サウジがバチカンに急接近
複数の情報を総合しますと以下のとおりです。
1.アブドラ国王は三月二十五日、国営メディアを通じ、異教徒間の緊張緩和
に向け、イスラム、キリスト、ユダヤの三宗教代表による宥和会議の開催を提
唱した。
1.駐カタールバチカン大使は三月中旬、サウジとバチカンが二月頃から交渉
を始めていると述べた
1.サウジ国王が異教徒間の対話を促すのは極めて異例のことである。
1.サウジのアブドラ国王は、異教徒間の対話促進を通じて国際社会での発言
を強める意向である。
1.ローマ法皇ベネディクト十六世はイスラム諸国との宥和を通じ、支援基盤
を広げたい意向である。
⇒サウジは、イスラム教の二大聖地(メッカとマディーナ)を抱えており、イ
スラム教の守護者として特別な地位にあるとされます。
背景にあるのはまず、三月三十日に閉幕した「アラブ連盟首脳会議」(開催地:
シリア・ダマスカス)でしょうか。今回の会議にはサウジなど十一カ国が「シ
リアのレバノン大統領選に対する内政干渉」を理由に参加せず、不調の中で閉
幕して、アラブ連盟の能力低下が露わになっています。
もうひとつ、三月三十日付のイタリア紙が伝えている
「世界のイスラム教徒の数がはじめてカトリック信者を上回った」
ことも気になりますよね。
それによれば、現存する資料で推定する限り、イスラム教徒の数がカトリック
信者の数を上回ったのは史上初めてなんだそうです。二〇〇六年時、イスラム
教徒は世界人口の19.2%、カトリックが17.4%、キリスト教全体(プロテスタ
ントやギリシャ正教などを含める)では約33%となっています。
キリスト教全体でいうと、まだイスラム教徒より数が多いですね。
イスラム教徒のほうが出生率が高いことが背景のようです。
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(投稿日:2008年3月25日 20:25)
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