の養成
第九章 パイロットのための航空機と装備品の調達
第一〇章 航空機からの防御
第一一章 結 論
【解題】ミッチェルの航空戦略とその遺産(源田 孝)
1.ミッチェルとエア・パワーの時代(エア・パワーの時代の申し子/先覚者ミッ
チェル)
2.第一次世界大戦(トレンチャードとの邂逅/イギリス空軍の独立と戦略爆撃部
隊の創設/航空作戦についての戦略論争/航空支援隊の航空作戦)
3.ミッチェルの航空戦略(第一次世界大戦の啓示/エア・パワー論/空軍万能
論/空軍の創設/民間航空と商業航空)
4.エア・パワーの啓蒙(航空路の開拓/エア・パワーの啓蒙/海軍との抗争/不
遇の時代/法廷闘争)
5.ミッチェルの遺産(ミッチェル・スクールの優等生アーノルド/戦略爆撃理論
の萌芽/エア・パワーの強化/アメリカ空軍の独立)
実はこのシリーズ、
本文も面白いんですけど、
それ以上に、担当した編者の「解題」が、毎号とても面白いんですよね。
今回担当されてる源田さんは、
航空自衛隊幹部学校の主任教官です。
(投稿日:2007年1月10日 19:31)
戦略論大系 第11巻『ミッチェル』の関連記事 楽天市場ランキングで見る
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 戦略論大系 第11巻『ミッチェル』
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://okigunnji.com/mt/mt-tb.cgi/485
