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心理戦に対処する機関

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警察は法律違反をした人・組織を捜査・摘発する集団です。
自衛隊は、国益を侵害する敵を殲滅する集団です。

折にふれ国の備えを想うとき、この2つの組織だけで果たして真の国防は達成
されるのだろうか?という疑問を感じることがあります。

自分が敵の立場に立って、日本という国を手に入れようとしたとき、ミサイル
や航空機による爆撃、部隊の上陸という手段を用いるのは「入手できる見込み
が立ってから」のように思えてならないからです。

真にある国を手に入れようとするなら、軍事行動は最後の最後までとっておく
というのが普通だと思います。

法令を遵守する普通の外国人として、その国の人に好かれるような人物をたく
さん送り込み、自国のファンをたくさん作り、一般市民としての生活を送る中
で、世論分断、自国の受け入れ態勢の完備、都市の内部破壊、国民心理に不安
を醸成させる・・・といった心理戦を実施するのが工作の9割以上を占めると
思います。

この分野で国防という観点から対応できる組織はあるのでしょうか?

危険な兆候は芽のうちに摘む必要があります。
警察はあくまでも法律違反を取り締まる機関で、公安がマークすることは可能
でしょうが、危険な兆候・発生しつつある状況を除去する機能はありません。

自衛隊の各部隊は敵軍との戦闘のために整備されている組織で、制服を着用し
戦闘を通じて敵を殲滅することがその基本任務です。国益を損なう状況を除去
する力はありますが、はっきりと敵の把握ができない限り、その力を行使する
ことはできません。

しかし、これは軍が管轄する分野になると思いますし、自衛隊もおそらくこの
種の任務が必要であることはわかっていることと思います。
が、現在、はたしてこういうマスコミ・世論対策等もできる力を持ち、具体的
任務としては茫漠としている工作の専門家が機能できる組織はあるのでしょう
か?

警察以上自衛隊未満とでもいうべき、心理戦に対応できる実力組織がわが国に
必要と思えてなりません。もしかしたら、これは民間が担う必要のある組織か
もしれない、などと思ったりもします。

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(投稿日:2004年7月19日 12:16
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